行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー運用、日本人は2000兆円損した?

2023-08-22 17:32:47 | 年金生活者

日経の脅迫的な記事が目を引いた、「日本人は世界的に見て、資産を現金で保有する割合が高いといわれています。家計金融資産のうち株式や投資信託が占める比率は約15%。一方、米国では約5割にのぼります。仮に01年度の株・投信の保有比率が米国並みだった場合、02年度からの預貯金増加分の半分を日米株に投資していれば、22年度末には3990兆円に伸びていたという試算があります。実際の資産は2040兆円なので、2000兆円近い機会損失だったことになります」と、下のグラフ付きで投資への変換を迫っている。

特に貯金の多い退職者はショックを受けただろう。この20年間デフレだったので貯金の目減りを気にしなくて済んだ。もし株や投信にしていれば機会損失を防げた人がいる。しかし、日経の記事は平均的な数字で、投資によってもちろん損した人もいる。このブログではそうしたリスクを最小限に留めながら、マネーの運用を紹介してきた。
年金生活者は後が短いので、個別株への投資は避け優良投信を紹介して来た。例えば「eMAXIS SLIM米国株式S&P500」など経費が安く、長期間安定している。成績は3年間で101.4%、1年で23.8%で最近のインフレも怖くない。
詳しくは2年前に刊行した、アマゾン電子出版「年金生活者のマネー運用」を参照


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女子プロゴルフツアー  CAT... | トップ | 今月のワイン、ポルトガルの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

年金生活者」カテゴリの最新記事