Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン5 エピソード2

2010-06-30 00:06:45 | アメリカンダンスアイドル
オーディション会場はマイアミ。

ゲスト審査員はタイス・ディオリオ。
前回から振り付けと審査員で登場している。
ブロードウェイ「コーラスライン」の再演の様子を映画にしたドキュメンタリー
「ブロードウェイ ブロードウェイ、コーラスラインにかける夢」
この中でタイスがオーディションを受ける候補者として参加しているのを観た。
ということはタイス、短期間に振り付け師として大きく飛躍したことになる。

プリシラ
不思議な雰囲気のあるコンテ。ラテン系の独特な個性があり、
フランス演劇のコメディエンヌのようでもある。
審査員は彼女の予想外の動きから目が離せない。
タイスは感動している。
ラスベガス行きのチケットをゲット。

ジャネットとロメロ
前回、ジャネットだけラスベガス、ロメロは敗退。
ジェネットもトップ20には残れなかった。
観ていてあきない二人の息のあったサルサ。
技の連続、そして見る者を惹きつける力も強い。
「マイアミらしくてホットでいい。」とナイジェル。
前回よりも更に技術に磨きがかかった。
ラスベガスへ直行。

ジェニファーとジェシカ
双子の姉妹。
学芸会よりもレベルが低い。

ゲスト審査員のタイスがいらいらを隠せない。
巧い人には涙を目に浮かべながら賛辞を惜しまないが、
下手な人には我慢が出来ず感情的になるタイス。
だんだん毒舌と粗探しがエスカレートしていき、
審査員のナイジェルとメアリーも当惑するほど。
審査終了時にナイジェルから「タイス、口を慎め。」と注意される。
業界の先輩でプロデューサーからのお小言にタイスは素直に謝っている。

ジョゼフ
これはコンテ?ヒップホップ?
表情が豊かだが少し行き過ぎかも。
べガスへ。

2日目
ウィズランド
これってダンスか?
ストリップダンスかと思うと幼稚園児のようなツーステップとスキップ。
それでも自分と他の候補者との違いがわかっていない様子に審査員も業を煮やす。

エリック
タップが人気がないのでその良さを皆に知らせたいと思ったと。
ヒップホップ、ムーンウォーク、回転技が入ったり。
今シーズンを観て思うのは、一つの分野に絞らずいくつかを組み合わせて挑戦する人が増えたことだ。
観ていて笑顔を誘う。
タイス「良く練習ができていて、全体のトーンも統一されている。」

パリス
ミス・ワシントン、ミスコンに10歳から挑戦してきた。
そしてそのことでむしろ内面の方が磨かれたと言う。
ミーガン、ヘンリー、アレクシス、コンテンポラリーの才能ある人が何人もラスベガス行きに。

ジオ
コスチュームを付けてアフリカンダンス。
他のダンスもできるかどうか見たいと再審査へ。

ところで再審査のことだけど。
今までのファイナリストでラスベガス直行でなくて再審査から這い上がった人の率はどれくらいなのだろう?
やはり最後に残るような人達のほとんどは最初から合格なのだろうか。

タリア
14才で知り合い18才で結婚した夫をバイクの事故で失った。
この番組を通して立ち直りたいと。
「人生は一度だけ。無駄にしたくない。」
昨シーズンで初めてテーマになったボリウッド、インド映画風のダンスのようでもあり、
ヒップホップの要素も入っているが、多少中途半端だろうか。
再審査へ。

ジオもタリアも再審査通過。

オーディション地はメンフィスへ。
ゲスト審査員はリル・C。
振り付けと審査員とで昨シーズン活躍。
独特の口調も人気だった。
「やばいよ!」"It's buck!"が感動した時の褒め言葉でうけた。

警察官のマリコ。
メンフィス独特のダンス、メンフィスジュ―キン。
エルビス・プレスリー風の動きも取り入れて表情豊か。
ラスベガスへ。

ダスティン
ヒップホップかと思ったら空手のような動きもありで審査員は失笑。
「トリッキング、ヒップホップと武術を合わせたダンスを君に薦める。」とリル・C。

リル・Cは大真面目で一人一人のダンスを乗り出して無表情に見ている。
そして落とす人にもフォローがある。
タイスとの違いが可笑しい。

ケイトリン
マイアミで合格したミーガンの姉。
最後の決めポーズの前にストップがかかったがラストまで決める。
股関節の手術も受けたがダンスに支障はないと言う。
もとは体操選手。

メンフィス二日目。
アンナ
父親の自殺というできごとがあり、行き場のない気持ちをダンスにぶつけてきた。
「お父さんは私が何かを一生懸命やることを喜んでくれたから。」
再審査へ。
リル・C、「僕も父を自殺で亡くしたから君の辛さはわかる。
心の穴を埋めるためにもダンスにもっと集中するんだ。」
アンナも泣いている。
ここからこちらも観ていて涙腺が緩くなってきた。

トラヴィス
父はアメフトのコーチ、アメフトの人気の高い町で育つ。
お父さんが「彼のやりたいことを尊重したい。息子には自分のやりたいことがあるから。
息子をからかう人がいるから彼らに代わって息子に謝ったんだ。
息子を愛しているし、誇りに思っている。」
「僕は素晴らしい家族がいて幸せだ。」とトラヴィスが涙。
フィクションではない、現実に父と子が苦しんだり悩んだりしてここまで行きついた過程に、
こちらも観ていてもらい泣き。

演技はまだ未熟で再審査へ。
「お父さんはアメフトのコーチなのに君にダンスの道を選択させたことに、
私たちも感謝したい。」とナイジェル。

再挑戦のエヴァン
彼のことは覚えている。40年代、50年代風のダンスのスタイルを自分なりに確立している。
前回は何が問題になって落ちたのか思い出せない。
オールラウンドなダンス力が求められるこの番組と合わなかったからか。
今回もジーン・ケリーのようなオーセンティックで上品なダンスに回転や今風の技も。
会場からも歓声と拍手が沸く。
ラスベガスへ。

ローレン、リディア双子の姉妹
同じ振り付けなのに二人の性格の違い、エネルギッシュと控えめが際立つ。
再審査へ。

ライアン
エヴァンの兄のタップ。
伝統にのっとる力強いタップ、そして大道芸のような要素もあり笑わせる。
リル・Cも夢中になって見ている。
「タップ以外もできるのか?」頷くライアンにナイジェルは再審査へと。
メアリーとリルがべガス直行を決める。

再審査からローレン、アンナ、リディアがラスベガスへ。
トラヴィスも「短期間で長足の進歩を遂げた。」と評価される。

今回のトラヴィスのエピソード、
映画の「リトルダンサー」を思い出した。
男性がダンスやバレーを選択することは大都会ではともかく、
まだまだ古いしきたりの残る地方では、偏見を持って見られ、
周囲から理解を得るのが難しいと認識を新たにした。
アメフトのコーチをしているお父さんは、息子がダンサー志望ということだけではなく、
もっと究極的な事実を受け入れたのだと思った。

次回はロスとシアトル。


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