行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

米国消費の強いわけ、配当・利子収入がガッポリ

2024-08-28 16:40:54 | 経済

年金生活者のマネー運用、日本人は2000兆円損した?

日経の脅迫的な記事が目を引いた、「日本人は世界的に見て、資産を現金で保有する割合が高いといわれています。家計金融資産のうち株式や投資信託が占める比率は約15%。一方、米国では......

日経が昨年に続き、日米の金融所得の格差を報じている。4~6月期の配当・利子収入は米国では年間換算で540兆円で過去最高で、日本の22年度の配当・利子収入14.5兆円の40倍にもなる。人口が倍違うとしても、消費に与える影響は大きい。20年間の金融資産の伸び率も米国は3倍、日本は5割増に留まり、金利のある米国との差は大きい。この背景には米国では金融資産の5割が株式・投信が占め、現金預金は15%、日本は逆に5割が現預金で株式・投信が2割弱という構造的な違いがある。米国経済を資産を持つ人の消費が支え、失業率の急増を避け、景気のソフトランディングに寄与している。




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