コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

奥多摩 榧ノ木尾根~石尾根 

2022-11-09 18:32:20 | 日記
来週から工事の為、県道70号で宮ケ瀬から塩水橋へは通行できないので
前回のリベンジで蛭ヶ岳を目指そうと思いましたが、奥多摩の紅葉も見頃で
捨てがたく久しぶりの登山ですので、体力的に厳しい丹沢は止めて
のんびり奥多摩の紅葉見物にしました。

まだ歩いたことがなかった榧ノ木尾根(カヤノキ尾根)を登ろうと思い
車を水根の駐車場に止めてバスで倉戸口まで乗ります。
水根の無料駐車場のトイレが新しくなっていて、夜も電灯がつき
冬も使える感じになっていました。
バス停は駐車場の真横にあるので準備しながらバスを待ちます。
7時13分のバスに乗りました。
6~7分くらいでしたが奥多摩湖沿いを走って倉戸口に到着。
数名の登山者が乗っていましたが倉戸口で下車したのは
私だけでした。今日も静かな山歩きを楽しめそうです。









奥多摩湖を眺めながら案内板にしたがって集落を登っていき
温泉神社の右を登って行くと登山道になります。









植林帯が少なく、すぐに広い落葉樹の尾根道になるのは嬉しいです。
広い尾根ですので以前は道迷いが多かったらしく
登山道に沿ってロープが張ってあります。
登りでは心配ないですが、初めてここを降るときは安心かと思います。





















下は落葉でフカフカ、見上げると青空に色鮮やかな紅葉。
時間は気にしないで一日楽しもうと思います。




























赤はメグスリノキですが黄色はカジカエデかな・・・・










・・・・サルの集団の間を抜ける
一匹はこちらを見ながら警戒しています。









生きていますが、もう触っても動きが鈍い・・・・

















いい天気に恵まれて、今日ここを選択したのは良かった・・・・・・。
倉戸山を過ぎるころになると暑くて、もうシャツ1枚でも汗。










広い尾根から少し痩せ尾根へと変わると一段下の尾根の左側を行く道にかわり
気が付いたら榧ノ木山を過ぎてしまっていました。
尾根沿いを戻って榧ノ木山山頂へ。
マイナーな山頂ですが標識が3つありました。













これが初代のでしょうね。

オシャレで色どりの綺麗な山頂看板は石尾根のピークでも見かけます。









先ほど初めて青年が追いついて来ましたが
彼は水根で降りて歩こうと思ったそうですが、登山者が数人下車したのでパスして
静かな山歩きがしたかったので誰も下りない倉戸口で下りたそうです。
・・・・・・先行者がいるとは思っていなかったと

きっと鷹ノ巣山は賑わっている感じですので、少し早いですが
誰もいない静かな榧ノ木山でお昼にすることにしました。









ゆっくり休んで石尾根へ。

途中に広々して少し窪地になっている場所がありました。














ブナの樹が点在していて、ここもお昼の休憩に良さそうです。

尾根を詰めると名前どうりカヤの樹の森になり、
落葉した明るい尾根道を一登りすると
水根山(石尾根縦走路)に到着しました。













・・・・・迷ったけど鷹ノ巣山へ寄るのは止めた~

落葉の積もった石尾根を帰ります。

巻道は使わないで尾根を進んで六ッ石山へ。

































六ッ石山へ行く石尾根の巻道へは行かないで直登目指します。









地図には登山道の表記がありませんが
緑のテープが目印になりました。
藪もないのでほぼ登山道と同じようなルートです。
最初の小ピークは上を越え、次の小ピークは左を巻き
最後は広い鞍部から六ッ石山へ直登します。

倒木を避けたら山頂の少し先に到着。




























大岳を見ながら下ります。
このあと最後に急な下りが待っているのは少々辛い・・・・









産土神社(うぶすな神社)を過ぎると下山道も終わりにちかいです。















法面のリュウノウギクを眺めながら駐車場へ。
















4時30分、駐車場着。石尾根からは誰にも会うことがなかったです。
気に入った所で休み寄り道したりしてゆっくり紅葉の尾根と
青空の尾根道を歩けました。









今日もう一つの楽しみが皆既月食。
さすがに奥多摩の尾根で月食見ながら夜道を下る覚悟はないので
比較的灯りがない秋川沿いのサマーランド近くの路肩に車を止めて
ゆっくり欠けていく様子を眺めていました。


11月8日






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする