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水を飲んでも太る?ウソ?ホント?

2025年05月03日 | エッセー
 ご飯を食べたら、眠くなる人。
 水を飲んでも太るっていう人。

 は、実は、血糖値スパイクを起こしているかもしれない。
 
 『血糖値スパイク』が心の不調を引き起こす
という本を読んだ。
 医師 溝口 徹 著

 帯には、『やる気が出ない、イライラする、寝ても疲れがとれない、食後だるくなる・・・・のはなぜか』と書いてある。

 空腹時血糖値126以上、食事をして(75g糖負荷2時間の血糖値が200以上、随時血糖値200以上、ヘモグロビンA1cの値が6.5%以上
 だと糖尿病と診断される。

 溝口先生は、食べた直後から30分以内に急激に血糖値が上がるけれど、75g糖負荷試験で最初に測定する血糖値が正常に戻るようなタイプの人がいて、そんな人が、見落とされていると指摘している。
 食後、血糖値が急上昇し、急降下する人、つまり、乱気流のように血糖値がコントロールされていない人の血管は、実は、ものすごく傷ついている。
 血糖値の急上昇急降下を血糖値スパイクと言って、溝口先生は、まるで針のようだと例えている。血糖値の急上昇急降下により、血管は、針でぶすぶす刺されるように傷がつく。
 針だよ、針。

 こわっ。

 遺伝的な要因に加えて、食事内容・食事のとり方やストレス、運動不足などでスパイクが起こる。

 24時間血糖値を測る検査もあるらしい。
 人間ドックのメニューに、ぜひ、入れてほしい。

 うっすらと、私も血糖値スパイクを起こしているような気がするのだ。朝ごはんを食べると、しんどくなる。ぐっすり眠れない。噛みしめや歯ぎしりの原因に夜中の低血糖も関与していると溝口先生はおっしゃっている。ドキッ!
 ずっと、自分の腕や手の甲の浮き出る血管が気になっていた。おばあさんみたいって。もしかしたら、血管が血糖値スパイクという針でぶすぶすぶっ刺さって、動脈硬化を起こしてしまっているのかもしれない。やばっ。
 
 
 栄養士が、「『水を飲んでも太る』という女性がいるけれど、やっぱり、なんか食べている。」と言っていた。でも、確かに、この女性、ほんとうに食べていなさそう。な~~ぜ?と不思議に思うこともあった。
 もしかしたら、この女性は、血糖値スパイクを起こしていたのかもしれない。
 血糖値が急上昇すると、人間のカラダは、必死に下げようとめっちゃがんばる。その時に、血糖値を下げてくれる唯一のホルモン、インスリンがドバーーーっと分泌される。
 使用後のインスリンは、脂肪に変わる。

 特に、ほんとうに、間食していないのに、水を飲んでも太るというくらい痩せない人の場合、食後15分の間に血糖値スパイクが起きている可能性が高いらしい。食後30分の測定では、正常値なので、わからない。
 食後15分以内に血糖値が240というとてつもなく急上昇しているとしたら、おっそろしく先端の尖った針になる。
 こんな方は、食事のとり方をかなり意識した方がいいかもしれない。
 まず、キャベツの千切りサラダを甘くないドレッシングで食べる習慣をつけるといいかも。
  キャベツの千切りを食べるって、結構、時間がかかる。
 それがいい。
 ゆっくり、野菜を食べて、それから、たんぱく質を食べて、それから、ごはんなどの糖質を食べる。
 そうすると、血糖値が急上昇しないから、インスリンの分泌も急上昇しない。結果、脂肪にならない。太らない。
 以前、このままほっとくと、心筋梗塞、もしくは、脳卒中になりかねない血液データの50代メタボ男性に、まず、キャベツの千切りを・・とお話ししたら、半年後に、なんと、7Kg体重が減ったという朗報と出会った体験がある。その時、私は、痩せるというワードやカロリーを減らすというような話は、しなかった。
 だって、飲食大好きな人だったから、そうなったわけで、その大好きを控えろっていう一番いやな話題だから。
 ただただ、キャベツの千切りおばさんに徹した。
 その時に、無理しないでください。一生継続できるような負担の少ないやり方で・・・と釘をさした。
 「奥さん、よく毎日、キャベツの千切りをしてくださいましたね。」って聞いたら、「いや、妻はそんなめんどくさいこと、してくれん。コンビニで毎日キャベツの千切りを二袋買って、食べていた。」と・・・。
 まぁ、今までは、体重が減っていくのが楽しみでできたと思いますが、これからは、一生続けられるよう、一日一袋でもいいかもしれませんね。」とお伝えした。
 リバウンドが、一番、よくない。ほんとうによくない。
 ダイエット→リバウンド→ダイエット→リバウンド→諦める
 という方は多い。だって、もともと食べることが大好きなんだから。
 しんどい→少しやせる→食べたい→リバウンド→ダイエット→しんどい・・・を繰り返す。
 ダイエットするなら、もっと食べたいという気持ちそのものと自然とさよならできるようなやり方をしないと、リバウンドの沼にはまってしまう。

 おそらく、血糖値の乱気流のある人は、リバウンドしてしまう。
 食直後、血糖値が急上昇して、インスリンがドバ~~っと噴出されると、今度は、血糖値が急降下して、低血糖になる。
 そうすると、空腹感を感じてしまい、食べたいという衝動が起きる。だって、食べてくれないと脳が困るもん。脳の栄養源は糖質なんだから。脳は、必死になって、食欲の中枢を刺激する。
 本気でダイエットしたい人は、まずは、自分の24時間血糖測定などを1週間くらいやってみるといいと思う。そして、どんな時に血糖値があがるかを血糖値やインスリン分泌と食事内容や食事のとり方や運動などと照らし合わせながら、数値と生活を客観的に見つめていく。そうすると、自ずと本物のダイエットをゲットできるはず。
 

































 



























 
 


















 











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