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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

Sヤカちゃんの話。

2007-10-29 07:47:45 | 雑記
こっちに来た頃、社宅の敷地内で見つけた金髪の女の子。
“イマドキ風”のルーズなカッコで
つ~らつ~ら歩いてた。

その子が、ご近所のおエライさんの高校生のお嬢さんだと
知ったのは、しばらくしてから。
へー、高校生なんだ
カレシいるんだ~

親御さんというのが、私の大好きな方で
コーラスに誘ってくださった人生の先輩。
「ホントにねぇ~」と、素敵な笑顔で目を細めた。
(私はこの方を尊敬してて、ああ生きたいと憧れている)


Sヤカちゃんは岡山の中学で不登校だった。
その頃、パパは転勤になってこっちに単身赴任してた。
ある時、ガッコに行かないから普段暇だったSヤカちゃんは
パパの単身赴任先に遊びに来た。
そして、すっかりココが気に入ったらしく
ママと一緒に引っ越してきた。

それから、普通に高校に進んで、ブラス部に入って
県大会でオーボエのソロで優勝したり、コンクールに出たり。
今は、某K音大を卒業して、フランスに留学してる。

・・・私と娘から見たら、なんてまぶしいの、Sヤカちゃん

音大出ても仕事がない、とはよく聞くけれど
Sヤカちゃんの場合、こういう人生を歩けたことは
周りをホッとさせたんじゃないかな(笑)

ママのあったかい見守りと、
大らかな子育て。
4人兄弟(長男次男長女次女)の末っ子のSヤカちゃんだけど
兄も、菓子折り持って何度謝りにいったことか・・・という
喧嘩王だったらしく、離婚・再婚・・・
子供の数だけ、先輩も苦労が多かったでしょう。

それなのに、明るくて前向きで
人をまとめることがとても上手で
ある意味、適当で、大雑把で。。。
趣味が多くて、友達が多くて・・・
なんの苦労もしていなさそうな顔でイキイキと暮らす先輩。
数年前に引っ越して行っちゃったけど
今も私の心の太陽です。


マ・メール

2007-10-27 12:18:59 | 家族の話題


これ、次男が育ててる「マ・メール」です。
お祭りでゲットした缶詰。
芽が出るとメッセージが現れる、というので
楽しみにしていたら・・・

「ありがとう」だって~~~
可愛いじゃないですか

しかし、一体どうしてこんなことが????
不思議~~



声楽発表会@東京・角筈ホール

2007-10-26 00:06:54 | 音楽・その他のライブレポ

終わりました~~

二度目の声楽の発表会。
今回は新宿の角筈ホールです。

二度目の。。。。そう
いつも偉そうに「歌」を語っているワタクシも
実は発表会として声楽を歌うのは二度目。

デビューでやり直しの経験を持つ
上がり症の私だから
今回はかなり、歌いこんで頑張りましたっ

・・・とは言え、朝からの緊張は尋常じゃなかった・・・
置きぬけに練習すると、声がかすれてるし~~
風邪かな?それとも歌いすぎ?
絶不調のコンディション。
これは・・・・・練習は程々にしておこう、と決意。

いつもは自分でセットする髪も
今回は美容院に直行ーーーー
とにかく、2、3千円のことなら
精神的に楽なほうを選ぼう、という気分だった。
時間を気にしながら頭をいじる余裕がない、って~のが本音。

リハ前、だんだん落ち着いてきた。
というのも、今回の出演者に年配の方がチラホラ。
歌友・ぶぶりんさんの発表会に行って、
その和気藹々さと暖かさがすごくうらやましかっただけに
いつか、ああいう会で歌ってみたい
ずっと思っていたから。。。。
(私の出番が7番目なのもうなづけた??)

前回のようなミスはしなかったけれど
声の質や色、響きにこだわってる余裕はなく
ただ、次の歌詞はなんだっけ~、ココのブレスはたっぷり、と
ひたすら「トチらない」ことだけに集中。

平日の、しかも夜というのに
小学生の男の子という、難しい年頃の息子さんを連れて
聴きに来てくれた東京在住の歌友・ぶぶりんさんに感謝。
鮭ちゃん、すずなさんと三人で
こんな素敵なお花もいただきました。
ありがとうございました。

今回、初めて「楽しかった~」と言える本番だった気がする。
「絶対にトチる」ジンクスを脱却しただけでも、
すごーくうれしい

「いい声ね」と誉めてくださったおばさま。
毎年リサイタルをしているという70代の女性。
上手い下手をつい、気にしてしまうけれど
「一生懸命」なことが胸を打つのだと、改めて感じる。
私のつたない声楽(シルキーも然り)、グチャグチャのピアノ・・・
過去の発表会を振り返って
もしかしたら「誰か」に「何か」を残せたのかもしれない、と思う。

取り急ぎ、熱いうちにレポ書きました。
これからも頑張ります



エビータ!!

2007-10-25 07:50:09 | 音楽・その他のライブレポ
昨日は、大忙し。
シルキーのランチミーティングに行って、エステ行って
次男を迎えに行って、宿題させて・・・
夜はK市に劇団四季のエビータを観に行った。

なんと
四季マニアの娘が学校の英語合宿と重なって
友達の分と二枚、チケットが余ってしまった。
方々探して、以前一緒にコーラスをやっていたおばさま二人に
行っていただくことに。


もちろん、期待通りに素晴らしかった

昨年は「異国の丘」。
テーマが暗い?と覚悟して行った割には
なんのなんの、素敵なダンスのシーンがふんだんに盛り込まれ
子供たちも楽しめた・・・・けど・・・

去年「あれ?」と思ったのが、歌。
私の中では「完璧」であってほしい彼らの歌の
音程がたま~に、微妙に甘くてがっかり。
幕が上がってすぐの、男声合唱なんて、低い低い。
おいおいおい。。。と素人に突っ込ませるな(笑)


今年は完璧
キャストみんながみんな、唸るほど上手かった。
特に主演の井上智恵さん。
邪悪っぽさをあらわにした表現力に痺れた~~~~
チェの芝さんも、スゴイいい声~~~
娘いわく「音程を気にしなくてもピッチが合う人」である。
まさに「歌」でありながら「芝居」。
みんな上手かったな、ほんとに。
大満足

6列目だったので、すぐそこに生の役者さんが。。
ああ、やっぱり生だわ


余談ですが、チケットを買ってくれたFさんとAさんは
以前私が入っていたコーラスの仲間。
Fさんは50代なのに、(性格が)可愛らしくて少女のようで
音楽大好きパワーが溢れてる、大好きな人。
「何十年やってもますますのめり込むわ~」と
歌もやって、楽器もやって、
この頃はピアノ伴奏やボンゴを頼まれたりと
音楽活動にますます広がりを見せている。

「今やってる曲が、やっぱりアカペラで難しくてね~
半音ずつ下がるんだけど、時々全音なのよーーー」と、二人。
メゾは音程が難しいんだよね、と相槌を打ちながら
コールで一緒に歌った日々を思い出してた。
みんな一生懸命で、悩んだり凹んだり笑い転げたり
素敵な合唱団だったな。

Fさんはじめ、コールの人はみんな前向き。
好きで集まった団体というのが、
こんなにもプラスのパワーに満ちているものなのだと、
初めて気付かされたのが、コーラス。
(たとえば役員会なんか、できればやりたくないムードだけどね~)

小さな町で、
自分たちの身の丈に合った音楽を
真剣に楽しむ。

そういう居場所もよかったな。

遠くに目をやれば、上手なところはいくつもあるけど
あの町では、あの人たちが「音楽家」だった。
いろんな場所に出て、演奏して、拍手をもらって・・・
私もその一員だった昔。

大きな目標を掲げることだけに慣れてしまってたのは、
ここに住んでからの私が「個人」だったからかもしれない。
どこまでも行きたい、という願いは
同時に挫折や苦しみも連れて来る。

さてさて、今日の声楽発表会本番。
昨日観たエビータの「プロの表現力」と
Fさんから溢れてた「好き好きパワー」を糧にして
昨日の私より、ちょっぴり成長した歌を歌える気がします。

初めてのホール、だんだん楽しみな気分になってきました。


変えられないものを・・・

2007-10-24 07:48:01 | 自分への言葉
娘が、non-noを買って来た。
へぇ、彼女もついにこんな本を買うのか、と感激。

娘はずっとユニクラーで、
最近は店が遠いこともあって、やや脱却気味だったけど
オシャレに情熱を注ぐタイプではない。
服の好みはあれど、ファッション誌を買う日がくるなんて~~

「友達のおススメだから、買ってみた。
超~かわいかったよ」だって。


今日、その本の中に見つけた言葉。
まさに、私が日々思っていたこと。
見た瞬間、ドッキリした。
心に、メモった。

「変えられないものを、受け入れる力を
受け入れられないものを、変える力を」

前者の割合がかなり多い人である。
後者は、苦手分野。
それでも、どん詰まりではいつも
この言葉そのままに行動してるつもり。

「許容」のキャパが、広い人・狭い人。
それだけであって・・・・
「合わない」人が「悪い」人ではないのだ、と思う。
だから「合わない」人を許せない私でいたくないんだ。

「人」はどうでも、「自分」の理由でこうなんだ、と
言える人でありたい。