Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

やっぱり外が好き

2009-12-07 00:15:45 | 私の日々
20代の頃、真冬でもコートを着てパリのカフェの外に座っている人、
何考えているのかなぁと思っていた。
気候の良い時期はともかく、わざわざ寒い日に外に座るなんて。
その頃、東京の都心でオープンエアな空間は少なかったように思う。

今はテラス席を併設しているレストランやカフェも多い。原宿、恵比寿。
都ホテルにもテラス席がある。
ライブハウス、「スウィートベイジル」のテラスでアースのフィリップ・ベイリーのライブの前に、
お茶をしていたら、向かいのテーブルにフィリップがやって来た。
音楽関係誌のインタビューが始り、
思わずフィリップの目を見て頷きながら、聞き入ってしまった。

飯田橋、日仏学院の中の「ブラッセリー」やお堀端の「カナルカフェ」
桜の頃、新緑の時期になると行きたくなる。
日仏学院では秋にワイン祭り、日比谷公園では5月の末、ドイツビールフェスティバルがある。

品川周辺、景色はないけど「デルソーレ」は気軽なイタリアン。
スパークリング飲み放題の日があり、夏は外の席で人通りを見ながら食事を摘み、
最後はドルチェ、ジェラード、リキュール入りのカフェなどで締めくくる。

原美術館のガーデンテラスも美術鑑賞と合わせて楽しめる。

いよいよ外で食事する時期も終わりかと思っていたら、
品川パシフィックの前庭にある「シンガポールシーフードリパブリック」
充電式のホットクッション、ブランケット、ストーブが登場。
引き続き、お天気が良くて暖かい日は外でランチをしている。

中庭のテラスの前は彩り豊かな落ち葉で埋め尽くされ、ビルの谷間なのに、
写真に撮ったら、まるで山の中の景色のよう。
食べる物も寒くなってきたので、チキンライスやサティではなく、
バクテー(骨付き肉と椎茸の薬膳スープ煮)やラクサ(暖かい汁麺)など。
暑いアジアの料理なのに体が温まるから不思議だ。
反対に寒いブルガリアやハンガリーの料理に冷える物もある。

寒い時期ほどピリっとする空気感がたまらない。
陽の光が輝く瞬間、都会のオアシスを探し求めている。