行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

国会の品位がここまで落ちるとは

2022-06-02 17:15:42 | 政治

衆議院予算委員会の集中審議、れいわ新選組 大石晃子議員が次のように岸田総理を「鬼」「財務省の犬」などとののしったのには驚いた。
「消費税の減税は考えていない」と答弁した岸田総理に対し、「もう一度言わせていただきます。この鬼。もう一つ名前を差し上げます。資本家の犬、財務省の犬」

国の最高決議機関で選良と言われる議員の発言とは信じがたい。何故懲罰委員会にかけないのだろうか?また岸田総理も名誉毀損で訴えるべきだ。野党もこの財政難のことは無視して、バラマキばかり考えている。国民に受けると思っているとしたら大間違いだ。むしろ支出の方をきちんと精査して無駄をなくすことが必要だ。先日の参院予算委員会で、地方創生臨時交付金の使途が追求されたが16兆円の巨額が地方自治体の裁量で公用車購入に使われたりしている。もっと野党は行政の無駄遣いに目を注いでもらいたい。

最近、イーロン・マスクが日本は少子化で将来消滅すると発言し、マスコミが騒いでいるが、こんなことは40年前から判っていたことで今更何をと思うのだが、これも政治全体の責任だ。少子高齢化で年金財源をどうするかで議論し、選挙も経て消費税が生まれたわけだ。その消費税を削るというのは年金制度を毀損することになる。今の消費税でも少子化が進めば危ういということを国民は肌で感じている。


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