週末を原村で

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§ 大学入試、特に医科大学(医学部を含む)の選考は

2018年10月29日 12時55分28秒 | たわごと(少し硬派に振って)
東京医科大学の入試について世間を騒がしている。
東京医科大学の不正入試については、不正とは何か。

フェアーであると言う事は何なのか考えてしまう。

入学試験の選考基準は何なのか?
不正が無い正しい基準での選考とは如何なるものなのか?
そもそも不正とは如何なるもので、今回の東京医大の不正とは如何なるものなのか?

例えば、1.男女等の性別を考慮せずに学力のみに準拠して高得点者から入学を許可する。
     2.大学に多くの寄付をした者から入学を許可し、他の要件は考慮しない。
     3.学力は選考する基準とは捉えず、医学を学ぶ為の学力が備わっているかの事前選考とする。
      (即ち、第一次選考は学力のみで、第二次試験で医師としての資質を配慮する選考を行う。)
     4.大学が法令や公序良俗に違反しない選考基準であれば事前に表示すれば可とする。
     5.その他(大学の設置基準の定める範囲内で大学が独自に決めるetc)

地方の医師不足(へき地医療)の是正を勘案して設置された自治医科大学の特異な選考基準も存在しますし、社会から何ら糾弾される事でもありません。
参照:自治医科大学学生募集要項

性別に特化して、心臓外科の権威の榊原仟氏が教授として在籍していた東京女子医科大学は入学要件を女子に限ると明記しています。
参照:東京女子医科大学学生募集要項

今回問題になった東京医科大学の入試要項はHP上には表示されて居ませんでした。
参照:東京医科大学学生募集要項


今回の東京医科大学の入試について何が許す事の出来ない不正だったのか明らかにしなければなりません。
人を選別する基準は如何にあるべきか。
時と共に変化する価値観です。
万人が認める事が出来くなても、何が今の社会で許容される基準であり、本来いかにあるべきか考える必要があるかもしれません。

後日、時間が取れれば主観的な試験と客観的な試験の問題点について書いてみたいと思っています。
特にマークシートなどの主観的試験の設問が高学力者を選別する良い問題になっているのかとの識別指数など。
予告だけで終わると思いますが。

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