aCappella好き♪

様々な角度から

録音を聴いていないので
「あー終わったーー」で済む、けれど

聴けばまたいろんな思いが生まれるんだろう。


しかし・・・・
「満足感」は、人それぞれ。
今回のコールBの演奏会も、ミスを数えればキリがなく
決して「上手に」歌えたわけではなかったけれど

それでも、先生からの言葉は
ここまでみんなよくやった、
こんなに練習したのは初めてだし
そして、全部を指揮した自分も誉めてあげたい、と。

ココだけの話・・・練習中の先生は、かなり怖かった。
ちょいちょいキレてたし、言葉の棘でメンバーが泣くことも。
でも、ああいう風に怒られなければ
ここまで出来なかったのかもしれない。

終わって、先生からあんな言葉をいただいて、
みんなもやりきった満足感で笑顔がはじけたのを見ると
この瞬間のためにがんばってきた、ような気がして
救われる。


・・・・という光景を、実は少し離れたところから
他人事のように眺める自分がいることに気付く。

ワタシの出来は十分ではなかったし、
本番後はいつも、
押し寄せる反省の念に落ち込み続けるヒトだから
「満足感」に酔いしれるのはうわべだけ・・・。
もっと出来たはず、出来るはず!と
手放しでは喜べない。

でも、みんながこれだけ喜んでくれたのだから
一年近く「お手伝い」してきてよかった~と言える。
「るかさんのおかげで」と、何度も言っていただいたけれど
正直、私の力はホントに微力だった。
コールBをやめて7、8年になるけれど
大好きなメンバーさんたちと、なにかしら繋がってきたし
何度か同じステージに立たせてもらった。
年々厳しくなる先生の手ほどきは、期待の現れだと私は思う。
実際、私がいてもいなくても、みんなは大丈夫。
ちゃんと立派に歌ってる。
ただ、14人ほどしかいないメンバーで合唱組曲を歌う
先生の無謀(?)に、人数の一人として加わり
一人分の声、を提供できたにすぎない。

歌はともかく(・・・と言ってしまうが・笑)
平均年齢が年々上がっていく地方のママさんコーラスは
みんなイキイキと、楽しそうに、一生懸命に歌ってる
その雰囲気が、とてもいい。
「自分なりに」精一杯模索しながら上達しようとしてる姿を知らずに
「振り付けの前に音程合わせろよ!」と笑ったウチの混声の某テナー氏。
失礼な発言の数々に軽い口論となり(笑)
酒が不味くなったあの日を思い出す。
歌なんて、自分が納得できたらそれでいい。
なんでそこまでアナタが言うの?と、苛立った。


ところで・・・・
先日のジョイントコンサートのCDを聴くと
想像以上に上手なことに驚く。
特に。。。客席で聴いていたK混声(コールBのほとんどの
メンバーが掛け持ちしている合唱団)が、
ベツモノのように「素晴らしい」(・・・失礼)のだ!
えっ・・・こんなに歌えてたっけ?と、びっくり。
「お前ら、録音聴いて喜んでんじゃねーよ」と
顧問のS先生によく言われた、と吹部OBの娘。
そうか~録音て上手く聴こえるものなんだ。
(ということはシルキーも多分・・・?!苦笑)

一人ひとりがそうでもなくても、
束になるとモヤッとイイ感じに混ざり合って
一つの素敵な音楽になる、のが合唱。
歌ってるときは、個人差の凸凹が心地よいものに思えなくて
歌いながらイライラすることの方が多いけど
こうしてCDで聴くと良いものだなあと、改めて思った。
少人数のアカペラ、なんて過酷な(?)音楽をやってる身としては
ずいぶん「気楽な」大勢の世界が懐かしい。


8月に、実行委員をしているコンサートの市民コーラスがあって
地元の合唱団員やら全くの初心者まで、70数名が集まった。
これが終われば・・・・
これが終わればラクになる・・・(笑)
「一人ひとりがそうでなくても」
きっと素敵な音楽を奏でることが出来るだろう。
動きだした頃はプレッシャーばかりだったけれど
今はちょっと、楽しみになってきてる。

(いつぞやに続く)

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