Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン11 トップ25→13

2012-03-24 13:49:26 | アメリカンアイドル
ずっと同じ画像を使っている。
以前その時の話題になった候補者の画像を捜そうと検索を掛けたら、
日本よりも進んでいるアメリカの結果が目に入ってきてしまったこともあり、
うっかりアメリカンアイドルで検索を掛けて余計なものを見ないようにしている。
録画にせよ番組を観る時の感動を大切にしたいので、
あわせてこの時期はツイッター、facebookもアメアイ関連の投稿を読まないようにしている。

視聴者の選ぶトップ10、+審査員によるワイルドカード適用者が3名、
審査員一人に一人づつ、脱落者から救う権利がありトータルで残れる人は13人。
25人から一気に12人も落とされることになる。

トップバッターは男性3人。
チェイス、フィリップ、ジェレミー。
三人ともファイナリストに相応しい実力があると思っていた。
ボーカルコーチのジミー・アイオヴィンからの辛辣なコメントがある。
今回、前回と続きサイモンがいないせいか、
歯に衣着せぬコメントをする人がいないのは物足りにないとは思っていたが、
この後も続くジミーのコメントは時として残酷過ぎるようにも聞こえた。

ジェイミーはスター性に欠ける、チェイスは男前だけどこの程度はいくらでも、
フィリップとはすぐにでも契約したいとジミーは言い放つ。
合格はフィリップだけだった。

ハリー・デイ、ジェシカ・サンチェス、ブリエル、ホリー。
合格はジェシカとホリー。
ジェシカ、ドリームガールズのテーマを歌い、大喝采を受けた。
ジミーからもすぐにでも契約したいと言われた。
ハリー、応援していたのに視聴者の共感を得るには至らなかったのだろうか。
ホリーは頑張っていたが、から周りしていた印象だっただけに意外だった。
審査員から「ヘアダウンするといいよ。」という言葉が上がっていたが、
これは「髪を下ろす」というだけではなく「リラックスする」という意味も含む。

ジョシュア、ヒージュン、アダム。
ジミーから「ギャグのセンスはあるが、
これはコメディアンの選手権ではない。」と言われてしまったヒジュン。
ゴスペルから学んだ堅実な歌を聴かせるジョシュア、この二人が通る。
アダムはかなり歌えていると思ったが、
ジミー曰く「歌のカテゴリーとしてアフリカ系の女性と白人男性の間の中途半端な位置にいる」
視聴者の票を獲得するのには方向性がはっきりしなかったのだろうか。
ジミーのコメントの映像が映し出された後、批判的な言葉をうっかり言ってしまうアダム。
こういう態度が落選、あるいはワイルドカード候補者の決定の時に影響したのかもしれない。

スカイラー、ベイリー・ブラウン、チェルシー、シャノン。
スカイラーとシャノンが合格。
ベイリーに対してジミーは「落ちるね。」と言った。
シーズン6のオーディションで注目された美少女、グループ審査で敗退し、
今回5年振りで大人になって戻ってきた。
ここまで言われるの気の毒な気がしたが、
ドレスが窮屈で歌えなかったとパーフォーマンス後に話していたベイリー。
歌い終わった時にほっとした表情をしたのが印象に残っている。
やはり歌っている時に苦しそうにしているようでは上には進めない。
チェルシーもドレスがきつかったと言っていたが、
今回の女性のパーフォーマンスの衣装、タイト過ぎて歌うのに向いていなかったり、
本人の雰囲気と合っていなかったり、
露出度が必要以上に高かったり(見る人の視点を歌や表情から反らしてしまう)
スタイリストにも問題があったように思う。

アーロン、クレイトン、リード。
全員不合格になる。
しかしジミーのコメントが厳し過ぎて候補者に同情してしまう。
リードが落ちたのは意外だった。

エリーズ、エリカ、ヘイリー・ジャンセン、ジェン。
エリカとジュンはそれぞれ歌唱力を持ち合わせていたが、
ヘイリーは最初のピッチの掛け違いが最後まで立て直せず、
歌った曲"Sweet Dream"に掛けてランディーに「悪夢だ。」とまで言われてしまった。
ジミーのコメントも負けず劣らず辛口。
合格はエリーズのみ。

デアンドレ、エーベン、コルトン、ジャーメイン。
合格はコルトン、そして何とジャーメインだった。
ランディーもびっくりする表情が映し出される。
ジャーメインはユニークな声と個性を持ち合わせているが、
視聴者の票を獲得できるとは思わなかった。
コルトンも挑戦は二年目。
途中で脱落した妹が父と共に客席から声援を送っている。

落ちた人の中から6人が選ばれて残りの3人を掛けての戦いが始まる。
発声もウォームアップもなしにいきなり、パーフォームしなければならない。
トップバッターはジェン。

後ろの合格が決まらない人たちは自分が5人に入るかどうかで、
生きた心地もしない様子で待っている。
自分は落ちるかもしれない、でもワイルドカードに選ばれるかも、
と心が揺れている様子が画面に映し出される。
この番組はどんどんタフさを増している。

ジェレミー、ブリエル、デアンドレ、エリカ、リード・グリムが続く。
ジェレミーは「性格の良さだけでは残れない。」とジミーに言われてしまったが、
彼の優しさがにじみ出る歌に会場の涙を誘う。

一方、デアンドレ、彼の歌う「ジョージア」、何が何でも残りたいという思いが迸る。
静かな低音から始まり得意分野の高音を思いっ切り聴かせた。
無難に済ませるのではなく、大きな賭けに出たことがわかる。
会場はスタンディングオベーション。
本人も勢い余って歌い終わった後も動きが止まらない。
前回のパーフォーマンスが終わった時に「僕のいる場所はここだと思った」
と言っていたデアンドレ。
前シーズンに続き再挑戦だが、確実に歌に磨きを掛けてきている。
生き残りたいという必死の想いが会場を審査員を感動させた。
与えられた機会を慈しみ、その瞬間にすべてを賭け燃焼させる人の姿は美しい。

ワイルドカードが適応されたのはエリカ、ジェレミー、デアンドレだった。

次回の課題はスティーヴィー・ワンダーとホィットニー・ヒューストン。
メンターにはメアリー・J・ブライジが登場する。

最後に選ばれたトップ13の表情が画面に映し出されるが、
喜びというよりも複雑な表情が見て取れた。
親しくなった多くの人が脱落し、これからもより厳しくなる戦いの日々が待っている。


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