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Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ロサンジェルスのイベントで歌うエリック

2013-08-18 12:09:16 | エリック・ベネイライブ(日本以外)



昨年の映像だが先週になってアップロードされた。
LAのショッピングセンターでのイベントで歌うエリックべネイ。
グレーのぴったりしたパンツ、ストライプのシャツ、
その下は白のTシャツで茶色の靴を履いている。
"Real Love"から始まり"Sometimes I Cry"、最後は"You're the Only One"
ヒット曲、思い入れの深い曲で固めた。

バンドもバックコーラスもなく、一人歌うエリック。
自宅から車を運転して一人で行ったようだ。
通りの端まで詰めかけている観客達に曲の合間に話しかけコーラスを振る。

歌に乗せながら「僕の新しいシングル"Real Love"、
iTuneで見つけてダウンロードして買ってね。
昨年娘のインディアがUSCに入ったんだよ。USCは学費が高いんだ。」
このインディアにまつわるネタ、エリックの不遇時代のライヴで定型化していた。
2005年の来日、ブルーノートでも「インディアも14歳になった。
靴を買って上げないと。」と言っている。
ここで皆がおひねりをエリックへと渡すのがアメリカのライヴでのお約束だった。
今はもちろん充分余裕があるのも一目瞭然なので、
このセリフはライヴで言わなくなり、ここでチップという習慣もなくなったが、
地元ということで寛いだ雰囲気の中、ジョークとして飛び出したのかもしれない。

この場面で「お金が掛かる」と話す時にお札を数える仕草をする。
思わずニヤリ。
なぜなら"When You Think Of Me"の中で「君がベンジャミンを作っている時に」
という歌詞があり、対訳の日本語では「君が子供を作っている時」とあり、
どうしてもしっくりこないと思いながらライヴ映像を観ていて、
エリックがこの部分でお金を数える仕草をするのを見て
「ベンジャミン・フランクリン、100ドル札!」と閃き、
「自分が夢を追っている時に君はお金に捉われていた」の意と、
ようやくわかったことがかつてあったからだ。

Eric Benet "When You Think Of Me"についてのブログ
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20100330

エリックはこういう風にボディーランゲッジをたくさん歌に入れている。
例えば"You're the Only One"でも"I don't care what they say"の部分、
「人になんと言われようと関係ない」というところで、
目の前で追い払うように手を振る。

"Sometimes I Cry"を歌う前に「皆がNO.1にしてくれた曲だ。」
いつもファンへの感謝の気持ちを忘れないエリックべネイ。
"I Just Fake It"と歌いながら観客にその続きを"Until when?"とマイクを向ける。
観客達から"Until I Can Make It"とコーラスが返ってきて、
「みんな、ちゃんと歌えるじゃない。」と歌に乗せて答えながらご機嫌のエリック。

全身を使い歌っているエリックの姿をカメラが捉えている。
サングラスは取らないが、手や体から伝える表情が豊かだ。
しかしステージ上に意味もなく留まりおしゃべりをしたりしているスタッフ、
次のショウのためのクルーなのか。
また"Real Love"を歌うのをやめて"Sometimes I Cry"を歌おうとしている時、
それを音響のスタッフは把握できない。
エリックは何度か呼び掛けるが中々通じず、雰囲気を壊さないようにしつつ
オペレーションにそれとなく曲を変えることを促すエリックべネイ。
最前列は黒服のSPが3人強面で固めている。

それでもそんなことに振り回されることもなく、
エリックは自分の仕事、歌に観客とのコネクトに入り込む。
「もっと聴きたい?」と聞き、湧き上がるスクリーム。
「コーラスが必要だから手伝って欲しい。」と"You're the Only One"
コーラスの部分では観客へとマイクを向ける。
"You're the only one I love, you're the only one I need in my life"
客席からコーラスがしっかり返ってくる。
思いっ切りエリックべネイが懐かしく、また一緒に歌えるファン達が羨ましくなる映像。

金曜日の晩、寝る前にYoutubeを探していたらいくつもこんな映像をみつけてしまい、
子守唄になるどころか、興奮して眠れなくなる。
フェイスブックに早速いくつかアップしたら、
エリックのファンの方達から次々とリアクションが返ってくる。
私もですが、皆さんも週末は夜更かしなんですね。
皆もエリック恋しさに火が付いてしまったようで、
それぞれみつけた思い出が甦る映像をアップロードしてくれた。
観るのが楽しくてとても嬉しかったです!

愛しのエリックべネイ、早く日本にも戻ってきてほしい。

Cracks of My Broken Heart in Korea 2012

2013-08-17 09:25:03 | エリック・ベネイライブ(日本以外)



Youtubeを時々パトロールすると、思いがけぬ映像と出会うことがある。
2週間前にアップロードされた韓国での"Cracks of My Broken Heart"の映像。
昨年のソウルでのライヴのものだが、カメラの構成からテレビで放映されたものだろうか。

Eric Benet 3rdアルバム"Hurricane"中の収録曲"Cracks of My Broken Heart"
ライヴで歌ったのは後にも先にもこの時のみ。
韓国では何人かの歌手が「ハリケーン」の中の曲をカヴァーしている。
エリックもそのことを知っていて、ソウルのライヴでは"Hurricane""Still With You"
なども歌う。

観客の反応が抜群だ。
ソウル、オリンピックパーク、満場の人々が漏らすため息ともつかぬ歓声。
正しい場所で正しく掛け声が上がる。

エリックべネイ、曲に深く感情移入しながら、
それでも詰めかけた観客たちの熱狂する様子に時々満足そうな表情を浮かべるのが、
見て取れる。
「こんなに受けると思わなかったな?」とびっくりもしているようだ。

なぜ韓国でしかこれらの曲をエリックは歌わないのか・・・
他国では"Hurricane"中の静かな哀しみに満ちた曲が余り評価されていないから?
ライヴでは受けないと思っているから?
一度、こういう曲に感情移入すると簡単には戻って来れないから?

"Hurricane"の時のエリックべネイはどん底だった。
その淵を覗くのはまだ勇気がいるのかもしれない。
それを押してでも歌わせるだけの熱意を伝えた韓国のエリック人気、
あやかりたいものだ。

ラスヴェガスからロングビーチへ

2013-08-14 13:07:18 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
8/10、エリックべネイのラスヴェガスでのライヴが行われた。
昨年の来日でも同行したバックボーカルのデニス、久々の登場だ。
この日へと向けてアメリカのファンクラブのメンバー達は8日から10日の夜にかけて、
それぞれヴェガス入りし、皆でビュッフェやパーティーを開催した。

10日は全員、白のドレス、ブラウス、Tシャツで集合。
男性もメンバーの婚約者、甥、夫など3人が参加したそうだが、
それぞれやはり白い服装で決めてきた。
皆、ほぼ同じホテルに泊まり、そこからバスで会場へと移動。
入場開始と同時に前方の席を固めた。
今回は娘や孫など身内同伴でヴェガスの休日を楽しみつつ、
ファンクラブのメンバー達と共に観戦した人たちが多かったようだ。


セットリストはこちら


"My Prayer"はインスト。
入場は"Love Don't Love Me"
新旧のヒットナンバーがまとめられている。
"Femininity"、アメリカのファンには絶大な人気だが、
歌詞の意味が深く日本では余り受けないこともエリックは知っていて
2005年の来日以来歌っていない。
〆は"You're the Only One"
アンコールはお約束の"Georgy Porgy"

終了後に開かれたmeet & greet。
個人写真と全体写真があるが、全員白い服装で一番上にバラをくわえたエリックべネイ。
壮観だ。



ファンクラブのメンバー達がそれぞれに思い出を綴っているが、
私はRのコメントを読んで驚くと共に胸が一杯になった。

事情はわかわないがRは脚が不自由らしい。
エリックと会った時に「前にあなたに会った時は歩けたのに。」と言うと、
エリックはごく自然に「次に会う時はまた歩いているよ。」と微笑みながら言ったそうだ。
その時は平静を装って受け止めたR。
ミーグリが終わると化粧室にこもり、声を上げて子供のように泣いてしまったそうだ。

私はこういうことを言う時のエリックべネイの様子が思い浮かぶ。
相手の眼を見て魂に届くように話す。
信仰の篤い家庭で育ったエリック。
心の底で彼女のことを祈りながら伝えたのだと思う。
Rが涙したのは表面の言葉以上のものを感じたからに違いない。

さて翌日はカリフォルニア・ロングビーチへとエリックべネイとクルー達は移動。
ラスベガスからこちらへと向かったファン達も何人かいるようだ。
今度はアウトドアのコンサート。


付き人のビジューがステージ裏、舞台の袖から撮る写真。
正面とは違いエリックの背中がいい。
内面が滲み出てくる。

セッションが白熱した瞬間の画像


ファンクラブのメンバーも当初の頃と較べるとすっかり変わり、
会長も13年間務めたTが辞め、昨年新しい代表となったPMは1年で辞め、
新しい会長、副会長、書記を選ぶ選挙がファンサイトで行われた。
立候補した中から古くからコンスタントに活動しているメンバーPDと
新しいメンバーで熱心なファンのDSの二人が選ばれた。

今回のラスヴェガスのすべてを整えたのはPDだった。
皆で集まるパーティー会場の手配、全員がチェックインしたか確認し、
集合時間のセッティングなど。
終了後は最後の一人までが無事帰宅できたかを見守った。
初めての大仕事をこなしたPD、写真の中でも一際笑顔が輝いている。

夏は野外フェス、そしてラテン!

2013-08-12 09:10:23 | エリック・ベネイライブ(日本以外)



盛夏に各地で野外フェスが開催されている。
この映像は1999年、ジャマイカのAqui Jazz Festivalでのエリックべネイ。
"Why You Follow Me"
エリックのライヴにいらしたことのある方なら、この曲の生での盛り上がり、
ご覧になったことがあるでしょう。

ジャマイカという土地の持つ雰囲気なのか、
バックバンドが現地調達のせいか、
野外フェスにこのラテン調の曲はぴったりとはまっている。

この頃は筋トレに勤しんでいたので筋骨たくましい。
99年のエリック、ドレッドヘア、胸ははだけ、裸足がトレードマーク。
アメリカのファン達は未だにこの当時のエリックを懐かしがる人が多い。
私もたまにこういうエリックべネイ、観てみたくなる。

Eric Benetの一週間

2013-07-28 12:19:22 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
先週のエリックべネイ、二つのライヴにプライベートにと忙しい日々を過ごした。
トップの画像はデビッド・フォスターの娘の結婚式にて、
新婦の父デビッドを祝福するエリック。
デビッドフォスターはエリックの3rdアルバム"Hurricane"でのプロデュース、
アルバム中の曲"Last Time"ではデビッドの娘エミリーも作詞に加わっている。
そしてもちろんデビッドのツアー、David Foster & Friendsでもエリックは歌っている。

ワシントンでのライヴを21日に終えたエリック、オハイオに26日に飛んだ。
ライヴの様子を楽屋側から付き人のビジューが捉えている。

「観客からの愛を受け止めているのか、それともUFOに拉致される瞬間か?」
とキャプションを付けてエリックはこの写真をアップ。

客席の熱気が伝わる写真が次々と掲載されている。


"Best job ever"とまでエリックのキャプションは続く。


こちらはセットリスト。しばらく日本では歌っていない曲もある。

"My Prayer"に至っては一度も歌ったことのない曲。
オハイオのファン達が羨ましい。

それではプライベートな画像をもう少し。

こちらは楽屋裏でのエリックべネイ。

オチャメな性格が表情に出ている。


このご一緒の方、最近良くエリックと登場するので前にもググってみたのですが、
アメリカの不動産王?
エリックのTシャツ、見覚えがある。
お洒落な服だけでなく、チープなTシャツなどでも愛着のあるものは何度も着るエリック。
時々、同じものを何枚か最初から買ってあるのかと思ったり。


そしてこちらは家族写真、娘のインディアと三人の姉の内の一人、
オードリーとショッピングを楽しむエリックべネイ。
やはり思いっ切りくつろいだ表情です。
さてお買い物の中身は何だったのでしょうか?

JazzFestWest

2013-07-06 11:17:46 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
この時期になるとどうも屋外でのジャズフェス、気になってくる。
一度、行ってみたいものだと思うが、実際に行った人の話を聞くと、
余りの暑さに帰ろうかと思ったとか、暗くなってくると虫が出てきて困ったとか、
長時間の野外コンサートに参加するのは体力と気力もいるようだ。
余り真剣に観ないで離れた席からピクニック気分で楽しむのが調度良いのかもしれない。

カリフォルニア、San DimasのBonelli Parkで7月中旬に行われるJazz Fest West,
2011年にエリックべネイが歌いスティーヴィー・ワンダーが飛び入りした映像がある。
JazzFestWest 2011


既に自分の出番を終えてエリックのライヴを観ていたスティービー、
ステージに上がってくれて"Superstition"を歌うことになる。
バンドのメンバーでこの曲を演奏できるクルーが一人しかいなかったけれど、
皆も合わせて演奏し始める。
当然、エリックは歌詞を知っているからスティービーに合わせる。
その後、続けてスティービーがエリックの"Georgy Porgy"を歌い始めて、
これには感激したとエリックも話していた。

最後はスティービーの手を引き、方向を示しながら舞台袖にと向かうエリック。
ステージ上でも絶えずスティービーの体に触れたりしながら、
近くにいることを伝えていた。
いつもながらエリックべネイの細やかな心遣いが感じられる。
警備のスタッフも臨機応変に対応し、ステージ近くで写真を撮る人を大目に見てくれたり、
自分も一緒に踊っているのが微笑ましい。

今年のJazz Fest West、プロモーション映像がある。
JazzFest West - The Hottest Party of the Summer!

家族でそれも一家族ではなく大家族、親せき一同とか、
友人たちと連れだってパラソルや椅子、ブランケットや食べ物や飲み物を持ち、
集まってくる人々。
インタビューではこのフェスができた時から、10年前からとか5年前とかから、
毎年やってくると語る若者、子供、年長者が登場する。
周りにも屋台が出てバーベキューやビールのスタンドが。

かなりアバウトな雰囲気だが、チケットはやはり細かくランキングされている。
高額なパッケージには優先パーキングチケットも含まれている。
LA、サンディエゴ、ラスベガス、あちこちから車で人々がやってくる。
今年はMaze、フランキー・ビバリーがメイン、
エリック・ロバーソン、ファンテージア、アンソニー・ハミルトン、
ボニー・ジェームズも出演する。

エリック・べネイ オン ステージ

2013-06-19 09:58:16 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
画像は先週のセント・ルイスでのライブ、
「トム・ジョーンズが乗り移っちゃったよ。」とキャプションを付けて、
エリックべネイは自身のフェイスブックにアップロードしている。

こちらはキャピタルジャズフェスティヴァルの画像。
「ショウが白熱する瞬間」とあるが、
エリックの周りのスモークがまるで白い羽のようだ。
エリックがエンジェルのようにみえる画像。


そしてこちらもキャピタル・ジャズの画像。
「皆、キャプションを付けて!」とエリックべネイ。
"Georgy Porgy"と書く人もいれば、
「エリックが私の大好きな"Femininity"を歌っている瞬間。」
「Hello Baby How You Been, Nice To See Your Face Again..."When You Think Of Me"」
"Swing Low Sweet Harriett"
"I Never Knew Such A Day Could Come"←これは"Spend My Life With You"ですね。
"Sometimes I Cry"
"Why You Follow Me"
とファンの人々が次々と書き込みをしています。



私はこの写真を拡大してみて、想いを込めて歌ってはいるけれど、
声を張り上げてではなく、悲しげな表情でもなく、
しかしながらカジュアルな雰囲気でもないところから、
"I'm known to have a heart that love couldn't find I used to..."
と書き込みました。

そう"Never Want To Live Without You"
エリックべネイの"Lost In Time"からのシングルヒットでありながら、
日本のライヴではまだ一度も歌っていない曲です。
日本で歌って欲しいという願望から私の目にこの画像、
"Never Wanna Live w/o U"を歌っているように映ったのかもしれませんが。

今年のDavid Foster and Friendsは?

2013-06-08 09:02:29 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
14 Chocolate Legs - Eric Benet.wmv


中々、来日が決まらないエリックべネイ。
一方、コンスタントにここのところ来日しているデビッド・フォスター。

2008年のDavid Foster & Friendsの映像。
客席からデビッドに呼ばれたエリックは、まだ発売前だったアルバム"Love & Life"
の中の曲、"Chocolate Legs"を歌う。

デビッドは後ろで指揮をしながら観客たちに"Rap your chocolate legs around me"
と歌わせ、客席の人々も自然に唱和している。

この時のことを後のインタビューでエリックは、
「白人のセレブが前席を陣取っていて、ジョッシュ・グローバンがお目当ての彼ら。
その前で"Choco Leg"なんて歌って大丈夫なのかと思ったら、
皆が一緒にコーラスしてくれてねぇ。」と嬉しそうに語っていた。

自分のプロデュースしたエリックの曲、"The Last Time"とかではなく、
エリックべネイのこれから発売するCDの一押しの曲を歌わせてくれたデビッド。
やはり大物のすることは違う。

エリックべネイ、嬉しいけれど緊張もしただろうなと思いつつ、
この映像を久々に観返してみた。

デビッド・フォスターとエリック・べネイ、
エリックの妻であるマニュエラがカナダ出身のことから親交が始まり、
マイアミでデビッドの自家用機に乗せてもらったりしている映像もある。
3rdアルバム"Hurricane"の"The Last Time"では、デビッドの娘エイミー、
彼女も作詞に参加している。
当時、不遇だったエリックに手を差し伸べてくれた。

さてエリックべネイ、単体での来日が難しいのなら、
次回のデビッドフォスター&フレンズでデビッドと一緒の来日、
そんなのがあっても良いじゃないか、と私は妄想に走る。
オーケストラをバックに大きな会場で歌うエリックべネイも観てみたい。
そしてもちろんデビッドとの掛け合いも。

Eric Benet in Memphis

2013-06-02 12:50:59 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
週末のライヴのためにメンフィスを訪れたエリックべネイ。
ローカルなニュースショウに招かれ番組に出演している。
アーティストとしてリスペクトされている雰囲気が感じられる良いインタビューだった。
http://wreg.com/2013/05/31/meet-singer-eric-benet-from-this-weekends-sisterhood-showcase/

今日はスタジオにグラミー・ノミネートアーティストのエリックべネイが来ている。
ニュースを一時中断して彼を紹介しましょう。

新しいアルバムの"One"というタイトルの由来は?
「長年の夢だった自分のレーベルを持つということが実現し、
その第一作ということで"The One"と名付けた。
お蔭で売れ行きは好調だ、皆、ありがとう(テレビの画面に向かって)
今、僕のレーベル、ジョーダンハウスレコードでは、
新しいアーティストを売り出すことも考えている。
これもまたワクワクするチャレンジだね。」

"The One"の中にある曲"Harriett Jones"、このハリエットって誰?
この曲はどういうエピソードから生まれたの?
「ソングライティングをする時には、僕はまずメロディーを考える。
ピアノを使ってみたりもする。
その後、この曲の歌詞を考えている時に行き詰まってきて、
その時に古い黒人霊歌の歌詞が浮かんできたんだ。
そして、それがピッタリとフィットした。」

あなたの波乱万丈な人生、それを曲にしていると思うけれど、
ソングライターは皆、そうなの?
「それはその人の作る曲のジャンルにもよると思うけれど、
僕はどんなプロセスでも学んだことは人生のレッスンだと思い、
それを曲に生かしているよ。
よりよい人間になりたい、常にチャレンジャーでありたい、
そういう気持ちで曲作りに臨んでいる。」

作る時に聴く人の受け止め方も考える?
「自分に正直に心の底から沸きあがった曲は、
その真実が聴く人の心を打つと思う。
リスナーは歌詞を聴いて「こんなのあり得ない」とか、
「この気持ち、すごくわかる。」とか判断するからね。」

ステージでは女性に大人気で羨ましいけれど、
ライヴで歌うってどういう感じ?
「それはね、もう最高の一時だよ。
言語を越えて観客と分かり合える瞬間を共有する、
お互いにエネルギーを与え合うことができる、全く素晴らしい時間だ。
でもニュースキャスターの仕事もそういうことがあるでしょう?」

自分ももっとそういう気持ちで仕事をしましょう(笑)
プライベートではどんな感じですか?
「妻のマニュエラ、17ケ月の娘のルチアと充実した日々を過ごしているよ。
マニュエラはイタリアとエジプトの血が入り、スペイン語も話すから、
ルチアは4か国語を既に話すようになっている。」

ではメンフィスの皆さん、週末のエリックのステージ、お見逃しなく!

************************
ところで日本の皆様にも朗報があります。
エリックべネイのニューアルバム、日本先行発売が発表された。
リリース予定日は8/21、内容は70年代後半から90年代のヒット曲のカヴァー。
アース・ウィンド&ファイヤー、クリストファー・クロス、TOTOの曲が収録される予定。
http://www.hmv.co.jp/en/artist_Eric-Benet_000000000078121/item_%E6%9C%AA%E5%AE%9A-Ltd_5448569

カンサスシティーのエリックべネイ

2013-05-29 08:47:27 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
「たった今、ステージから降りたところ。
最高だった。
汗が吹き出し、アドレナリン全開。」
とエリック・べネイはこの写真を投稿した。

シンガポールから帰り、家に一泊しただけでカンサスシティーのライヴへと
飛び立ったEric Benet。

シンガポールの映像は良く観ると観客の反応が今一つだ。
ステージ周辺のスタンディングは若者ばかりだが、
エリックのことを知らない人も多いようだった。

帰国した途端に本国でのコンサート、きついスケジュールだと思ったが、
母国でファンに囲まれて観客を喜ばすと共に
エリック自身もステージを堪能したことが伝わってくる。

Eric Benet @ Social Star Awards 2013

2013-05-27 12:34:01 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
先週末、シンガポールで行われたソーシャルスターアワード。
ジェシカ・アルバに紹介されてエリックべネイは登場する。
黒の襟があるグレーのタキシードに黒のタイとシックでフォーマルな服装。
歌う曲は何かと思えば"News For You"のリミックスヴァージョン。

エリック・べネイ、とても良い雰囲気で歌っている。
画像もテレビ用なのかしっかりしている。
映像でこの曲のリミックスを観るのは初めてだった。

Social Star Awards 2013 Eric Benet Performance

シンガポールのエリックべネイ

2013-05-25 22:32:05 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
5/24に行われたシンガポールでのソーシャル・ミュージック・アワードに
エリック・べネイはゲストとしてジャーメイン・ジャクソン、スティーヴン・タイラー、
シーロー・グリーンと共に招かれた。
司会はジェシカ・アルバ。

22日にシンガポール入りしたエリック、高層ホテルからの写真、
「まるで007みたいな気分。」と投稿する。

これってリッツ・カールトンかな?
確かバスルームがビュー付だったような?

アメリカ国内でのコンサートだと共演するアーティスト達は、お互いにすれ違い。
楽屋で顔を合わせることもなくそれぞれの出番のみで帰っていくのに、
海外でのライヴとなるとアーティスト同士が親交を深めることが多い。
今回も思いっ切りリラックスした様子で全員で記念写真に納まっている。


ミュージック・アウォードの様子はテレビ収録もあったようだ。
その内、動画なども上がって来るかと思う。


四日間のアジアでの滞在、エリックべネイも楽しんだ様子が伝わってくる。
シンガポールは初訪問だったはず。
それにしても日本からは比較的近いアジアの国、LAからは更に遠くなる。
最近、海外での滞在期間は短く、仕事以外では自宅を離れることのないエリック。
やはりルチアとマニュエラとの家庭を大切にしている。

Hurricane live at Java Jazz Festival 2005

2013-05-06 19:22:28 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
Eric Benet "Hurricane" live at Java Jazz Festival 2005


ジャワジャズ、2005年の映像。
しばらくネット上にあったものが無くなってしまって久しい。
それが最近、またアップロードされていることを知った。

2005年、3rdアルバム"Hurricane"は完成したものの
発売日が中々決まらず、決まっても延期され、
それは2002年に完成しながらリリースなかったアルバム"Better & Better"のごとく、
またしてもお蔵入りかと不吉な思いがエリックべネイにもよぎったかもしれない。

アメリカでのライヴも予定が入ったかと思うと興行中止となってしまっていたこの頃、
エリックべネイはマネージメントから、
ジャワジャズのプロモーター、ピーター・ゴンザを紹介され、
ジャカルタジャズフェスティヴァルへと招かれた。
娘のインディアと共にかの地を訪れたエリック、発売前の"Hurricane"を歌い、
インドネシアの人々の歓迎を受け、ジャワジャズ終了後には、
インディアと二人でバリ島の休日を楽しんだ。

この時エリックは再び観客の前で歌える喜びと共に、
当時アメリカでは気持ちの休まることのない日々が続いていただけに
初めての滞在になるインドネシアでインディアと二人寛いで過ごしたことは、
忘れられない思い出となったようだ。
その後もジャワジャズには2度、参加している。

改めてこの映像を観るとエリックべネイ、
背中がそげるように痩せている。
かつての筋肉質なエリック、今の健康な中に体調管理をしているエリックとは違う。
そういうエリックの歌う"Hurricane"
痛々しい中にも立ち上がって行こうとする雄姿に胸を突かれる。

1999・ジャマイカのエリックべネイ

2013-04-22 17:04:59 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
アメリカのエリックべネイファンクラブのメンバー達が、
「エリックの過去を振り返る映像を投稿しよう。」と呼びかけた。
エリックのファン達に見せたい一心で、
秋葉原で購入した「画像安定装置」(ハイビジョンやリジョンコードの違う映像を変換する)
を使って我が家から過去にアップロードした映像もいくつか発見し、
懐かしく皆の投稿した映像を観たが、中にはたぶん初めてと思われる動画も。

これは1999年のジャマイカでのAqui Y Ajazzフェスティバルにエリックが出演した時のもの。
ということはエリックべネイ、33歳の時の映像。
ドレッドヘア、裸足で歌って踊る"Why You Follow Me"
胸ははだけているし、汗は迸る。

5月も近いというのにまだ寒さが続く今日この頃。
灼熱のジャマイカの雰囲気が滲み出ている映像を観ていると、
暑い夏が待ち遠しくなってくる。

AQUI Y AJAZZ, ERIC BENET "WHY YOU FOLLOW ME?"

ERIC BENET IN RICHMOND,VA.

2013-04-04 19:47:10 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
ERIC BENET IN RICHMOND,VA. FRIDAYS AT SUNSET 2011


最近にアップされた一昨年のライヴ映像。
エリックべネイを間近で捉えてトークもしっかり入っている。
この映像をあえて今、ここで取り上げたのは
チップに関してのやり取りがあまりに微笑ましかったから。

「娘のインディアは今、大学に行っていてね。
お金が掛かるんだよねー。」とエリックが言った時に、
前列の観客が$20のチップを手渡す。

かつてのエリック・べネイ、デビューする前の20代前半は全米を興行していた。
そこでリクエストされる曲、アメリカントップ40や
その他の曲に応えられるように様々な曲をマスターしたそうだ。
そして各地の観客の反応を見たり、場数を重ねたことは自分にとって、
大きな力となったとインタビューで語っている。

その頃のエリックならともかく、
既にグラミーにも度々ノミネートされている今のエリック・べネイ。
20ドルのチップなんて失礼じゃないかと思うが、
にこやかにお礼を言って受け取り、ジーンズのポケットに入れている。
すると他の観客からも$20のチップが。
これもまたありがたく受け取りポケットへ。
観客の反応とやり取りを楽しみ、
初心を決して忘れることなくエンターテイナーに徹するエリックべネイ。
観客への感謝の気持ちと謙虚さが伝わってくるこの映像に、
Eric Benetの原点を見た。

曲は"Feel Good"から"You're the Only One"、
アンコールの"Georgy Porgy"へと繋がっていく。
臨場感のある映像と共にこちらもエリックべネイのファンになり、
彼を応援し続ける理由を思い出させられる一コマだった。