生まれ変わったら、いつでもどこでもぐっすり眠れるひとになりたい。
私の悲願。
ついに、とうとう、生まれ変われなくてもよさそうな睡眠感触になってきた。
やったー!
10代の頃から、睡眠全般が苦手で寝るのに苦労してきた人生だった。
疲労困憊しているのに寝つけず、眠れず、とうとう朝が来るなんて日もざらだった。
50代に入ると、やっと眠れたと思っても、何度も目が覚めて、ぐっすり感が消失した。時々、夜中に目が覚めたら最後、再入眠の難関を突破できずに、お酒の力を借りる日もあった。
当然、日中もだるい。活力がないから、気力でカバーしてどうにか生きてきた。
なので、睡眠にいいと言われるあらゆる本を読破し、その中でお金をかけないでできそうなことにトライしてきた。
身をもって、私にとってよかったお勧め良眠チャレンジの歴史の最後を飾ったのが、なんと、ゆるゆる股関節。
朝、6時に起きる。休日も(R5年5月~)
ストレッチ15分(R5年6月~)
6:25~みんなの体操(R5年5月~)
寝る整体くるくるバスタオル首枕で寝る(R5年5月~)
めざましテレビを見ながら、股関節ストレッチ(R5年10月末~)
朝日を浴びる(R3年頃~)
朝、みそ汁を飲む(R3年頃~)
朝夕、歩いて職場に(徒歩10分)(R5年5月~)
カフェインは午後4時以降飲まない(昔から)
夕方、毎日、雨が降らない限り、スロージョギング約30分(H30年頃~)
暇さえあれば、テレビ見ながら、股関節ストレッチ(R5年11月~)
寝る前1時間前ごろ、首までしっかり浸かる入浴15分(R5年5月~)(髪の生え際辺りに副交感神経のツボがたくさんあるらしい)
寝る前まで、足首とネック周りを冷やさない(R5年10月~)
『よいすいみん』を飲んで寝る(R5年6月~R5年9月)一箱3,300円30本
寝る前、養命酒20mlを飲む
口テープをして寝る(R5年10月~)
ゆるゆる股関節ストレッチ(R5年10月末~)
睡眠の深さと際立って相関があったのは、口テープによる鼻呼吸。そして、入眠に関しては、最後の最後に功を奏した股関節ストレッチ。
10月に口テープを貼って寝るようになってから、夜中、目が覚めないで朝までぐっすりという日が如実に増えた。以前は、夜1回も起きない日なんて年に1~2回だったのに、今では、週に3~4回は朝まで起きない。
朝までぐっすり眠れた日は、とにかく、一日元気という幸せな日がやってくるから、やっと生きてる私には悲願なのだ。
もう、これだけでもかなりハッピーだったのに、同僚が、テレビで観たという股関節ストレッチですぐ寝付くようになったという一言で、即採用。それが、1週間前。そして、即、寝つきの良さを体感した。
いろいろ取り組んだおかげで、昔よりは寝つきがよくはなってきた。それでも、枕元には25度の焼酎を常備していて、1時間たっても眠れない時は、お酒の力で寝ていた。お酒の力で寝つけても、夜中起きて、また寝付けないという日もあってストレスだった。
でも、ここ1週間、おそらく物の5分か10分で意識が遠のいている。
なんとなんと幸せなことか。
今まで、ちゃんと眠れますようにと祈りながらの入眠タイムだった。どこかで、不安とか怖れのホルモンが分泌されてしまって、そのせいでさらに寝付けないという悪循環だった。
でも、今は、そう考える間もなく意識が遠のいている。
股関節は、右股関節の不調も手伝って、硬いのなんのってありゃしない。
ガッチガチ。
55歳で、右股関節の激痛でトイレまでも行けなかった。だから、普段使っている筋肉と正反対の筋肉強化の目的で始めたスロージョギングでかなり改善されたつもりだった。でも、盲点があったのだ。股関節そのものの柔らかさという点に関しては無頓着だった。
ネットで見ると、股関節のストレッチで自律神経の副交感神経が刺激されて、ゆったりした気分から入眠に誘う効果があるらしい。人によるみたいだけれど。
寝つきがよくなって、俄然、やる気がでてきたおかげで、テレビを見ながら股関節ストレッチをやっちゃっている。
結論、ぐっすり睡眠の〆は、股関節ストレッチ・・・でした。
あ、そうそう。
『よいねむり』は、入眠と夜間覚醒にかなり効果があったけれど、10月に口テープをし始めたら、飲まなくても行けそうで、飲まないで寝てみたら、眠れた。なので、辞めた。経費削減したかったし・・・。
寝付けない人は、暗示の力がめちゃくちゃ必要だ。『よいねむり』を飲むと、『今日も眠れないかも・・・』という悪い自己暗示を『絶対に眠れる』という良い自己暗示に変換しちゃえる。つまり、睡眠薬を飲んだ時のように、安心して眠れる精神状態になれた。
でも、今は、それが口テープと股関節ストレッチになって、おかげさま。
実は、睡眠に関してよい循環になった始まりの始まりは、この春。
老化現象の一つに、朝早く目が覚めるようになるということがある。
私も、この春くらいから、早朝5時前後に目が覚めるようになってしまって、この残念な老化現象を受け入れることに、すこし躊躇していた。
でも、でも。
そのおかげで、どうせ早く目が覚めてしまうんだから、みんなの体操をやってみようという気になった。
今までも、本当は朝早く起きたかった。でも、現実の自分は、7時に目覚ましかけて起きるのがやっと。仮に、自然に目が覚めても、瞼が重くて、カラダも目覚めず、うだうだ。
それが、老化現象で早朝に目覚めるようになった。でも、カラダはやっぱり目覚めない。うだうだ布団の中でやっていた。
不思議だ。1時間待たないといけないってなると、めっちゃ長く感じる。でも、布団の中でのうだうだの1時間はすぐ過ぎる。なんでかなぁ。
で、気合で起きて、NHKのみんなの体操をし始めた。
そしたら、以前より、寝付きやすくなった。
早寝早起きではない。『早起き早寝』って、ありなのだ。
睡眠時間の問題ではない。
早起きは三文の徳だ。
早起きすると寝付きやすく、ぐっすり感もまし、翌日元気な自分に出逢えるということを体感した。
で、気をよくして、頑張って、6時にはカラダを起こしている。
12時に寝て7時に起きるのと、11時に寝て6時に起きるのは、同じ8時間でも睡眠の質が違うし、何はともあれ、寝つきがよくなる。
6時に起きると寝つきがよくなる。
その点に関して、子育てでは失敗したかな?
残業の仕事を終えて、4人の子どもたちのお世話をして、お掃除は見て見ぬふりで来ても、最低限、お茶碗を洗って、お米を研いで、洗濯物をおうちに取り込んで。それでも、彼らを寝かせつけ始めるのは21時30分。それから、絵本を読んであげて・・・。結果、彼らが寝付くには22時30分を過ぎてしまっていた。そして、朝起きない。6時に起きる子なんていなかった。みんな7時だ。
遺伝的にもセロトニン少な目な家系も手伝って、皆、眠るのは上手ではない。
せめて、21時に寝かせつけていられたら、6時に自然と目が覚める元気な子になっていたのかなぁ。
でも、私が7時ギリギリまで寝ていたので、やっぱり、仕方ない世界なのかなぁ。
と反省。
母になる、6時に起きて、子は元気。