西川前農相に続いての望月環境相、上川法相が鈴与から受けた献金問題、国会ではおかしな論理が展開されている。「国から補助金交付決定通知を受けた企業は、その通知から向こう1年間は政治献金(寄付)を行うことが禁じられている」ことは国会で決めたことだ。その決めた議員が献金を受けたのに違法ではないと抗弁している。首相も官房長官も本人たちは鈴与が補助金を貰っているとは知らなかったから違法ではないと言っている。安倍首相は答弁で「与野党でこんなことが起きないように何らかの方策を考えるべきだ」などと開き直っている。
その後の調査で13年だけでなく、11年から毎年献金を受けていたという。一般国民の交通違反では、車線変更だとか一方通行だとか知らないで違反を問われ罰金を払わされてることは日常茶飯事だ。法相が知らなかったから罰せられないということは法治国家としてどうなんだろう。そういう法を作った以上その企業が補助金を受けているか調査するのが常識ではないか
もう一つ噴飯物の言い訳というか強弁「鈴与は国から直接補助金を貰ったのではなく、一般社団法人から貰ったから違法ではない」国の補助金はかなりの部分所轄のというか天下り先の関連団体をとおして支給される。一般社団法人がべつに稼いだ金からの補助金ではなく国の予算(税金)から出たものだ。そんなことは充分わかっているのに戴きますとは呆れる。補助金を献金の財源にするために一般社団法人をとおして支給することを考えたとしたらたいしたものだが
補助金を受けた企業は政治献金を禁止するように法改正すべきだ。補助金を貰うために政治献金をする賄賂性が見え見えだ。
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