行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

アップルEV開発断念の衝撃

2024-03-01 18:09:30 | 技術
先日18日、「雲行きあやしいEV」とブログで書いたとたんにアップルが10年もかけて研究してきたEVの開発を断念し、人員をAI開発にまわすというニュースが衝撃を与えている。EV参入に日独米の大手各自動車メーカーはその戦略を検討せざるを得ない。独メルセデスの戦略も「まずは2030年にフル電動化されるはずだった同社のラインナップには、プラグイン・ハイブリッドなどの内燃機関モデルが引き続き存続する」ことになると発表した。少なくともEV普及は当面遅れることは必須のようだ。
アップルはAIに遅れをとっているとみられ、このところ株価がさえない。クックCEOは今年中にAIに関する何らかのアクションを起こすと言明している。AI機能を搭載したIphoneが期待されている。

また、先般のブログの中で「かつてホンダは燃料電池車を開発していたが、どうなっているのだろうか」と書いたとたんに28日、ホンダは画期的な水素燃料電池車(FCEV)「充電機能を持ったFCEV」を発表し先行するトヨタのFCEVミライを意識した。航続距離600Kmに搭載電池(プラグイン機能を持つリチウムイオンバッテリー)でさらに60Km走行可能と発表、更に蓄電池は、キャンプなどで利用できるとしている。ホンダのFCEVはGMと共同開発した成果で、米国でもGMがこのFCEVを発売することは確実、EV車と競合することになると予想される。水素燃料充填に10分程度で済むので充電に長い時間かかる(充電スタンドでの長い行列が印象的)EV車より、優利で量産化のスピードによるが価格が当面どのくらいになるのか注目される。


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