Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカン・アイドル シーズン14 TOP16→TOP12

2015-03-23 15:26:26 | アメリカンアイドル
男女トップ16から一気に4人振り落とされトップ12が選ばれる。
男女5名ずつは視聴者の投票、残りの6人の中からは、
審査員が二人を選ぶ。
コンテスタント達が歌うのは地方オーディションの際に歌った曲。
今回、これを少なからず疑問に感じた。
同じ歌をFinalとかでアレンジを変えてならともかく、
この段階でもう一度歌わせる意味とは何だろう。
番組の進行上の問題だろうか。
名前を呼ばれる順は投票結果の順位とは無関係。

トップバッターはサリナ・ジョイ・クロウ
"Love Runs Out" OneRepublic
会場が盛り上がるノリの良いヒット曲で口火を切ったかと思いきや、
最初から音を外す。テンポもずれている。
審査員達も顔をしかめている。他の候補者たちも複雑な表情。
終盤になってやっと建て直したが、やはり一番目として、
いきなり歌うのは音を取るのが難しいことなのかもしれない。

2番目、レイヴォン・オウエン
"Wide Awake" Katy Perry
この人のパーフォーマンスは安定している。
その中できちんと盛り上がる瞬間も作っている。
ファルセットが持ち味。
人柄も好感が持てる。
エリック・べネイファンの私としては応援したいものを備えている。

3番目、ダニエル・シーヴィ
"Straight Up" Paula Abdul
かつて審査員をしていたポーラ・アブデュルの曲。
自分の曲をこんな少年が歌っている、ポーラが聞いたら喜ぶだろうなと思う。
カメラ目線やステージでのアピアランスが格段に進歩している。
ハリーから「他のコンテスタントと比べると若く、
未経験ゆえに物足りなく思える。」と厳しい批評があるが、
15歳、完璧だったら反対に不気味だ、未熟なところも含めて、
頑張っている様子が年相応で魅力がある。

4番目、マディー・ウォーカー
"Suitcase" Gwen Sebastian
審査員がトップ24の段階で迷って救い上げた彼女。
それだけテレビに映える、カメラの前で輝けるものを持っているのだろう。
「考えながら歌っている」とジェニファーとハリー。
曲に集中できてない心の内がパーフォーマンスに出てしまう。

5番目、ティアナ・ジョーンズ
"Wings" Little Mix
彼女はやはりドレスよりもパンツスーツが良く似合う。
歌は全くぶれない。周りをハッピーにするオーラがたっぷりだ。

6番目、ニック
"In Your Eyes" Peter Gabriel
考えてみるとダニエルの約2倍の年齢。
熟練したパーフォーマンス、安心して見てられる。
しかし、何かインパクトが弱い。
年齢的に自分を知っているだけに、
優勝はあり得ないと思っている自信のなさのようなものが
演技に出てしまうのだろうか。

7番目、JAX
"I Want To Hold Your Hand" The Beatles
ピアノの弾き語りから始まり、マイクをハンドに替えてステージを周りながら、
歌の佳境に入る。いつもながらセンスのある彼女らしいアレンジ。
光るものを持っている人だ。

8番目、カシム・ミドルトン
"Sir Duke" Stevie Wonder
ビート・ボックスや数々のひねりを加えながら曲を独自にアレンジしているが、
ここのところ、毎回サプライズをもたらせていた彼のパーフォーマンス、
残念なことに陰りが見え始めてしまった。
ぜひ挽回してほしい。

9番目、クラーク
"It's a Man's, Man's, Man's World" James Brown
停滞気味だったクラーク、本来の実力を魅せつける。
余りに曲に集中し、その世界に入り込むと、
そこからすぐにもどってこれなくなることが歌手も演奏者もある。
今回の彼の歌い終わった瞬間がまさにそんな感じだった。
それだけ素晴らしい感情移入と集中力だった。
この人は優勝する気で勝負している。
先日、地方予選の録画を観返してみたら、
キースとジェニファーは彼に"YES"と言ったのに、
意外にもハリーが"NO"だった。
ここまで実力がある、成長するとはハリーにも見抜けなかったのか。

10番目、ジョーイ・クック
"King of Spain" The Tallest Man On Earth
誰にもマネできない世界を彼女は作り出している。
会場の女子から一際高い声援が。女の子にとても人気があるようだ。

審査員が選んだ一人目はクエンティン。
"Royals" Lorde
この人はファッションの含めてオリジナリティーが光る。
もちろん歌の実力も伴っている。

二人目はアダナ・デュルゥ。
"You and I" Lady Gaga
最後に選ばれた喜びが画面を通して突き抜けてくる。
歌も動きも抜群に魅力的。

残った4人の中にアダムがいる。
基本はロック、オールマイティーに歌をこなす人。
今後のパーフォーマンスも観てみたかっただけに残念な結果。
本人も落胆の色を隠せない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。