【スタートまで】
地球温暖化を抑制するため(=財布の軽量化の抑制)、スコットさんの車で一緒に会場へ行くことにした。小針十字路に0340に集合、さすがに眠い・・・。スコットさんも早くから運転ありがとうございました。
それにしてもスコットさんのスバルカー、高速域での巡行性能が高すぎ。安定感抜群でビックリした。そしてこの日、エンジンで動く乗り物としては、人生最速を経験、早朝から手に汗握ってしまった(笑
会場に近くなり、車でレースの下りで使用される区間を通った。ヘアピンカーブが連続するところでスコットさんがニヤリ。自分はヒヤリ。やっぱり下りは恐怖感を感じる。落車だけはしないようにと思った。
会場に0640に到着。umiさんに連絡を取るとわざわざこちらまで来てくださった。補給ボトルを手渡すことができ、一安心。
駐車場脇にあるグラウンドにテントが一張、アンデーさんとその仲間たちだった。
アンデーさん曰く、「夜中に野獣に襲われた!」
テントの周りをうなる野獣に囲まれたらしい。恐ろしい話、でも朝から爆笑だった。
受付やスタートは下界になるので、着替えて自転車で向かう。到着が0730で受付ぎりぎりだった。ここで超人のみなさんに挨拶し、超人サポートの方に要項など不要な物を渡しゴールに運んでもらうことに。とても助かりました!
小川の暑さは半端じゃない。真夏に獲得標高2000mも登るのだから当たり前なんですが・・・。後半は意識が薄らいでいく(感覚になる)。
対策として、前日からウォーターローディング(酒でない)、当日の朝も積極的に水を摂取。スタート前に水道水で頭、特に後頭部、延髄の辺りを冷やす。
レース中の発汗量も凄く、ミネラルの放出も盛んになるため、サプリで補給しておく。
朝御飯は梅干おにぎり3つとリンゴジュース。
レース中の補給は、ボトル2本で、1本はエネルゲン+塩(入れすぎて不味かった)、1本はコーラ+リンゴジュース、その他にパワージェル4個の水割り(ミニボトルに入れて)、梅干2つを搭載。
アップは回転重視で10数分程度行い、スタート最後尾へ。
【レース】
周回コースに入るまで、小川村をパレード走行する。地元の方が大勢玄関に出てきてくれ声援をくれる。主役気分で手を振りかえし、なんかいい気分になる。よしやるよ!
1周目---
先導バイクから青旗があがりレーススタート。集団のペースが一気に上がるが、登りに備えて焦らず対応。順位を下げつつ脚を使わないように集団についていく。
登りを利用して、ちょっとずつ集団の前方に上がって行き、本格的な登りに入る時点で20番手ぐらい?に位置どった。集団の登りのペースは思っていたより速く、着いていくだけで体力を相当に消耗していく。先頭から離れたらレースが終わるので、がむしゃらに着いて行くしかない。でも脚は極力使わないように回転を上げて登る。その影響で、心拍が上昇し息がだいぶ辛い状態になる。横腹も痛んできた。
山頂近くになってきた頃合を見て、出力を弱めて位置を下げつつ脚の回復を図る。ゴール通過時点で先頭集団の最後尾。
補給エリアでumiさんの奥様からコーラボトルを受け取る。助かります!
下りは安全に、と思っていたら前方ライダーが2つめぐらいのコーナーで完全ブレーキロック!落車はしなかったが、後ろにいたものとしては恐怖感をありがたく頂く。集団最後尾で慎重に下山。(千切れかけた)
2周目---
umiさんやミゲさんが先頭集団に合流し、2回目の登坂に入る。いつの間にか数名のBR3選手も合流していて、先頭を引いているのはその選手達。BR2とBR3の実力は紙一重だ。となりに居たBR2の選手と、先頭を引く選手を賞賛する。
2回目の登坂では、集団のペースが落ちたのか?心拍も安定し1周目よりラクに登れる。とにかく調子にのることなく、省エネ走法に集中する。踏まない。加速しない。マイペースを貫く。
九十九折の後の急坂では順位を下げつつ、低出力で登っていく。1周目と同様に頂上は集団最後尾でクリア。
下りは落車だけしないように慎重にいく。(再び千切れかける・・・)
3周目---
ミゲさんが再度合流、下りで相当に飛ばしているのだろうか。umiさんの姿が見えず。
この頃から、痙攣の前兆がでる。右フクラハギがヒクヒクし始める。時間は1時間19分を経過していた。群馬でもこの時間帯から痙攣し始めた。魔の時間帯が始まる。そして10分後、フクラハギとハムストが同時に逝く。痙攣によって扁平状になったフクラハギは、正直気持ち悪い!後方バイクのにいちゃんも、さぞ気分を害しているに違いない(笑
痙攣にはリズムがあるらしく、10分おきに強い痙攣が発生し、着実に悪化していった。勾配が急な区間でもしっかりと痙攣がひどくなる。体は正直者だ。
携帯した梅干、パワージェル、コーラを勢いよく注入し回復を図るものの効果は、ない。。
この時点で目標は完走狙いに・・・。
とりあえず3周目の山頂は、気合でなんとか集団最後尾(相変わらず)で通過。
補給エリアで今度はペットボトル入りの水を受け取る。一口だけ飲んで、あとは体を冷やすために全身にかける。い、生き返る~!これは本当に気持ちよかった。気持ちも一新できた。下りで最後の作戦を練る。
4周目---
体の状態を考えると、スプリント勝負では勝ち目がない。平地区間を1人で走る力も残っていない。
結論:「登坂区間をTTのように走り、最速タイムを出す。」
平地区間でミゲさんがアタック!ファンタスティックな走りに感動!!もう1人が加わり2人で逃げ20秒の差がひらく。
自分は我慢の時。
痙攣が治ってきた!
勝負の時。スピードを一気に上げる!
何人か分からないが集団を形成する。さすがに1人では行かしてくれない。
逃げの2人を抜きさる。声を掛ける余裕は無かった。
九十九で7人に絞られる。
先頭からじりじり離され、九十九の終わりで7位に落ちる。ペースがあがらず入賞を諦めかける。
不意に、去年の乗鞍で後半加速した感覚を思い出す。
脚はいっぱいだがシフトアップする。ケイは70ちょっとまで低下。
スピードが上がる。乗鞍と同じ感覚。
前走者がどんどん近づいてくる。
ラスト1キロで抜く。
さらに前を目指す。
粘るが最後届かず!しかし6位入賞!!
全力を出し切れたので、結果には満足。
BR1はなかなか遠い。
【課題】
① 痙攣の理由を探る、対策を考える、実践する
② 乗鞍に向けてのスピードアップ、ケイ70走行に磨きをかける
135分
地球温暖化を抑制するため(=財布の軽量化の抑制)、スコットさんの車で一緒に会場へ行くことにした。小針十字路に0340に集合、さすがに眠い・・・。スコットさんも早くから運転ありがとうございました。
それにしてもスコットさんのスバルカー、高速域での巡行性能が高すぎ。安定感抜群でビックリした。そしてこの日、エンジンで動く乗り物としては、人生最速を経験、早朝から手に汗握ってしまった(笑
会場に近くなり、車でレースの下りで使用される区間を通った。ヘアピンカーブが連続するところでスコットさんがニヤリ。自分はヒヤリ。やっぱり下りは恐怖感を感じる。落車だけはしないようにと思った。
会場に0640に到着。umiさんに連絡を取るとわざわざこちらまで来てくださった。補給ボトルを手渡すことができ、一安心。
駐車場脇にあるグラウンドにテントが一張、アンデーさんとその仲間たちだった。
アンデーさん曰く、「夜中に野獣に襲われた!」
テントの周りをうなる野獣に囲まれたらしい。恐ろしい話、でも朝から爆笑だった。
受付やスタートは下界になるので、着替えて自転車で向かう。到着が0730で受付ぎりぎりだった。ここで超人のみなさんに挨拶し、超人サポートの方に要項など不要な物を渡しゴールに運んでもらうことに。とても助かりました!
小川の暑さは半端じゃない。真夏に獲得標高2000mも登るのだから当たり前なんですが・・・。後半は意識が薄らいでいく(感覚になる)。
対策として、前日からウォーターローディング(酒でない)、当日の朝も積極的に水を摂取。スタート前に水道水で頭、特に後頭部、延髄の辺りを冷やす。
レース中の発汗量も凄く、ミネラルの放出も盛んになるため、サプリで補給しておく。
朝御飯は梅干おにぎり3つとリンゴジュース。
レース中の補給は、ボトル2本で、1本はエネルゲン+塩(入れすぎて不味かった)、1本はコーラ+リンゴジュース、その他にパワージェル4個の水割り(ミニボトルに入れて)、梅干2つを搭載。
アップは回転重視で10数分程度行い、スタート最後尾へ。
【レース】
周回コースに入るまで、小川村をパレード走行する。地元の方が大勢玄関に出てきてくれ声援をくれる。主役気分で手を振りかえし、なんかいい気分になる。よしやるよ!
1周目---
先導バイクから青旗があがりレーススタート。集団のペースが一気に上がるが、登りに備えて焦らず対応。順位を下げつつ脚を使わないように集団についていく。
登りを利用して、ちょっとずつ集団の前方に上がって行き、本格的な登りに入る時点で20番手ぐらい?に位置どった。集団の登りのペースは思っていたより速く、着いていくだけで体力を相当に消耗していく。先頭から離れたらレースが終わるので、がむしゃらに着いて行くしかない。でも脚は極力使わないように回転を上げて登る。その影響で、心拍が上昇し息がだいぶ辛い状態になる。横腹も痛んできた。
山頂近くになってきた頃合を見て、出力を弱めて位置を下げつつ脚の回復を図る。ゴール通過時点で先頭集団の最後尾。
補給エリアでumiさんの奥様からコーラボトルを受け取る。助かります!
下りは安全に、と思っていたら前方ライダーが2つめぐらいのコーナーで完全ブレーキロック!落車はしなかったが、後ろにいたものとしては恐怖感をありがたく頂く。集団最後尾で慎重に下山。(千切れかけた)
2周目---
umiさんやミゲさんが先頭集団に合流し、2回目の登坂に入る。いつの間にか数名のBR3選手も合流していて、先頭を引いているのはその選手達。BR2とBR3の実力は紙一重だ。となりに居たBR2の選手と、先頭を引く選手を賞賛する。
2回目の登坂では、集団のペースが落ちたのか?心拍も安定し1周目よりラクに登れる。とにかく調子にのることなく、省エネ走法に集中する。踏まない。加速しない。マイペースを貫く。
九十九折の後の急坂では順位を下げつつ、低出力で登っていく。1周目と同様に頂上は集団最後尾でクリア。
下りは落車だけしないように慎重にいく。(再び千切れかける・・・)
3周目---
ミゲさんが再度合流、下りで相当に飛ばしているのだろうか。umiさんの姿が見えず。
この頃から、痙攣の前兆がでる。右フクラハギがヒクヒクし始める。時間は1時間19分を経過していた。群馬でもこの時間帯から痙攣し始めた。魔の時間帯が始まる。そして10分後、フクラハギとハムストが同時に逝く。痙攣によって扁平状になったフクラハギは、正直気持ち悪い!後方バイクのにいちゃんも、さぞ気分を害しているに違いない(笑
痙攣にはリズムがあるらしく、10分おきに強い痙攣が発生し、着実に悪化していった。勾配が急な区間でもしっかりと痙攣がひどくなる。体は正直者だ。
携帯した梅干、パワージェル、コーラを勢いよく注入し回復を図るものの効果は、ない。。
この時点で目標は完走狙いに・・・。
とりあえず3周目の山頂は、気合でなんとか集団最後尾(相変わらず)で通過。
補給エリアで今度はペットボトル入りの水を受け取る。一口だけ飲んで、あとは体を冷やすために全身にかける。い、生き返る~!これは本当に気持ちよかった。気持ちも一新できた。下りで最後の作戦を練る。
4周目---
体の状態を考えると、スプリント勝負では勝ち目がない。平地区間を1人で走る力も残っていない。
結論:「登坂区間をTTのように走り、最速タイムを出す。」
平地区間でミゲさんがアタック!ファンタスティックな走りに感動!!もう1人が加わり2人で逃げ20秒の差がひらく。
自分は我慢の時。
痙攣が治ってきた!
勝負の時。スピードを一気に上げる!
何人か分からないが集団を形成する。さすがに1人では行かしてくれない。
逃げの2人を抜きさる。声を掛ける余裕は無かった。
九十九で7人に絞られる。
先頭からじりじり離され、九十九の終わりで7位に落ちる。ペースがあがらず入賞を諦めかける。
不意に、去年の乗鞍で後半加速した感覚を思い出す。
脚はいっぱいだがシフトアップする。ケイは70ちょっとまで低下。
スピードが上がる。乗鞍と同じ感覚。
前走者がどんどん近づいてくる。
ラスト1キロで抜く。
さらに前を目指す。
粘るが最後届かず!しかし6位入賞!!
全力を出し切れたので、結果には満足。
BR1はなかなか遠い。
【課題】
① 痙攣の理由を探る、対策を考える、実践する
② 乗鞍に向けてのスピードアップ、ケイ70走行に磨きをかける
135分
あんなコースで(ってか未体験)入賞するなんて大したもんです、流石です、天晴れです。
何処かちょっぴり笑えるレポも楽しみにしてますよ~~^^
途中の状況では入賞なんて考えてなかったのですが、なんとかなってしまいました。週末のYHK練が最後の粘りにつながった?!