行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

最強のパスポートは?いろいろなランキングがあるものだ

2024-07-25 22:39:40 | 海外
ビザ(査証)なしで渡航できる国と地域の数を比較したパスポートの世界ランキング最新版で、シンガポールが首位に立った。日本は2位に後退してフランス、ドイツ、イタリア、スペインと並んだ。

ランキングは世界227カ国・地域が対象。国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに、英コンサルタント会社のヘンリー・アンド・パートナーズが3カ月ごとにまとめている。

ビザなしで渡航できる国と地域の数はシンガポールが195。2位のフランス、ドイツ、イタリア、日本、スペインはそれぞれ192だった。

3位の韓国、スウェーデン、フィンランド、オーストリア、アイルランド、ルクセンブルク、オランダは191カ国・地域にビザなしで渡航できる。
2014年のランキングでは米国と並んで1位だった英国は、ニュージーランド、ノルウェー、ベルギー、デンマーク、スイスと並んで4位(190)に後退した。オーストラリアとポルトガルは5位(189)。意外なことに米国は8位(186)に後退した。

ビザ無しで入国できるということは出身国の信用力を示す。かつて共産国へはほとんど大使館で入国審査をしてビザを発行してもらわないと入国できなかった。つい最近までヴェトナムとかモンゴルへの日本人の入国にはビザが必要だった。日本が経済大国になるにつれビザが必要なくなった。

私の記憶で、印象深いビザはかつてベルリンの壁が存在していたとき、西ベルリンから東ベルリンに観光することになり、1日観光ビザをとって入国した。外貨を稼ぎたい東ドイツはすぐにビザを発行してくれたが、観光バスには銃を携えた兵隊が目を光らせていた。

古いパスポートを見ると、ビザが残っており、懐かしい。


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