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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

自分の服を縫う。

2020-05-21 16:18:41 | 創作部屋
やる気だけはあるのです。

夫の住まいが、日暮里繊維街という
生地の問屋街の近くであることもあって
東京に行くと、仕事の仕入れも兼ねて、必ず見に行く。

それでもこの頃は自分のキャパがわかっているので
昔ほどあれもこれもと買わなくなっていた。

たま~に、「これだ!」という布に出会って
逃すもんかと買っておいたものが・・・
やっぱり、タンスの肥やしになりかけていた。

いえね、一日あればチョチョイと出来る、はず、、、

それが悪いのね(笑)

この度、お針子業務を始めるにあたり
試作、もしくは練習のために、何枚か縫ってみた。


布を買う時にはまず、コレでアレを作ろう!という
イメージがあってのことなので
数年タンスに眠ると、その時に作ろうと思ったものが
古くさくなってしまう。
・・・生地にも世の中にも流行りがあるのだから。

しかし、私はいつの世も「好きなもの」を着たい人。
世間の流行りとは関係なく、(・・・そうでもないか)
欲しいものを選んでしまう。

さて、鏡の前で・・・。

好きなものと似合うものは違うのだと
改めて思い知る。
好きなデザインが・・・似合わないのだ~
(・・・体型の問題)

もっと自分を知らなくちゃ。

私は人が欲しがるものを作れないので
自分のためだけに、自分の好きな服を作る。
なかなか売ってないものを作る。
売ってるものは・・・

しまむらで買います(笑)


タコノコ、掘った!

2020-05-21 12:27:34 | プレ嫁生活、仙台暮らし
これは二回目の収穫の時の一枚。

結構たくさん穫れました~

義父は10人兄弟の長男で親戚も多い。
まずは方々へお裾分け。
宅急便で送る人には、荷造りして発送。
近くの親戚には、義母を連れて配りに行く。

・・・・と言っても、近くはない(笑)
一番近いSミちゃんちの他は、隣の町に3軒。
普段、車がなくて一人では行けないから
おばあちゃん、張り切って車に乗ってついて来た。
本当は、仙台に帰るときに寄って置いてくるのが
一番効率が良いんだけど・・・
たまには顔を見せないとね。
義母も家にばかりいて、こうして出掛けるのが嬉しそう。
ヨメの務め、ひとつ追加決定→親戚回り(笑)。
私も、お茶などご馳走になって情報収集に役立った。

この頃、高速を使わずに通っている。
片道2時間、往復で4時間。
・・・こうしてみると、結構な距離だと思う。
友人らが「日帰りするところじゃない」って言うのが
なんとなくわかるけど
この季節は新緑が綺麗で、
ドライブ日和には、実家通いも悪くない。
そして何より、
自粛期間は予定もないので、時間があるのと
往復2600円の高速代が、月に何度も行けば
お財布に負担がかかるのと。

・・・その分、疲れる。
帰りには眠くなったりして、コンビニで小休憩。
この重労働を、義母はわかってくれているのだろうか~
タケノコが欲しくて好きで行ってる、ワケじゃないんだけど。
(確かに、自分で掘ったタケノコは買ったものより美味しくて
友人たちにも食べてほしいし、無駄にしたらもったいないしで
”好きで行ってる”のかもしれない、と最近は思うけど・笑)

叔母たちから、私のところにも次々電話があって
褒めてくれるし労ってくれるし、
義姉さんに良くしてくれてありがとう、と言われば嬉しい。

年々、掘るのが上手くなる。
下処理して茹でるのも、数が多いだけに大変なはずが
この頃は、大して面倒にも感じなくなって
自分でもスキルが上がったなあと思うわ。

あと一回くらい、掘れるかな。
明日、実家に迎えに行って
久しぶりに義母が我が家に泊まりに来る。
月に一度の病院の日。
今朝は庭の草抜きをした。
夫が帰ってこないので、手入れが行き届いていないが
何とか体裁だけ整えました(笑)


「夫の墓には入りません」

2020-05-19 12:38:59 | 読書の記録
なにがきっかけだったのか・・・
タイトルに惹かれて、読みたいと思っていた本。

確かに、私もそう思っていたのだ。数年前まで。

そもそも、暗くてジメジメしたお墓の中には入りたくない。
知らないご先祖さんと一緒なんて~
まっぴらごめん。

でも、宮城に帰って来て、
義母と過ごす時間が密になり
良くも悪くも「家族」になったのかなあと思うことが増えるにつれ
ふと思えば、いつの間にか、
抵抗感も薄れていた。

それに、もしもよ。
希望として言ってるわけじゃないんだけど

多分、仙台には帰ってくる予定のない三人の子供たちのうち
誰かがお墓を守ってくれることになったとして
亡くなった時にはその子孫たちが来てくれるって思うと
それは悪くないような気がしてくる(笑)

お墓を守るとか家を引き継ぐとか、
今の時代にはほとんど薄れた感覚かもしれないけど
この本にある通り、田舎ではまだ根強い。
数年前の私、がピンとこなかったように
うちの子らもまったくその辺は考えていないだろう。

私が思うに、魂はきっとお墓にはいない。
もっと自由にあちこち飛び回り、好きなところに行って
会いたい人に会っているに違いない。
子孫がお墓を訪ねてくれるのは
よその仏さんたちへの見栄とか優越感としては
嬉しいことかもしれないけれど(笑)

私の「読書の記録」は、ほとんど感想になっていなくて
読み返す時にいつも、内容がさっぱりわからない(笑)

ので、今回からチラッとだけでも片りんを残しておこう。
東京生まれの子供のいない嫁が
夫の出身地である長崎に家を買い暮らしていたところ
45歳の若さで夫が急死。
その後、自分にのしかかる夫の実家のあれこれと
「姻族関係終了届」を提出するに至るまで、のお話。

うーん、身につまされる!!
本当に、私のことか??と言うエピソードが多すぎる。
この本によると、私は完全に
「つぶしてもいい人間」ってことになる。

手際よく何でもやってくれ、何かと頼りになる。
息子の稼ぎで食べているのだから、遠慮などいらない。
してもらって当たり前、な気軽な嫁。
実の親にとっても、
他の兄弟に比べると何の心配もなく
小さいころからなんでも一人で出来て手がかからず
幸せに嫁いで平和に暮らし
何かあった時には妹たちをお願いね、と言える存在。

・・・そしてココだけの話・・・
あまり書くと差しさわりがあるけれど
引きこもりの夫の姉、バツイチで甘え上手な実の妹、さえも
自分の状況とある意味、ほぼピッタリ重なってしまうのだ(・・・!!)
(リアル友の皆さんにはいつか飲みながら愚痴りたい・笑)

ただ、私の場合は、夫がとてもよく出来た人で
いつなんどきでも私を気遣ってくれ、感謝してくれ、
愛情も注いでくれ、妻のコントロールもうまい。
・・・彼がいなかったら、私はやっていられないと思う~

そんなこんなで、
驚くほど自分と重なってしまったこの本だけど
途中で一度、読むのをやめたくなったシーンがある。
新たな恋人の登場。
・・・私は絶対に、こんなタイプの男には堕ちないわ。

この作家さんのシリーズは面白そうなので
また読んでみようと思う。

おっと、大事なことを書き忘れていた!
この作品の中でももっとも感心すべきは
東京で汚い居酒屋をやっているというヒロインの実父。
分別があり、男気があり、娘を思う気持ちがあったかい
素敵な父親。
こういう事件がなければ、その存在のありがたさに
気づけなかったのかもしれない。

やっぱり、女に任せておいたらとんでもないことになる。
女はバカな生き物だ。
・・・普段はそんなこと、思ったこともない気がするが
この本を読んだら、そう思えた。
ちゃんと自覚しよう。

お針子デビュー。

2020-05-13 13:31:33 | 気になる人やモノ
以前からファンだった、ハンドメイド服のサイトで
縫い物が出来る人を募集していたので
これは!!と思って、手を挙げた(笑)

自粛生活がいくら苦じゃない私でも、
夜には意味もなく、観たくもないテレビを
点けっぱなしにしている生活にちょっと飽きてきた。

縫い物は大好きだけど、今一つ
世の中にウケそうなものをデザインできる素質もないし
デザイナーよりお針子が向いてる、と前から思ってた。

とはいえ。。。友人の間で「自己肯定力が低い」と
評判の?私だから、自信はなかったんだけど・・・

一応、試験があって
サンプル通りに一着作って送ったところ、無事合格。
・・・ずっと前にインスタで繋がっていて
今回連絡を取るまではわからなかったが
福岡の方でした!(・・・遠い)

宮城ですが、大丈夫ですか~近くのかたがいらしたら
優先してくださいね、と一言添えたが
とにかく忙しいのでお願いします、とのこと。
せっせと縫っては宅急便で送る日々、が始まった。

荷物が届くまで、二日かかるし、送料も高いと感じる。
(思えば仙台から九州に荷物を送ったことはなかった)
返送の料金は自前なのだが、縫うのが楽しいのと
少しでもお手伝いしたい気持ちから
張り切ってミシンを踏んでいる。

もともと、効率化を考えるのが大好き。
そして何でもさっさと終わらせたいせっかちなタイプなので
「仕事早いですね」と褒めていただいて、喜ぶ(笑)

デザインはシンプルで難しくはないけれど
バイヤス始末の抑えミシンが1mm!
こんなに丁寧に縫ったことないぞってくらい慎重に。
それでも時々外れてやり直し。
おかげでスキルは上がった気がする。
生涯学習だ~

さておき

引き寄せられたとか何かに呼ばれたとか
「これは運命」みたいな言葉を使う人が周りに多くいて
以前のワタシならろくに信じもしなかったけれど

ある日、友人とランチをしててミシンの話になり

「私、今ね、すごくワンピースが縫いたいの。
”ワンピース工房”ってフレーズが
頭に浮かんでしょうがない(笑)」と熱く語ったその翌日に

縫い物出来る人いませんか~って募集を見つけて
しかも長年憧れていた方のサイトだったことから
いつもは慎重な私が、即動いた。

これは、まさしく、「運命」なのでは??

アンテナが低い人だからそう感じないだけで

やっぱり世の中は不思議な力に動かされている
・・・ような、気がするこの頃(笑)

義母と小姑の関係性に悩むヨメ。

2020-05-10 10:26:40 | ヨメの気持ち・ムスメの気持ち
あきそらさんから「続き希望」のコメントを頂いたので
今日は義母と小姑Sミちゃんのことを。

義父は10人兄弟の長男で、
叔父さんたちはすでに亡くなり、妹たちがズラリ。
下の三人は、義母がお嫁に着た頃にはまだ小さく、
世話をしてもらったこともあって、義母寄り。
そんな中でSミちゃんは義母と年が近いこともあって
完全に小姑立場、なのは私も感じてた。
これがなかなかの人物で~

そもそも、義父の妹たちは全員が
揃いも揃って舅・姑のいない家に嫁ぎ、
誰一人として苦労をしていない、ってのがすごい。
そんなんだから、大家族に嫁いだ義母の立場は
わかるはずもなく~
こと仏事に関しては、なにひとつわかってないSミちゃん。
(なのに口は出す)

その前に、気になる「煮物問題」の続編はコチラ

この事件があってからというもの、
私はココロに決めたのだ。
義母に仕える身であるヨメとしては
義母が良いようにだけしておくべきだ!って。

本来、10人いる義父の兄弟の中で
唯一近くに住んでいるSミちゃん夫婦には
一人になった義母のことを気にかけてもらいたいし、
逆に、遠くに暮らすSミちゃんの息子さんたちを思うと
私が時々訪ねることで何かの役に立てれば、と思ってた。
しかしそれは、二人の関係が上手く行っていれば、のこと。

義母によかれと思ってSミちゃんの機嫌を取れば
「向こうのお嫁さんが悪く言われて可哀想」と義母が言う。
確かに、私と同じ名前のあちらのお嫁さんは
気さくで明るくてとても良い人なのに
自閉症の子を二人育てて苦労しているので
そう頻繁には来られないし、
Sミちゃんたちも無碍に彼女を遠ざけようとしてるのが
本当に気の毒だ。

以前は、お彼岸の時など、
ウチの近所の名物のおはぎをついでに届けたりもしていたが
・・・・やめました。

夫が、世話をするのは良いと思う。甥っ子だし。
でも、ヨメの立場で勝手なことすると
義母にはどう映るのか。
勝手に置いてきて、あとでわかっても面白くないだろうし。

ここ数年、柿もタケノコも真っ先に届けたいのに
「Sミちゃんちに届けますか?」って言うと
「・・・いいから!
採りにきてって言っても来ないんだから」と義母が言う。

他の妹たちには早々と送って、
もう地元で食べ飽きた頃、採れ過ぎて電話しても
「あるから、いらない」って、そりゃなるわね~
妹たちから「義姉さんから柿(あるいはタケノコ)来たよ~」
なんて、聞いてるかもしれないもん。(怖っ)

夫妻が若い頃は、「採りに来て」でも良かったと思うけど
80歳も後半、今は叔父さんもヨボヨボしてるのに
それは無理だよお義母さん、って私は思ってたけど

生前おじいちゃんが、私らの分まで収穫して
親戚中に送ってくれたことを思うと、どれだけ大変だったやら。
義母はそれを見てるから
「電話しても来ない。来て、もげばいいのに、もらうのを待ってる」
っていまだに言うんだと思うけど。

とにかく、義母が「いいから」っていうことに対して
いやいや、初物を届けましょうよ、とは言いずらく

それでも、今年、なにげにまた提案してみたところ
「そうね・・・3本もあればいいから」と、まさかの賛同!
一緒に届けに行った、というわけ。

楽しそうに話す二人を見ていたら、
あー、よかった~と嬉しくなった。
義母は車がないし、
叔父さんもあの様子では、細い坂道の上の実家まで
運転してくるのはきっと嫌がるんだろう。
お互いに行き来してお茶のみをしていた
義父がいた頃はよかったなあ、と今更ながら思う。
そして、
時々は口実を見つけて、義母を連れて行くのも
私の役目かなって思った次第。

Sミちゃんもね・・・めんどくさくない人なら、
もっとお世話に行くんだけど

若いころに、人に良くしておくべきだったね。
叔父さんの体が不自由になって、
あんなに人の好いお嫁さんを遠ざけておいて

これからどうするつもりだろう?
多分、心配なことが多いと思う。

そこ行くと、義母はしあわせだよね、
電話したら来てくれるヨメがいるし。(なんちゃって)
苦労した分、報われないと~

人は、未来のために
善行の貯金をしてるんだと思う。