Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士 ジョージ・ガーシュインに初挑戦

2010-06-29 00:00:23 | ピアニスト 金子三勇士
画像はハンガリー、ブタペストのリスト資料館で
フランツ・リスト本人の自筆による楽譜に向かい合う金子三勇士

来週の日曜日、7/4 15:30開演、
かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールにおいて行われる
「おなじみのクラシック音楽大集合」
金子三勇士は「のだめカンタビ―レ」で知られたショパンピアノ協奏曲第1番1楽章、
そしてキム・ヨナのフリー曲で新鮮だったガーシュインのピアノ協奏曲を演奏する予定。
http://www.k-mil.gr.jp/program/symphony/2010/0704.html#03

アメリカ20世紀初頭に活躍した作曲家、ジョージ・ガーシュイン。
作曲はクラシック、ジャズ、ポピュラーの多岐に渡り、
ミュージカルや映画音楽も作曲、その劇中曲で一般に親しまれている曲も多数ある。
「サマータイム」「ラプソディーインブルー」などは聴けば耳になじみのある曲のはず。
ガーシュインはロシア系移民の子でニューヨークをベースに楽曲を残し、30代後半で亡くなる。
後期においてはアフリカ系の音楽がテーマのミュージカルや、歌も残している。

現代音楽の作曲家、しかもアメリカの楽曲を金子三勇士がオーケストラをバックに
演奏するのは日本では今回が初めてではないだろうか。
この曲をYoutube動画で捜してみた。

Gershwin Piano Concerto


後半が特にジャズ風のアレンジ、しかしこうして聴いてみるとジャズのリズム感は、
ショパンのポーランドのマズルカやリストのハンガリー舞曲、
民族音楽の躍動する独特の節回しと、共通するものがあるのかもしれない。

金子三勇士、16才で日本に戻った時、オール・リストで演奏会をした時のアンコール、
なんと"Amazing Grace"だったそうだ。
どうしてその曲を選んだのか、どのように演奏したのか機会があれば聞いてみたい。

いづれにせよ、今回、今まで演奏してきたのとは違うタイプの曲に、
金子三勇士が挑戦するのを聴くのが今から楽しみだ。


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