Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想:2015年09月まとめ(20本)

2015年10月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『ジュラシック・ワールド』を4DX吹替観賞。

素晴らしい!4DXならではの、その場にいるような臨場感、一体感が作品にピッタリとハマっていて!恐竜に出会う楽しさが襲われて恐怖に変わる、アトラクション的な面白さが何倍にも感じられた!そこに愛情や思い出も入り交じって、体も心も揺れまくり!

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『ヴィンセントが教えてくれたこと』を観賞。

素晴らしい。最低だけど憎み切れない、ぶっきらぼうでひねくれた主人公に、本当に生きているような人間らしさがあるのがとってもステキ。垣根をつくらない子供の視点だからこそな、言葉を超えて行間を読ませる流れも相まって、自然と涙がこぼれ落ちていた。

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『Dearダニー 君へのうた』を観賞。

面白い。名声だけを得たロックスターが、昔受け取れなかったジョン・レノンからの手紙を読んで人生を見つめ直す。物語的な流れの良さよりも、人間らしい不格好さを見せてくれるので、語らない想いまで心に響いた。レノンの楽曲が随所に使われているのもステキ。

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『ロマンス』を観賞。

面白い。こんな人いる…どころか、自分でも同じことを言ってしまいそうなくらい、日常的で自然な言葉遣いで行われる男女の滑稽なやりとりが、絶妙な可笑しさで、とっても心地良い。ゆるい箱根の旅を楽しむ中で、過去や現実と向き合って、ほんの少し先に進む。晴れやかさがステキ。

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『ピース オブ ケイク』を観賞。

面白い。恋愛の中で複雑な感情を抱いてしまう、人間らしさが手触りのする感覚で描かれているのがとってもステキ。言葉と裏腹な態度、気持ちがこじれて伝えられないもどかしさ。片想いだからこそな切なさも両想いだからこそな不安も、どちらもしっかりと伝わってきた。

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『天空の蜂』を観賞。

面白い。先が読めないミステリーとしてももちろん、アクション部分もしっかりとドキドキすることができるのがステキ。扱いが難しい題材ながら、どちらにも寄らず人を中心に描いており。周囲の登場人物達に少し過剰な遊びがありつつも、ひとつの作品として上手くまとめられている。

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『キングスマン』を観賞。

面白い。キャラの立ちまくっている紳士なスパイや悪役たちが、世界を股にかけ、荒唐無稽な物語を繰り広げていく楽しさ。そして良い影響を受けて成長していく主人公。スピード感のある早回しアクションは、悪趣味な描写もあれど、爽快感たっぷり。いきな小道具の数々もステキ。

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『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』を観賞。

面白い。最初から最後まで笑顔のままに楽しめた。場面場面の後ろ側でいちいち笑わせにきているのがとってもステキ。全体の間が心地良く、場が温まり続けていた。本編も短編の積み重ねに留まらず、お話として綺麗にまとまっているのがいい。

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『ピクセル』を2D字幕観賞。

面白い。ビデオゲームに留まらず、80年代文化をたっぷり盛り込んで、大きなお友達を活躍させていく展開はステキ。家族向けに描きながらラブコメが濃い目な点や、ゲーマーらしい活躍なのかどうか疑問な点も少しりつつ、立体化したピクセルキャラ達がPOPで愛らしい。

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『カルフォルニア・ダウン』を3D字幕観賞。

面白い。地震と津波による想像以上の崩壊ぶりに、ただ驚くばかり。無力さを突きつけられる大規模な自然災害に対し、人間の持つ強さ、底力を見せる主人公達。気を緩める暇なく何度も訪れる危機を、助け合って生き抜こうとするその姿に、拳を握り締めていた。

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『わたしに会うまでの1600キロ』を観賞。

面白い。孤独な旅路の中、過去の出来事が断片的に、時に音楽と共に思い出される、物語るには欠落の多い描写が、とっても人間的で現実的に感じられた。主人公の歩みを肌感覚で追体験することができるので、ふと自分自身を振り返り、向き合ってしまうことも。

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『ピエロがお前を嘲笑う』を観賞。

素晴らしい。謎があればあると思うほどに引っかかってしまいそうな、描写の上手さにすっかりと騙された。触れられない些細なところにまで、観客向けの仕掛けを散りばめているのがステキ。観賞後に残る、心地良い清々しさが大好き。電子空間の魅せ方にもセンスがある。

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『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』を観賞。

面白い。境遇の悪さから素行不良を重ねてしまう主人公が、少年合唱団の中に居場所を見つけ、問題を起こしながらも、頑張る喜びを知る、確かな成長が描かれている。本質を見てくれている周囲の大人達もステキ。美しい天使の歌声は、劇場で体感してこそ。

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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』をIMAX観賞。

巨人に襲われる恐怖は前編で一段落させて、謎の解明や思想の吐露など、SF色を入れながらの舞台演劇要素が台詞に演出に、より大きくなり。それはそれで面白いつくりに。1本でテンポ良く見たかったとも。

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『心が叫びたがってるんだ。』を観賞。

素晴らしい。要所要所に生々しさのある脚本と、心の機微を浮かび上がらせる丁寧な演出の調和がとってもステキ。人と人の間で交錯する想い、言葉にした重さとしない重さに、胸が騒ぎ続けた。物語の綺麗さよりも、回り道もある青春の日々を描いた潔さに懐かしさも。

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『アントマン』を2D字幕観賞。

素晴らしい。マーベル映画が深刻になってきている中、お気楽なヒーロー誕生モノを見せてくれたのが、とってもステキ。たくさんの笑いも交えながら、自然に必然を描いていく展開が心地良く、小さな世界で描かれるアクションも、3Dで体験し直したいくらいに楽しかった!

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『ヒロイン失格』を観賞。

面白い。マンガ原作らしさを色濃く出して、ベタが過ぎるほどのギャグを入れまくったコメディ作品として振り切りつつ、イケメンの優しさにときめきまくれるラブコメ作品として輝きを放っており。誰もが笑顔で楽しめるよう、全体にわかりやすくまとめているのがとってもステキ。

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『クーデター』を観賞。

面白い。初めて訪れた言葉も通じない異国の地、幼子連れの平凡な4人家族という無力以下の危うい構成で、明確な意志のある集団に命を狙われ続ける、ヤバさしか感じられない逃亡劇から目が離せなかった。一時の安らぎに、カリスマ性を持ったカッコ良さを魅せてくれるのもステキ。

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『恋人まで1%』を観賞。

面白い。残念な男同士の友情、必要のない意地の張り合いが巻き起こしてしまう、ややこしい恋愛のもつれ。笑いながらサラッと楽しめる、男子視点の軽いラブコメぶりがいい。ヒロインをはじめ、恋する女性の表情がキラキラ輝いて感じられるくらい、かわいいのがとってもステキ。

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『アンフェア the end』を観賞。

面白い。歴代の作品を観たことがなかったものの、雰囲気で伝わるようにはなっており、主人公の魅力が物語を引っ張っていく。何重にも重なる裏切りから、誰を信じていいのかわからなくなり、観賞後に各場面を振り返りたくなるくらい。歴代の作品も観たくなった。

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『チャンス商会 ~初恋を探して~』を観賞。

面白い。前半のおおらかなドタバタコメディが、後半にしっとりと染みてくるのがステキ。要所要所の違和感が納得感をつくりだしており、丁寧に描いた場面も説明的過ぎず、しっかりと行間を楽しめるようになっている。悪意のない登場人物たちが誰も愛らしい。

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※映画館で観賞したもののみ。


音楽生感想:2015年09月まとめ

2015年10月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

Beach Houseさん「Depression Cherry」を聴く。(アルバム)

電子音と歌声でやわらかく包み込んでくれる、体も心もたゆたう浮遊感がたまらない。アルバム全体で1つの空間をつくってくれている。穏やかながら飽きることのない楽しさ、手触りのする夢を肌で感じさせてくれるのがステキ。

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Foalsさん「What Went Down」を聴く。(アルバム)

自分達の音を確立したカッコ良さ、意思を感じる1枚の完成品に、ただただ聴き惚れる。体に響く重さと研ぎ澄ました鋭さを持ちながら、程良い軽さと遊びも散らばっていて、聴きやすいPOPさがある。作品世界に深く沈み込んで浸ることができる。

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The Weekndさん「Beauty Behind the Madness」を聴く。(アルバム)

美しく響き渡る歌声を活かす、ソウルを持った楽曲たち。わかりやすくカッコ良さが伝わる渋さ、静かに心を弾ませるグルーヴ感がたまらない。世代もジャンルも超えて、いい音楽、と思わせてくれる普遍性がある。

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Stereophonicsさん「Keep The Village Alive」を聴く。(アルバム)

バンドの持つ力強さ、ひねくれた音、ドラマチックな展開が混ざり合った、満足度の高い1枚に仕上がっている。懐かしさや新しさではなく、楽曲の良さを楽しめる。しゃがれた歌声が絡む味のある音がカッコイイ。

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Leona Lewisさん「I Am」を聴く。(アルバム)

流行の80年代な音から一歩進み、メロディを聴かせる90年代の音を取り入れているような。移籍1枚目らしく、これまでの経験、実績を踏まえた上での、改めての自己紹介的な、歌唱力を活かした楽曲など、自身の特長をしっかりと味わえれるのがステキ。

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パスピエさん「娑婆ラバ」を聴く。(アルバム)

新しいけれど、らしさがある。どこから聴いても楽しめるアルバムを目指し、実際その通りに仕上げてしまう巧さが、とってもステキ。どの楽曲もPOPさを保つ絶妙なバランスで音がひねりまわされていて、耳が嬉しくなるほど面白い。DVDは顔の露出が多めでビックリ。

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寿美菜子さん「Candy Color Pop」を聴く。(シングル)

聴きながら歩くと街並みがカラフルに感じられてくるような、弾ける明るさがとってもステキ。MVもダンスで魅せて楽しませてくれる。カップリングの「タイムカプセル」では、しっとりと聴かせてくれて。動と静、シングルとしてバランスがいい。

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Chageさん「hurray!」を聴く。(ミニアルバム)

トロピカルな雰囲気など、彩り豊かな、幸せを届けてくれる楽曲たち。らしさでなく、80年代の音を実際につくっていたからこその余裕を持った音の展開と遊びが心地良い。既存曲のカバーは、ライブのような想い重視の歌い方で距離が近く感じられるのがステキ。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。