2005年2月1日、会社帰りにおひとり、
109シネマズみなとみらいにて、21時10分の回を観賞しました。
感想を一言で言うと、
セットや衣装等、とっても丁寧に作り込まれた、
歌だけでお話が展開していく、
よく出来たミュージカル映画でした。
観賞後、きっと舞台を観たくなると思います。
映画を観たなって言うより、舞台を観たなって印象で、
チョット高尚な気持ちで帰れると思います。
舞台版は観たことないのですが、
セットの制限等、舞台では描き切れないであろう、
想像で補う部分が、しっかり映像化されていたように思えます。
最近のミュージカル映画は、
まんまミュージカルというよりも、
映画向けに観やすく工夫を凝らして構成されることが、
わりと多い気がしますが、
この作品は、チョットした工夫がありつつも、
ほぼ、まんまミュージカルでした。
ミュージカルの録画映像を観てるかのような。
ただ、そうしてまんまミュージカルな割には、
人物のアップが多くて、体全体の動きが見られず、
映画におけるアップな構図があまり好きでない私的には、
少し残念な場面が多々ありました。。。
なので、余計に舞台を観たくなるのかもしれません。
音楽的には、重厚で聴き応えはあるんで浮けど、
デーン、デデデデデーン、っていう、
例のテーマ曲があまりに印象的過ぎて、
その他の楽曲の輝きがくすんでしまっているのが残念ですが、
どれも聴きやすく、台詞が自然と入ってくる、
いい楽曲群だったと思います。
物語的には、わかりやすい三角関係で、
ある一部の層を除いては、普通に楽しめると思います。
私は一部の層に該当してしまいましたが。。。
なので、この先は個人的な私怨になってしまいます。
あまり参考にすることはないと思います。
ネタバレると、ひとりの女性に恋した、
人がおののく醜い顔のせいで地下に潜むオペラ座の怪人が、
女性に顔を見せず、声だけで陰ながら歌を教えて、
女性が美しい歌声を持つ。
女性は怪人とは知らず、
その声の主を音楽の天使として慕う。
しかし女性が幼い頃、互いに恋心を抱いてた、
イケメン子爵が現れて、互いにまた恋に落ちて、
女性は、音楽の天使たる怪人の歌声を慕うものの、
その醜い顔を見て恐怖を感じ、
イケメンの元へ向かい、愛を誓い合い、
怪人は嫉妬に狂い。。。
というお話。
おいおい、結局は見た目かよ、みたいな、
そういう印象を受けてしまいました。
確かに、怪人の行動が常軌を逸してて、
女性を地下に幽閉しようとか酷いこともしてるので、
恐怖を抱くことは仕方ない気もしますが、
それにしても、女性の身勝手さが目につき過ぎです。。。
てか、怪人の怒り方が理解できないくらい暴走するのに、
最後の最後、美男美女カップルを追いつめたところで、
女性に「醜いのは顔でなく、あなたの心よ」とか、
日の光の下で生きて人だからこそな正論言われたとき、
歪んだ心の怪人が最も怒るべき言葉であるはずなのに、
あんまり逆上しないんです。
で、女性にキスされて全て許しちゃうっていう。
どうした腰抜けが、って感じですよ。
美しいものが全て正しいっていうのは、
うんざりですよ。。。
私が思いつめるくらい好きな女性にキスされても、、、
あ、されたら許すかも。
けど、醜かったり、どこかに障害を持ってたり、
そういう違う環境で生きてきた人の立場をまるで無視した、
あくまでお話上の、コンプレックス持ってない人側の正論で、
狂気に満ちた怪人を納得させるだなんて。。。
改めて、人は決して分かり合えないんだな、と思いつつ、
人間が持つ中で最も役に立つ才能は、
やっぱり、外見だな、と思えた瞬間でした。
美しいことが必ずしも正しくはない、
ブサイク賛歌な『シュレック』シリーズの方がいいです。
ということで、醜く、なにかコンプレックスがあり、
彼女のいない、フラれっぱなしの男がひとりで観ると、
怪人に感情移入してしまい、嫌な気持ちになること請け合いです。
それ以外の方、幸せなカップルさんや全ての女性、
あとフった経験のあるイケメンさんは、
三角関係に揺れる女性か、イケメン子爵に感情移入できると思いますので、
心から楽しめるミュージカル映画だと思います。
恋や愛の強さを知って、
互いの気持ちがまた燃え上がるかと思います。
ホントは作品として問題はないんですけどね、
今回の感想は、全て私の醜い姿、醜い心が悪いのです。。。
デーン、デデデデデーン♪
109シネマズみなとみらいにて、21時10分の回を観賞しました。
感想を一言で言うと、
セットや衣装等、とっても丁寧に作り込まれた、
歌だけでお話が展開していく、
よく出来たミュージカル映画でした。
観賞後、きっと舞台を観たくなると思います。
映画を観たなって言うより、舞台を観たなって印象で、
チョット高尚な気持ちで帰れると思います。
舞台版は観たことないのですが、
セットの制限等、舞台では描き切れないであろう、
想像で補う部分が、しっかり映像化されていたように思えます。
最近のミュージカル映画は、
まんまミュージカルというよりも、
映画向けに観やすく工夫を凝らして構成されることが、
わりと多い気がしますが、
この作品は、チョットした工夫がありつつも、
ほぼ、まんまミュージカルでした。
ミュージカルの録画映像を観てるかのような。
ただ、そうしてまんまミュージカルな割には、
人物のアップが多くて、体全体の動きが見られず、
映画におけるアップな構図があまり好きでない私的には、
少し残念な場面が多々ありました。。。
なので、余計に舞台を観たくなるのかもしれません。
音楽的には、重厚で聴き応えはあるんで浮けど、
デーン、デデデデデーン、っていう、
例のテーマ曲があまりに印象的過ぎて、
その他の楽曲の輝きがくすんでしまっているのが残念ですが、
どれも聴きやすく、台詞が自然と入ってくる、
いい楽曲群だったと思います。
物語的には、わかりやすい三角関係で、
ある一部の層を除いては、普通に楽しめると思います。
私は一部の層に該当してしまいましたが。。。
なので、この先は個人的な私怨になってしまいます。
あまり参考にすることはないと思います。
ネタバレると、ひとりの女性に恋した、
人がおののく醜い顔のせいで地下に潜むオペラ座の怪人が、
女性に顔を見せず、声だけで陰ながら歌を教えて、
女性が美しい歌声を持つ。
女性は怪人とは知らず、
その声の主を音楽の天使として慕う。
しかし女性が幼い頃、互いに恋心を抱いてた、
イケメン子爵が現れて、互いにまた恋に落ちて、
女性は、音楽の天使たる怪人の歌声を慕うものの、
その醜い顔を見て恐怖を感じ、
イケメンの元へ向かい、愛を誓い合い、
怪人は嫉妬に狂い。。。
というお話。
おいおい、結局は見た目かよ、みたいな、
そういう印象を受けてしまいました。
確かに、怪人の行動が常軌を逸してて、
女性を地下に幽閉しようとか酷いこともしてるので、
恐怖を抱くことは仕方ない気もしますが、
それにしても、女性の身勝手さが目につき過ぎです。。。
てか、怪人の怒り方が理解できないくらい暴走するのに、
最後の最後、美男美女カップルを追いつめたところで、
女性に「醜いのは顔でなく、あなたの心よ」とか、
日の光の下で生きて人だからこそな正論言われたとき、
歪んだ心の怪人が最も怒るべき言葉であるはずなのに、
あんまり逆上しないんです。
で、女性にキスされて全て許しちゃうっていう。
どうした腰抜けが、って感じですよ。
美しいものが全て正しいっていうのは、
うんざりですよ。。。
私が思いつめるくらい好きな女性にキスされても、、、
あ、されたら許すかも。
けど、醜かったり、どこかに障害を持ってたり、
そういう違う環境で生きてきた人の立場をまるで無視した、
あくまでお話上の、コンプレックス持ってない人側の正論で、
狂気に満ちた怪人を納得させるだなんて。。。
改めて、人は決して分かり合えないんだな、と思いつつ、
人間が持つ中で最も役に立つ才能は、
やっぱり、外見だな、と思えた瞬間でした。
美しいことが必ずしも正しくはない、
ブサイク賛歌な『シュレック』シリーズの方がいいです。
ということで、醜く、なにかコンプレックスがあり、
彼女のいない、フラれっぱなしの男がひとりで観ると、
怪人に感情移入してしまい、嫌な気持ちになること請け合いです。
それ以外の方、幸せなカップルさんや全ての女性、
あとフった経験のあるイケメンさんは、
三角関係に揺れる女性か、イケメン子爵に感情移入できると思いますので、
心から楽しめるミュージカル映画だと思います。
恋や愛の強さを知って、
互いの気持ちがまた燃え上がるかと思います。
ホントは作品として問題はないんですけどね、
今回の感想は、全て私の醜い姿、醜い心が悪いのです。。。
デーン、デデデデデーン♪
映像と音楽はよかったですね!
確かにストーリーのほうは
同じようなことを感じました。
ヒロインが八方美人的な感じがしましたねー。
でも楽しめました。
私怨さえ入らなければ、
映像も音楽も全編に渡って楽しめる、
ステキな作品だと思いました。
しかしなぜ、ああいう女性像を描きたがる人が、
世の中には多いんだろう。。。
楽しみになりました!
正直マスカレードだけで1本観たいくらいでした(笑)
感想としてはミュージカルだけで充分。ストーリー要らないや、と。
これ、映画館で観るのとDVDなんかじゃだいぶ印象違うんじゃないかなー。
私も内容は知りませんでした。
てか、実は私の解釈は正しくないかも、
とか思ったりもするので、
真っ白な気持ちで楽しんでください。
舞台観た気分になれていいですよ。
>まわる@さん
はじめまして。
ミュージカルのウリって、ストーリーよりも、
いかにステキな歌を聴かせて見せるか、
ってとこだと思うので、楽曲、衣装、セット、
そしてキャストがどうかにかかってる気がしちゃいます。
DVDで観ると、小さくまとまっちゃうと思います。
というか、映画は映画館で観るべきものなので、
DVDで観た場合は感想を書かない、
とか、めんどくさい決まりをつくってます。