Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet & Kimmi J

2009-01-05 02:17:31 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
昨年12/28、アトランタでのライブでのエリック・ベネイとキミーの
"Spend My Life With You"のデュエット。

1999年にリリースしたEric Benet"A Day In The Life"
エリックベネイはタミアと"Spend My Life With You"
をデュエットし、グラミー賞にノミネートされた。

その後、この曲のリミックスではテリー・デクスター、
ライブでもやはりテリーと、そして
2005年の来日ではステファニー、
2007年はベル・ジョンソンと歌っている。

ステファニーは細身の清楚な女性で、
謙虚にエリックに寄り添いながら健闘していて、好感が持てた。
この年の初め、ジャカルタのジャズフェスでも彼女がバックだった。

ベル・ジョンソンはふくよかでお茶目。
ブルー・ノートではニコニコして客席を楽しそうに見渡していたけれど、
国際フォーラムではかなり緊張していた。
しかし5000人の観客を豊かな声量で圧倒してくれた。

このライブ、NHKで放映されたので、
ファンクラブのサイトに送ったところ、
ラブソングなのにベルがエリックを見つめていないし、
ホットじゃない、という指摘があった。
一方、「さっぱりしていていいじゃないの。」と言う人も。

さて、今回のKimmi Jはかなり艶っぽい人だ。
キミーとエリックの"Spend My Life~"
とてもセクシーでうっとり

実際のキミーは姉御肌でさっぱりした女性のよう。
全米1ヶ月のツアーの間、バスの中で皆が自家調達した食材を摘む中、
食欲のないエリックにサンドイッチを作って上げたりしている。
ライブの後も、ホテルまで歩いて帰ろうとしていたファンに声を掛け、
車で送ってくれたそうだ。

お父さんはEW&Fのオリジナルメンバー、Ralph Johnson。
キミーはアース・ウインド・アンド・ファイヤーの
バックコーラスを4年務めた。
そして年末のジェイミー・フォックスの特番でも
バックコーラスで出演。

歌い始めた時、キミーの声が聞こえてこない。
音響のマイク合わせが悪かったのか、彼女の声が出てないのか。
エリックはメロディーに乗せて、
「ねぇ彼女、ちゃんと歌った方がいいと思うよ。」と歌う。
客席から笑い声が沸く。
エリックはいつもこういうやり方をする。

その後、エリックは暖かい眼差しでキミーを見つめていて、
彼女の声がどんどん出てくると、「うん、良くやった。」という表情で、
歌を絡めてくる。
9月中旬から3ヵ月半、ずっとツアーで組んで来てぴったり息が合っている。

2月の日本でのエリック・ベネイのライブ、
父親からの音楽のDNAを見事に受け継いだ
このキミーとのデュエット、大いに期待できる。

Eric Benet singing Spend My Life With You