週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#173 -’23. ガウディとサグラダファミリア展

2023年06月18日 01時54分03秒 | 日常の出来事(日記)

ヨーロッパの大聖堂の建築は資材不足や建築資金不足などの影響もあり数百年かかる事もまれではありません。

現在の発達して建築技術と資金をもってすれば数十年もすれば竣工しても不思議でもありません。ですが、設計図の無いサグラダファミリア大聖堂の建築と言われ二代目のガウディの頭の中にある幾何学を解き明かして幾何学模様を構築するサグラダファミリアです。

悲しいかな、ガウディが交通事故に遭った時は、そのみすぼらしい姿にガウディをである事すら分かりませんでした。その壮大なサグラダファミリアの建築過程を解き明かす幾何学の難問の如くの建築です。完成予定はあっても工程表は多分無いと思われる未知の領域の大聖堂の建築です。日本人の著名な方も責任者として携わっています。

サグラダファミリア大聖堂は外観と大きく異なるパステルカラー的な内部の光の芸術です。ヨーロッパの大聖堂を訪れると、宗教心が無くても神の存在を自然に信じさせる厳かな雰囲気があります。文字を読むことが出来ない多くの庶民であっても、牧師 or 神父等の神官の言葉により神の僕(しもべ)としての道を歩みだす事は容易に理解できます。ステンドグラスを通る厳かである光り輝く色彩と、バラ窓から差し込む光と色とりどりの光線。パイプオルガンの音響効果、著名な芸術家に寄って描かれた宗教画など。蝋燭の風に揺らぐ炎やその香やボタフメイロの香り等、神の存在を信じるに余りある舞台設定です。

ヨーロッパのロマネスク様式やゴシック様式とも異なる独特な他に類を見ない洋式のサグラダファミリアの様式美です。これから建築される大聖堂の姿を決する洋式にもなる事の無い天才のみが創り上げる事が出来た芸術作品だと思うからです。しいて言えば数学者が考え抜いて図形化して模型を造り試行錯誤して美術品だと思うからです。

尖塔の外見からは想像だに出来なかった光り輝く明るい空間でのパステルカラーの世界には目を見張りました。(二回程訪問しました。)そんな思いを抱くサグラダファミリア展に行ってきました。

サグラダファミリアのスレッドはありませんでした。同じガウディの作品の一つであるグエル公園のフォトチャンネルがありましたので、アップしておきます。ch254105 グエル公園@バルセロナ  です。スレッドも時間がある時整理を兼ねてアップしたいと思っています。

入り口から出口に近い地下にある模型などの工作物が多く今回の為に日本に運ばれてきた感じを受けました。

1  地下鉄竹橋の毎日新聞社のあるパレスサイドビルから地上へ。

2   東京国立近代美術館です。

3  国ですがシニア料金の設定はありません。  常設展示だけでしたら、シニアは、無料で入れます。        

4  ガウディとサグラダ・ファミリア展エントランスのポスター

5  フィンカ.グエル、換気塔(門番小屋上部模型)

6    サグラダ・ファミリアの映像と模型

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10    サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:塑像

11   カサ.ビセンス、鉄柵の棕櫚の模型

12    カサ.バッリョ椅子複製

13   二度目にバルセロナに行った時、こちらの一番右の建物に前に行きました。

14    ニューヨーク大ホテル計画案模型(制作群馬県左官組合)

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16   サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面、少年、少女の塑像断片

17    サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち(制作:外尾悦郎)

18    サグラダ・ファミリア聖堂全体模型

19    サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型(制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室

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サグラダ・ファミリア~輝く星の塔 マリアの祈り~【放送予定】

6月18日(日)午前11:30~午後0:59 
7月1日(土)午前1:44~3:13(初回2022/6/25)

スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリア教会。2021年12月、世界中が見守る中で新しい塔が完成した。高さ138メートル・頂上に星を冠した「マリアの塔」だ。コロナ禍で一時は工事を中断しながらもあきらめず建設を続けてきた背景には「困難な時こそ人々のために」というガウディの時代から受け継がれてきた精神があった。人々の大きな希望となったマリアの塔。そこに込められた「平和への願い」を案内人・薬師丸ひろ子さんとひも解く。

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2 コメント

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Unknown (katananke05)
2023-06-19 17:49:39
スペインは夫は仕事で行ってますが 私は行ったことありません〜
バルセロナオリンピックの頃
行きたいと思い 開催少し前から(二年くらい前?) スペイン語を習い出したのですが
スペイン人の先生が その頃は
スリがヨーロッパ中から集まるから よした方が良い、、などと冗談まじりにいわれ、、
行くのをやめたら 熱が冷め
スペイン語もやめてそれ以来、、
まだすこしは 喋れますが
もうながい フライトに 耐えられないカモ〜
ガウディは 交通事故で亡くなり 設計図はないままに
建築が進められているのですね〜
そういうことは 全然知らなかったです〜
シェンゲン協定 (原村)
2023-06-19 21:31:23
こんばんは、katananke05 さん。

バルセロナのカタルーニャ州(県)は裕福で税金がスペイン全体に持っていかれてしまう事もあり、独立したがっています。
暴力的な運動になっていない事が何よりだとおもいます。
独立派の旗はアパートの窓の外に大きくかかげられていますよね。
英語と異なり、スペイン語は日本人にとって発音しやすい母音、子音かと思っています。
と、言いつつ何も勉強した事はないですが。
ご主人は仕事の関係でスペインにも行ってるんですね。

昔のイメージと異なり移民(経済難民)が多くなりヨーロッパ全体がスリ天国ですよね。
それも一人の人がスリを実行するのではなく、集団でグループとして行いますから、日本人にはたまりません。
標的にされたら、被害にあうのは目に見えています。
その上、本来はスリなど余り居ない安全で在った国もシェンゲン協定で犯罪者が簡単にヨーロッパ内を闊歩します。
人が近づいて来なければすられる心配はありませんが、安全ボケの日本人ですから、観光地の人混みの中でも無防備ですから被害に会いやすいです。
その上、現金を大量に持っています。
パックなど几帳品の入った物は前に抱えている事が最低条件ですね。

今はガウディの頭の中の構想や模型などの作品群の中から設計図に基づき作成していると思います。
2013年に訪問した時の写真のファイルを見つけましたので、近いうちにアップします。

いつもコメントありがとうございます。

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