朝日新聞の土曜日の『悩みのるつぼ』は、毎回楽しみにしている欄だ。
どの先生も、優等生的な回答でない人間味がありながら、鋭い指摘をされるところが大好き。
その中でも岡田斗司夫先生の回答は、スーッと胸に入ってきて、先生の回答の大ファンである。
先々週は、わが子が、障害児でその介護に明け暮れて、『いっそ、死んでくれれば…』と思ってしまうこともある。こんな私は、ダメな母親でしょうか・・・・というような相談であった。
先生の回答は、『あなたは、まっとうです。さぁ、今から、家出の準備をしましょう。三日ではダメ。三日くらいなら、家族はどうにか取り繕えて、あなたがいかに介護が大変であったか心底理解してくれないので。1週間、家出しましょう。1週間だと、あなた一人に任せていたことの大変さを身に染みて、みんなでやっていくという基盤ができるから。』というようなものであった。
最近は、ものわかりのよいイクメンパパが増えてきた。でも、そうでない夫と結婚してしまってため息をついているお方もいると思う。逆に、イクメンパパが身近にいるとつらくなるかも。昔は、亭主関白が多かったから、みんなそうなのだから・・・・と、あきらめもつきやすかっただろうけれど、今、という時代は、優しそうな家族サービスしてくれるパパも増えてきているから、あきらめきれなくて、不満も爆発しやすいかも。
もし、ほんとうに、家族というクルーで一人身勝手にしている夫に愛想がつきそうっていう方がいたら、先ほどの岡田先生の回答を実行されることをお勧めする。
二人の子なんだから、二人でどうにかするっきゃない。
そのことを本気で伝えなければならない。
だいたい、妻に依存しているんだから。
妻がなんとかしてくれるはず・・・・という甘えがしっかりちゃっかり存在する。
つづく
そもそも、しっかり者の妻だと信頼しているので、妻がしっかりすればするほど、妻が一人で家庭を切り盛りすればするほど、夫は、ちゃっかり妻に依存して家庭という現実から逃避してしまう。
しっかり者の妻よ。わがままに生きよう!
って、それが、なかなかできないんだよねぇ。
先ほどの相談者のように、この子が死んでくれたなら・・・と思い詰めるまで何とかしてしまって、どうにもこうにもいかなくなるまでついついがんばってしまう。
ま、それも仕方ない。
だって、現代社会に住む私たちは、小さい頃から、『頑張ることはすばらしい・・・』というメッセージに洗脳され、心の生活習慣病を患っているんだもの。
もちろん、私も、しっかりその一人だった。
今でも、現実の社会がそれを許してくれないので、そう簡単にがんばらない生き方なんて実行できないんだけれど。
ただ、人に上手に甘えられずに一人で頑張ってやってしまっていた自分を反省して、できないことをできない・・と宣言するように努めているところ。
そう考えると、自分の周りにいるわがままな人や『その仕事はできな~い。』とか『したくな~い。』とか言って、自分の責務を果たさないのに平気な人って、ありがたい存在だよね。
がんばている人ばっかり周りにいたら、息が詰まるよ。きっと。
自分が、余裕でがんばれるうちは、そんな仕事に熱心でないわがままな人って否定的に見てしまいがちだけれど、いったん心やカラダが再起不能に近いくらいダメージを受けてしまうと、そんなわがままな人の生き方が実に羨ましくなるはず。
私は、そうだった。
もし、自分は、しっかり者で完璧主義で家事もしっかりこなし自分に自信のある方がいらしたら、それは、心の生活習慣病を患っているかもしれない。
ただ、こんな人は、自分のカラダか心が壊れるまでは、いくら忠告してもがんばっちゃうんだよね~。だって、洗脳されているんだもの。
その人にとっての限界は、実は、チャンス。
先ほどの相談者も、1週間家出したら、人生が変わるよ。
夫が目覚めて、いっしょに子どもの世話をしてくれるようになった暁には、いっしょに何かをする喜びや素直に甘えられる喜びという人と人の心が触れ合うという極上の体験をできるはずだから・・・。
危機は、チャンス。
一人で育児に悩んでいると思い込んでいるママって、頑張り屋さんで甘えるのが苦手な方かもね。
つづく
人世は、『調度いい』を探す旅みたいなものかもねぇ。
ついつい頑張って自分でやってしまうタイプの人は、無意識に正反対の甘えん坊でわがままな異性になぜかしら惹かれてしまい結婚してしまう。こっちの人と結婚した方が幸せになるとわかっていても、どうも吸引力が足りない、物足りない。ついつい尽くしてしまいたくなるような異性に魅かれてしまう。
それでいいのだ。
そうやって、尽くして尽くしてやるだけやって、相手の依存心を最大限に膨らませてあげたとき、はたと気づく。
こんなに頑張っているのに、相手は、優しくなるどころかどんどん甘えん坊になって、こりゃいけない・・・・と。
愛するって尽くすことではないのね。
相手の依存心を助長させるようなことは、決して愛ではない・・・・と。
人間関係で大切なのは、フィフティヒィフティな関係なんだとさ・・・・て。
それを、自分の肌で感じることが大事。
結婚したのに、二人で生んだ子のはずなのに、何で、私一人でこの子の24時間を背負わなきゃいけないの?
人間関係で一番大切なことは、その人の依存心に火をつけないこと。
結婚相手にしても、子どもにしても、その1点だけは細心の注意を払って、後は、デレデレといきましょう!
どの先生も、優等生的な回答でない人間味がありながら、鋭い指摘をされるところが大好き。
その中でも岡田斗司夫先生の回答は、スーッと胸に入ってきて、先生の回答の大ファンである。
先々週は、わが子が、障害児でその介護に明け暮れて、『いっそ、死んでくれれば…』と思ってしまうこともある。こんな私は、ダメな母親でしょうか・・・・というような相談であった。
先生の回答は、『あなたは、まっとうです。さぁ、今から、家出の準備をしましょう。三日ではダメ。三日くらいなら、家族はどうにか取り繕えて、あなたがいかに介護が大変であったか心底理解してくれないので。1週間、家出しましょう。1週間だと、あなた一人に任せていたことの大変さを身に染みて、みんなでやっていくという基盤ができるから。』というようなものであった。
最近は、ものわかりのよいイクメンパパが増えてきた。でも、そうでない夫と結婚してしまってため息をついているお方もいると思う。逆に、イクメンパパが身近にいるとつらくなるかも。昔は、亭主関白が多かったから、みんなそうなのだから・・・・と、あきらめもつきやすかっただろうけれど、今、という時代は、優しそうな家族サービスしてくれるパパも増えてきているから、あきらめきれなくて、不満も爆発しやすいかも。
もし、ほんとうに、家族というクルーで一人身勝手にしている夫に愛想がつきそうっていう方がいたら、先ほどの岡田先生の回答を実行されることをお勧めする。
二人の子なんだから、二人でどうにかするっきゃない。
そのことを本気で伝えなければならない。
だいたい、妻に依存しているんだから。
妻がなんとかしてくれるはず・・・・という甘えがしっかりちゃっかり存在する。
つづく
そもそも、しっかり者の妻だと信頼しているので、妻がしっかりすればするほど、妻が一人で家庭を切り盛りすればするほど、夫は、ちゃっかり妻に依存して家庭という現実から逃避してしまう。
しっかり者の妻よ。わがままに生きよう!
って、それが、なかなかできないんだよねぇ。
先ほどの相談者のように、この子が死んでくれたなら・・・と思い詰めるまで何とかしてしまって、どうにもこうにもいかなくなるまでついついがんばってしまう。
ま、それも仕方ない。
だって、現代社会に住む私たちは、小さい頃から、『頑張ることはすばらしい・・・』というメッセージに洗脳され、心の生活習慣病を患っているんだもの。
もちろん、私も、しっかりその一人だった。
今でも、現実の社会がそれを許してくれないので、そう簡単にがんばらない生き方なんて実行できないんだけれど。
ただ、人に上手に甘えられずに一人で頑張ってやってしまっていた自分を反省して、できないことをできない・・と宣言するように努めているところ。
そう考えると、自分の周りにいるわがままな人や『その仕事はできな~い。』とか『したくな~い。』とか言って、自分の責務を果たさないのに平気な人って、ありがたい存在だよね。
がんばている人ばっかり周りにいたら、息が詰まるよ。きっと。
自分が、余裕でがんばれるうちは、そんな仕事に熱心でないわがままな人って否定的に見てしまいがちだけれど、いったん心やカラダが再起不能に近いくらいダメージを受けてしまうと、そんなわがままな人の生き方が実に羨ましくなるはず。
私は、そうだった。
もし、自分は、しっかり者で完璧主義で家事もしっかりこなし自分に自信のある方がいらしたら、それは、心の生活習慣病を患っているかもしれない。
ただ、こんな人は、自分のカラダか心が壊れるまでは、いくら忠告してもがんばっちゃうんだよね~。だって、洗脳されているんだもの。
その人にとっての限界は、実は、チャンス。
先ほどの相談者も、1週間家出したら、人生が変わるよ。
夫が目覚めて、いっしょに子どもの世話をしてくれるようになった暁には、いっしょに何かをする喜びや素直に甘えられる喜びという人と人の心が触れ合うという極上の体験をできるはずだから・・・。
危機は、チャンス。
一人で育児に悩んでいると思い込んでいるママって、頑張り屋さんで甘えるのが苦手な方かもね。
つづく
人世は、『調度いい』を探す旅みたいなものかもねぇ。
ついつい頑張って自分でやってしまうタイプの人は、無意識に正反対の甘えん坊でわがままな異性になぜかしら惹かれてしまい結婚してしまう。こっちの人と結婚した方が幸せになるとわかっていても、どうも吸引力が足りない、物足りない。ついつい尽くしてしまいたくなるような異性に魅かれてしまう。
それでいいのだ。
そうやって、尽くして尽くしてやるだけやって、相手の依存心を最大限に膨らませてあげたとき、はたと気づく。
こんなに頑張っているのに、相手は、優しくなるどころかどんどん甘えん坊になって、こりゃいけない・・・・と。
愛するって尽くすことではないのね。
相手の依存心を助長させるようなことは、決して愛ではない・・・・と。
人間関係で大切なのは、フィフティヒィフティな関係なんだとさ・・・・て。
それを、自分の肌で感じることが大事。
結婚したのに、二人で生んだ子のはずなのに、何で、私一人でこの子の24時間を背負わなきゃいけないの?
人間関係で一番大切なことは、その人の依存心に火をつけないこと。
結婚相手にしても、子どもにしても、その1点だけは細心の注意を払って、後は、デレデレといきましょう!