先週だった次男の音楽会が悪天候で延び、
昨日無事に終わりました。
夏休みの三者面談の時、
「ピアノやってるんですよ~」という話をしたところ
担任の、ちょいとヤンキー風な独身女性教師、
「お~し、伴奏決まり

」
・・・・それが運のつき。
去年まで毎年聞かせてもらったけれど、
そんなにピアノが上手な子が弾いてるわけではなく
「このくらいなら弾けるかも」と思っていたのだけれど
楽譜をもらって、それが甘かったことに気付いた・・・
時はあとの祭り。
フラットが二つもあるし~・・・左手は幅の広いアルペジオ。
和音は超~カッコイイけど、歌と微妙に絡んでくるので
子供の予測の範囲を少しだけ超えてて(笑)
・・・こりゃ~大変ダァ~~~

と慌てたが、
彼なら何とか弾けるだろう、と前向きに信じて特訓の日々。
次男、譜読みが苦手。
ほとんど読めるとは言えないカモ。
その代わり、覚えは早くて
譜読みと同時に暗譜が終わってる状態で
楽譜をほとんど見ない(・・・見れない?)。
しかし音は見かけによらず繊細で、
一見・柔道部?(ではありません・笑)の風貌からは程遠いため、
発表会ではその意外性で拍手が多め(爆)。
親がバカな自慢をしたばっかりに、
子供が苦労する。。。と反省しつつ、
おだて作戦で、めっちゃ気を遣った・・・・・。
サビの、アルペジオが一層激しくなる辺りは最初からあきらめ、
彼が弾けそうな、冒頭の繰り返しを引用して、簡単にアレンジ。
PCで作譜したところ、ピアノの先生から賞賛の母。
・・・すいません、いつもこんなことやってるもんで(笑)。
あとになってみれば、もう少し頑張れば
あの部分だって楽譜どおりに弾けたのにな・・という
残念な気持ちも湧いたのだけれど、
あの、譜読みの数日間の地獄(・・あんなに必死に苦労してる
次男は初めて見た)を思い出すと、
やっぱり早々にあきらめて正解だったかな、とも思う。
本番では、1小節くらい音が消えちゃったけど、
歌に勝手に進んでもらって助けられ、無事終了。
ああ~~~、もう、心臓に悪いったら
それにしても・・・・
5年生って、結構弾けるんだね、とびっくり。
去年もダントツで上手かった女子ひとりを除いては
そんなにレベル高くない・・と思っていたけど
今年はみんな、随分難しい曲を弾いていた。
ウチの次男なんて、まだまだダァ~・・・と実感。
女の子は、伴奏が好きなだけあって、サスガだね。
来月末にはK社のコンクールに出る次男。
練習時間も全然だし、「もう弾ける」感覚で、のんびり。
だいたい、弾かせてもらってる曲って
そんなにむずかしくはないのよね。
友達のママたちに
「コワ~い先生んとこでやってるのよね

」と言われ
「え?全然

優し~い先生だよ」
「怖いでしょうよ~、この前もコンサート行ったけど。」
「・・・アレは、お姉ちゃんの先生。この子はK社だもん。
若い優し~い先生に習ってるの

」
娘の先生に習ってるHちゃんも伴奏してたけど、
確かに音が違ってたなぁ~。
・・・次男に聞いてみた。
「ピアノ、上手くなりたい?それとも楽しく続けたい?」
「上手くなりたい。」
「そしたらY田先生の方がいいかもね・・・」
「う~ん。どうしよう?」
長男と違って、次男は結構ピアノを嫌がらない。
娘の影響もあってか、音楽が好きだし
伴奏や練習は「それなりにやるもの」と思い込んでる。
「上手くなりたい」という彼の気持ちがわかり、
またしてもココロが揺らぐ母。
そう才能があるわけではないけれど、
選択肢次第で、ある程度、力量が違ってくるとわかってるから
親の考えって重要だな~と思う。
最近の私のウツの一因は、実はココにもあったのでした。
それくらい、教えるのが大変でしたが
先生に機会を与えていただき、
彼にはとてもプラスになったと思います。
やっと終わりました。
がんばったね、お疲れさま