Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士・9/16「題名のない音楽会」に出演

2012-09-17 00:00:09 | ピアニスト 金子三勇士
8/23に東京オペラシティーコンサートホールで行われた出光音楽賞、
授賞式と受賞者コンサート。
当日には会場の四方隅々、ステージ上などいくつものカメラが備え付けられていた。
カメラマン達がカメラの前でスタンバイしながらインカムで連絡を取り合っている。

8/23、ガラコンサートについてのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20120825

当日はマリンバの塚越、休憩後に金子のピアノ、そして萩原のピアノ、
という順番だったが、テレビ放映では金子、塚越、萩原という順になった。

金子三勇士の略歴と共に子供の頃からの写真が紹介される。
リストが手が大きかったという説からアナウンサーの女性と手の大きさを較べる。


この写真で見ると金子の手がかなり大きく映っている。
ショパンの手は小さく、リストは大きいという言い伝えがあり、
実際それぞれの手形も生家やゆかりのある観光地では売られていると聞くが、
リストの手の大きさについては定かではない。
金子三勇士も手が極端に大きいとは思えない。
いったいどこからあのような演奏が生まれるのか、手の掌の筋肉や大きさ、
なども重要ではという話題になる。

リスト・ピアノ協奏曲第1番
コンサートで演奏した全曲の中からテレビ放映では第4楽章のみ。
しかしこの最後の楽章には楽曲全体のパッセージが含まれ、
フィナーレはダイナミックで華やか。
リストの世界、金子三勇士のエッセンスがここに詰まっている。

実際に行った演奏会の映像を観てみると、
コンサートでは見えなかった豊かな表情や指使いがクローズアップされてくる。
リストの超絶技巧曲、視覚では捉えられないほどのスピードで手が動く。
演奏の後半からの自信に溢れながら、オーケストラと指揮者を信頼して、
アイコンタクトする様子。
終わった後のとびっきりの笑顔。

コンサート、生で観るのももちろんだが、
優れた映像には肉眼では気付けなかったものが現われる。
もちろんたくさんのカメラで撮られた映像を
いかに編集したかによるところも大きいはずだ。


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