Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックベネイ、クリスマスライブ、初日に至るまで

2009-12-22 12:26:28 | Eric Benet Live in Japan Dec. 2009
朝から楽しみを通り越して、緊張が高まっていた。
アメリカのファン達にはいつもほんとうにお世話になっている。
遠くまで出かけていってショウを観るのをそっちのけで来られないファンのために、
ずっと写真とDVDを撮ってくれた人もいた。
唯一、恩返しができる機会がエリックの来日した時だ。
日本のライブの様子を伝え、写真を撮り、お馴染みのファンからのメッセージを渡す。
自分もサインも欲しいし、写真も撮りたい。
そんなことを、いつもエリックに会った途端、舞い上がって忘れる。
また私は単なる1ファンなので、仕事でインタビューする人のように、
ご対面確約補償があるわけでもない。
そして今回はブルーノート自由席なので、どんな席に座れるかもわからない。
今回、セカンドショウに21、22日と行かれる方たちがいる。
みんな、エリックと会えることを期待している、
無事にサイン会が行われて、このブログを読んで下さった方たちが、
エリックと会えるか、それも気になる。
ますますいろいろなことで、心配性の私の心臓は鼓動が早まっていた。

ブルーノート、1st ショウ、オープンは5時半。
以前は3時に整理券を出していた。整理券を取ってから外出。。
入場予定時間に戻れば良かった。その頃の名残で未だに3時に来て、そのまま待つ人もいる。
迷った挙句、私はブルーノートに2時半に行くことにした。
慌てるとよく変なことをしてしまう。
2時半着のつもりが、どういうわけか2時半に出発と思い違いをしてしまい、
時計を見たら2:05。「あれっ?」と思い気づいて飛び出し、一目散に駅まで走り始めた。
いつもこんなことをやっている。
恵比寿駅からタクシーに乗り、「ブルーノートへ。」と告げると、
「えっ、今から?こんな早くからやってないよ。」
順番を取るから、と話すと、「だって、ドアが開いてないかもしれないよ。
そしたら外で待つの?」覚悟はできていると言うと、
「お客さん、今は暗い話題ばかりだから、そういう楽しみを持てるっていいね。」
何だかよく分からないけれど、励まされた。

ブルーノートに着いて、恐る恐るドアを押す。
押してだめなら引いてみようと思ったら、すっとドアは開いた。
良かった、せめて中で待つことができる。
受付で名前を告げると、「あちらの方たちの後ろでお待ち下さい。」
何と既に4名ウェイティングしている。
若い男性が2人、女性とちょっと年上の男性。
私は椅子ではなく、中央に向いたクッションのようなところで待つことになる。
3時間、時間をつぶすためにふだん読めない重たい本を用意してきた。

背もたれが遠く、足が宙ぶらりんの椅子、本を読んだり、
後方の画面に映し出されるブルーノートのプロモーションを観たりしている。
私の前に待っていた人はいても、後に来る人は1時間以上登場しなかった。
突然、スタッフから「お客様、前の方が棄権(待つことをやめた)されましたので、
前のお席に移動して下さい。」

次の席は、入場口のそば。
私の番号は3番になったそうだ。
この場所、階段とエレベーターの前、先ほどと違いやたら寒い。
もう、あんまり寒いのでホカロンを腰に貼り付けてしまった。
(セクシーで華麗なエリックのショウを観るのに、余りに情けない私の姿)
じっと座っていると、エコノミー症候群になりそうなので、周りを歩いたりする。
4時を回った頃から、少しづつ人が増えてきた。
そして、アナウンスがあり、「入場の手続きを5時に早めます。」
手続きだけして、5時半まで待つ。
夫もやってきた。
ケビンがロビーにやってくる。
今朝、沖縄からついたそうだ。
「どこについたの?」と聞くと、場所はよくわかってないらしいけど、
成田でも羽田でも横田や横須賀でもない。
ということは、みんなで着いた場所は六本木の米軍施設?

入場が始った。
最前列のマイクの前は取れず、ステージに向かって左の席をゲット。
食事もアルコールも初日は、控える。
テーブルの上にノートを出し、必死に内容をメモ。
家に一目散に帰り、アメリカのファン達に内容を伝えるリキャップ、
写真、などを4時間近く掛かってまとめる。

ビジェイがステージにやってきた。
北朝鮮の国境まで行った時の話をしてくれる。
国境を警備する兵士達の緊張感は凄まじく、その緊迫した様子が恐ろしかったこと、
ブラックホークは、中の騒音が大きいのと、ジェットコースターに乗った感じ、
降りる時の嫌なふわっと感と、胃がむかむかしてくる感じ、Gが掛かるというのだろうか。
「でも普通の旅行では経験できない貴重な体験だったね。」
などと話す。

隣の席にカップルがやってきた。
韓国語で話している。
日本語もできるようなので、話をいろいろしてみると、日本在住ではなくて、
この日のために韓国から来たと言う。

ショウの開始、5分前、ビジェイがまたやってきた。
アーティストの立ち位置、座る位置に貼り付けてあるセットリスト。
全部を張り替え始めた。
セットリスト、覗けば見えるが、あえて見ない。
サプライズを楽しみたいから。
今年、2度目の来日、今までと違う曲、クリスマスソング、
そしてみなさんの期待しているマイケルの曲。
エリックはどのように登場し、どんな歌を聴かせてくれるのだろうか?