2006年04月06日、会社帰りおひとり、
チネチッタさんにて、19時30分の回を観賞しました。
感想を一言で言うと、
直接的な描写を避け、空、日常、声、仕草などなどで、
登場人物たちの心情を抽象的に丁寧に優しく表現した、
まさに日本映画らしい日本映画でした。
17歳の頃と34歳の頃、前半後半とふたつのお話があるわけですが、
特に17歳の頃が素晴らしいです。こちらが照れるくらい初々し過ぎます。
告白する直前にある、
言い出したいけど言い出せない、聞き出したいけど聞き出せない、
言葉には出来ない、あの独特の空気が作品に溶け込んでいます。
こんなにも観ていて、もどかしくなる作品は、
なかなかないのではないでしょうか。
告白するかしないかの時間がとても長く感じられ、
心をギューッと締め付け、言葉にならないあ゛ーって気持ちになります。
好きな人に好きと告げることに苦労した照れ屋で、
大胆に告白とか、ナンパとかが出来ない人ほど、
そのあ゛ーという気持ちに締め付けられることでしょう。
自分の経験した過去の恋愛とだぶらせて、あ゛ーって胸に。
こうした多くを語らずとも伝わる、静かで優しい作品に出会えると、
この感覚をわかり合える日本人でよかったな、とか思います。
心に染みる、いい作品でした。
チネチッタさんにて、19時30分の回を観賞しました。
感想を一言で言うと、
直接的な描写を避け、空、日常、声、仕草などなどで、
登場人物たちの心情を抽象的に丁寧に優しく表現した、
まさに日本映画らしい日本映画でした。
17歳の頃と34歳の頃、前半後半とふたつのお話があるわけですが、
特に17歳の頃が素晴らしいです。こちらが照れるくらい初々し過ぎます。
告白する直前にある、
言い出したいけど言い出せない、聞き出したいけど聞き出せない、
言葉には出来ない、あの独特の空気が作品に溶け込んでいます。
こんなにも観ていて、もどかしくなる作品は、
なかなかないのではないでしょうか。
告白するかしないかの時間がとても長く感じられ、
心をギューッと締め付け、言葉にならないあ゛ーって気持ちになります。
好きな人に好きと告げることに苦労した照れ屋で、
大胆に告白とか、ナンパとかが出来ない人ほど、
そのあ゛ーという気持ちに締め付けられることでしょう。
自分の経験した過去の恋愛とだぶらせて、あ゛ーって胸に。
こうした多くを語らずとも伝わる、静かで優しい作品に出会えると、
この感覚をわかり合える日本人でよかったな、とか思います。
心に染みる、いい作品でした。
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