Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン11 10→9

2012-04-13 07:53:47 | アメリカンアイドル
今回のテーマはビリー・ジョエル。
ゲストメンターはディディ。
スタイリストにもトミー・ヒルフィンガーが加わる。

デアンドレ、"Only The Good Die Young"
17歳という年齢にふさわしい曲を選び、元気良くオープニングを飾ったが、
曲の味わい、そしてデアンドレの良さも出ていなかったように思えた。

エリカ、「ニューヨーク賛歌」
曲も彼女にぴったり合っているし、感情移入、テクニックも完璧だ。
アレンジを控えて抑え気味に歌うように指導された。
衣装も髪型もイメージチェンジ、今までの普通っぽい外見から、
黒髪に変えてエッジを効かせた。
「今シーズンのトップクラス。」とランディーに言わせる。

ジョシュア、"She's Got Away"
ゴスペル、ソウルミュージックが専門のジョシュア。
リハーサル中からポップミュージックには感情移入できないと悩む。
結果的に曲と余りコネクトできなかったようだ。
衣装はアドバイスに従って黒のスーツに黒のアクセントのあるタイ、
良く似合っていた。

スカイラー、"Shameless"
カントリースターらしい風格を増すようにとスタイリストからアドバイス。
出だしは不安定、途中で立て直すかと思えたが、盛り上がりのないまま終わる。
それでもこの人はカントリー専門と決めているので、すでに強い味方、
固定ファンがついているようだ。

エリーズ、"Viennna"
誰も知らない曲は不利とジミーに言われるが、一度ジミーのアドバイスに従って、
不本意な結果に至っているだけに譲らない。
ディディは味方になってくれる。
衣装のアドバイスはジャニス・ジョプリン風のベルボトムジーンズにショートジャケット、
と言われるが、こちらにも従わず女らしいドレスを選ぶ。
ここまで来ると、アドバイスを受けても最終決定をするのは自分だ。
観客はスタンディングオベーション、審査員にも好評だった。

フィリップス、"Moving Out"
番組が進むうちにスター性が抜きに出て来ている。
スタイリストからは服装がカリスマを感じられないとアドバイスされるが、
自分の普段着、自分らしくいられるグレーの重ね着で通した。
ギターを持たずに歌うようにとも言われたが、これも従わず、
ギターを持って歌い通す。
彼にとってギターはこの曲には欠かせないものだったようだ。
結果は観客からも審査員からも支持された。
この段階においては優勝候補に思える。

ホリー、"Honesty"
オフの顔は可愛らしいのに歌っている時は老けて見える。
衣装に問題があるのではという意見も出て、今回は若さのある光物系のパンツスーツ。
しかし挫折や物事がうまくいかないことへの怒りを歌う曲、
彼女の持ち味と違いすぎる。
普通に話している時に感じる魅力が歌う時には消えてしまうといつも感じる。

ヒジュン、"My Life"
ステージを動きすぎたことで歌の状態が不安定に。
余りにコメディアン的な表現の仕方にスティーヴンは不快さを隠せない。
ランディーは「それでも楽しませてくれた。」とフォロー。

ジェシカ・サンチェス"Everybody Has A Dream"
メンター達から「歌に真実味が感じられない。」とリハーサルで言われる。
テクニックに捉われすぎると歌のリアリティーが薄れてしまうと。
衣装もアドバイスに従って選んだものが彼女にとても良く似合っていた。
小柄な人はミニかロングがいい、ミディー寸が一番相応しくないと教えられる。
歌も助言を生かして格段とレベルアップする。
人の意見に耳を傾け、吸収して成長できるのも才能の一つだ。
夢を追うという歌詞の内容も彼女の今にぴったりとジェニファー。

コルトン、"Piano Man"
原曲の良さを生かしながら、自分の色に染めた。
豊かな才能を感じさせる。
「服装は誰が見本?」と聞かれて「誰の真似もしたくない。」
と毅然と答えた。

しかしどうして誰も"Just The Way You Are"を歌わなかったのだろう?
取り合いになってもおかしくないと思ったが。
聴いてみたかっただけに残念。

結果発表。
落選はエリカ。
巧い人なのにいかんせん人気度が弱かった。
また番組で先に歌った方が印象が薄くなって不利とも言われるが、
そんなことも影響したのだろうか。
基準は来週もこの人の歌が聴きたいか、どうか。
そういう意味では視聴者の共感を得るのには足りなかったのかもしれない。


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