年金生活者のワインとデイリーワイン王者先日、日経新聞社から出た雑誌でデイリーワイン(2000円クラスで)の品評会があり、名だたる6人のソムリエ、専門家が選んだ赤の王者がチリのコノスル18番だった。シングルヴィンヤード、...
この1年、国別ではスペインワインを最も飲んだ。スペイン紀行でも書いたように、世界で一番ワイン畑がある国で、シグロワインぐらいしか日本では飲めなかったのが最近は安価でうまいスペインワインが大量に日本市場に登場している。我が家定番のイエローテイルやウッドブリッジは飲む機会が少なくなり、同価格帯(1000円前後)のスペインのワインを飲むことが多くなった。日本ではやはりリオハ産が有名だが、デル・ディエロ、ラマンチャ、バレンシア等結構良いワインがある。葡萄もテンプラーニョだけでなく、グルナッシュ、カベルネソーヴィニヨン、メルローも赤では良いものが出てる。テンプラーニョと他の品種が混ざっているものもあり、味にも個性がある。最近の例だと軽くて爽快な2013年ランチョ・ヴィエホがテーブルワインながら毎日飲みたくなる。対をなすのが重厚な2003年ラマンチャのアルデア・デス・マルケス、グランレゼルバで、このワインが何故1000円未満で買えるのか謎だ。このワインの採れた2003年はvery goodのヴィンテージ、近所の業務スーパーで見付けたが買い占めたくなったくらいだ、値札にフランス産と書いてあるからこのワインの価値が判らないのかも。
白はこのブログで以前紹介したカバが900円ぐらいで売っている。有名な黒瓶のフレシネを買うことはない。
発泡酒では最近、ベルギー白ビールテイストのホワイト・ベルグがサッポロビールから販売された。これまでの日本のビール系とはひと味違うもので長生きするものだと思えるほどのものだ。もちろんビールよりはるかに安いのも嬉しい。