行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

近くなった成田空港、日暮里から36分

2010-07-18 13:53:14 | Weblog
昨日17日、待望のスカイライナーの新ルート(スカイアクセス)が完成し、時速160キロ、36分で成田空港へ行けることになった。現役時代は海外出張が多かったので、成田空港については遠いという不満を持っていた。先進国の空港だけでなくアジアの主要国の空港に比べ、不便な国際空港であった。

鉄道でのアクセス時間36分という時間は,私がよく利用したヒースロー(ロンドン)の約20分より長いがシンガポールのチャンギ、シャルルドゴール(パリ)の約30分に匹敵する。スカイアクセスは鉄道技術で遠距離を克服した例だが、上海のように先端のリニアモーター技術を使えば15分も夢ではない。次なる革新に期待したい。

海外旅行で成田に行く場合、バス、タクシー、マイカーでも行けるが時間が守られるという点で鉄道が最も信頼でき、私はもっぱらこれまで成田エクスプレスを利用してきた。最寄りのJR駅(立川)から乗れるので便利であるが、2時間弱かかるのが難点だ。大きな荷物が付きものなので私はいつも事前に空港に荷物を送って置き、当日は手ぶら状態で出かけた。帰りは時間が掛かっても空港到着ターミナル最短距離で乗れるリムジンバスを立川まで利用した。

プライベートでの海外旅行だけになって気がついたのだが、結構、バスも成田エクスプレスも料金が高いということだ。外国人観光客は日本への入口で驚いてる。今回のスカイアクセス料金は2400円(内特急料金1200円)と時間は最短、料金は最低と大歓迎だ。

成田空港は事業仕分けでもあったように,利権の固まりのようで、バス,タクシーの乗り入れ規制、荷物を送るにも既存の航空会社系業者(集配に来るのは一般の運送会社)が独占し、片道一個1700円もとり、いつもの黒猫便は利用できない。
さらに一段と改革を進めて、成田空港を安く、効率よく利用できるよう努力をして貰いたい。

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