週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#225 -’17. 真田宝物館

2017年07月28日 19時40分38秒 | 長野県の名所旧跡
観光案内所に立ち寄り、最初の訪問場所がこちらの真田宝物館です。
展示館内は撮影禁止なので写真はありません。
勿論、興味を持って見学させて頂きましたが、どんなものが展示されていたのか殆ど記憶に残っておりません。
人間の脳は凄く優秀ですから見たことに対しては脳の片隅に記憶として書き込まれています。
脳に仕舞い込まれた所から記憶として引き出せないのです。
しかも、デジタル記憶素子と人間の脳、(生物の脳)のニューロンとは機能の仕方が全く異なります。
人間の脳は何度も上書きされる事に依って忘却の彼方に消え去る事を免れているのです。
美術館や博物館で見学した事を撮影した写真などを何度も反復して見る事に依って完全な記憶として定着するのです。
なのに、いつも思う事ですが日本の美術館、博物館など写真撮影が禁止されている事にガッカリします。
展示物がフラッシュなどで劣化してはこまりますから、ある意味理解はできますが。
目で見て、心のカメラに写して下さいと言われても、生物学的に無理なのです。
反復することが重要なのです。
なので、少しは記憶がありますが何が展示されていたか?細かい事は想い出せません。

こちらで3館の割引入場券をゲットしていきました。
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此処から展示物は終了して写真撮影OKです。
パネルから顔を出して撮影するものです。
子供用のようです。
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武具を付けて記念撮影できるようになっていました。
でも、ちょっと勇気がありませんでした。
海外からの旅行者には喜ばれると思いますが、着方が分からないかもね。
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着物など着て松代城を背景に写真撮影できます。
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コメント (2)
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#224 -’17. 真田邸(新御殿)

2017年07月28日 13時49分06秒 | 長野県の名所旧跡
観光案内所に立ち寄りセットになった割引入場券ゲットして真田宝物館にお邪魔した。
その後に今回のスレッドの真田邸に伺った次第です。

私たちの世代には超人気の真田です。

漫画などで得た知識がこびり付いていますので、今回のスレッドの開設はこちら等で頂いた信州・松代遊学城下町 散策マップの真田邸(新御殿)の解説から引用させて頂きます。

   『真田邸(新御殿)
  四季の風情を見せる庭園が美しい
江戸時代の大名家の御殿として、その姿をよくとどめている真田邸(新御殿)は、江戸時代末期に、9代藩主幸教が母・貞松院の隠居所として建てたもので、明治維新以降は、真田家の私邸として使われていました。庭園は四季折々の美しい姿を見せてくれます。』

と、記載されて居います。

素敵な豪邸の日本家屋と言った佇まいです。

公園から真田邸をのぞみ。 
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御殿を含む武家屋敷はがあるとのことです。
即ち公的な部分と私的な部分に分かれます。
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この杉戸から表と裏を仕切った居るとの事です。
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最近、家に関して思う事があります。
それは、平屋で壁で部屋を仕切らずに、一つの空間が何処までも広い事です。
出来ることなら、強度を保つ事が出来れば家の端から端まで見通す事が出来、且つ庭を愛でる事の出来る家を夢見るようになりました。(障子、襖を取っ払えば一つの空間の如く)
最低でも100平米以上あり、1LDKの広々した空間です。
わびさびが理解できる歳になったと言う事でしょうか。

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暗くて分かり難いですが、石の手水鉢(ちょうずばち)です。
左手のお部屋はお便所です。
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この鉄で出来た物の利用法をご存知ですか。
雨戸を戸袋に仕舞う時に直線なら簡単です。
一直線に雨戸を敷居を滑らせて仕舞い込む事ができます。
しかし、曲がるところではこの鉄柱がある事で90度方向変換ができます。
この鉄の所を支点にして、雨戸が外れる事無く方向変更できます。
勿論、真っ直ぐに走らせれば雨戸は外れてしまいまう。
雨戸の一枚の真ん中の所でこの鉄を支点にして方向変更するのです。
昔の大工さんは賢いですね。
足立美術館の茶室寿立庵でも同じものが使われていました。
その時は、撮影位置が悪くて分かり難かったですが、今回は分かり易いかも。
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日本庭園の素晴らしさですね。
訪れた時も庭師の方が5~6名作業していました。
松葉の選定など行っているようでした。
暑い松代をあるいてきましたが、時間も無いのに縁側に座り涼しい風が通る道を眺めている時間を10分程度とりました。
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縁側は日本風土に合っているのを感じる佇まいです。
何もない、只ただ風が通りすぎていき、時も通り過ぎていくそれだけで至福の時をかんじます。
これが平和と言う事かも。
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竹の細工物で立ち入り禁止を示しているので、庭に降りる事は禁止のようです。
でも、立ち入り禁止の文字では無く日本の庭の立ち入り禁止を示す心意気を感じずにはいられません。
浅草の伝法院の庭園の立ち入り禁止を示す石もありました。
この心意気が好きです。
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庭師さんが使う脚立は三本足です。
普通の脚立は二本脚が二組の四本足ですが、なぜ庭師さんの脚立は三本脚なのかご存知ですか。
それは、三本はどんな斜面でも三本の足が接地するからです。
物理的に三本あればどんな地形でも立ちますが、4本以上あるとその四本~それ以上の足の接地面が完全な平面である必要が有るのです。
その足の面が完全に平面でなければ接地面から浮いた足が出来てしまうのです。
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次の目的の地へ向かいます。
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