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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

合唱ネタ、2つ。

2005-10-31 08:36:18 | アカペラ
先週の木曜日、娘の中学校の合唱コンクールがあった。

この中学は3年間クラス替えなし、
余程の理由以外はほとんど担任も同じなので
クラスマッチや合唱祭は、各クラスリベンジ目指して盛り上がる。
昨年1学年で金賞を受賞した娘のクラスは
三年間金賞を取ったら担任が焼肉をおごる約束になっていて
今年も当然金狙いだったのだが、惜しくも賞を逃した。

合唱コンクールの季節になると、グチが多くなる娘。
「もう~あったま来た男子、ウザイ」と
真剣に取り組むがゆえの怒りの数々に
私も一緒になって一喜一憂の日々を過すので(笑)
仕事を休んで楽しみに聴きに行った。

私が聴いたところ、娘のクラスが一番安定していて上手かった。
これはヤッタネとウキウキと帰ってきたのに・・・。

審査員が素人だからな~という印象(爆)。
校長先生、わかるの~?って感じで不満もあるけど
これも人生なのだ~と割り切るしかない。
(去年の娘たちの金も運がよかっただけかも知れないし



そしてもう一つ、昨日はH町の文化祭。
私が以前属していた「コールB」の発表を聴きに行く。
車で40分。15分程度の演奏を聴くためだけに出かけるのも
ちょっとしんどいなと思いつつ、差し入れのお菓子を買う。

驚いたことに、ラテン語を歌っていた
しかも出だしがとても綺麗。
声が揃っていて、繊細なイメージの合唱団に大変身。

・・・かなり上手くなっていた。

コールは、どこにもあるような
中高年の女性中心の「町の合唱団」。
しかし、珍しくも、なんとアカペラを歌っている
ピアノ伴奏がないから、かなり難しいけれど
先生の熱い思いに導かれ、
入賞経験はないものの、毎年コンクールにも出ているのだった

私が在籍していた頃、初めてコンクールに参加。
希望に燃えながらも、数年間玉砕した。
昨年、審査員で来ていた全国金賞レベルの某合唱団の指揮者から
「指揮を勉強された方が・・・」と講評をもらって
ピアノが専門のM先生、かなり落ち込んだと聞くが
気を取り直して、なんとその講評をくれた先生に
直接習いに行ってるらしい

それを聞いたとき、私は心底感動した。
さすが~尊敬すべきM先生イケイケ~

しかも、歴史をさかのぼれば昔、前任の指揮者が辞める時、
ピアノ伴奏だったM先生がコールを引き受けることになり
県大会入賞常連のI合唱団に入団、
コーラスを勉強しながらコールを振っていたが
M先生に代わる前は、ほんのお遊びの「ハモらない」合唱団だった。
数年前、折り合いが悪くて(?というウワサ)I合唱団を退団するも、
今は復帰して頑張っているとのこと・・

・・・そういえばカラーがこの合唱団にかなり似てきた(笑)

声をそろえる、なんて無理~と思えたかつてのコールが
これほどまでに成長していたことに、感激
きっとみんな、必死で頑張ったんだろうと思う。
(私が辞めて上手になった・・・とは考えたくない・笑)

練習がキツイの~とても休めない雰囲気~とオバサマたちが言った。
コールは普段でも週1回、3時間も練習しているのだ。
私がいた頃も、ここから無欠席で通うとなるとかなりキツかったが
みんなそれなりに休んでいた(爆)。

やっぱね。キツくなければこれだけ上手にはならないよ。
ぬるま湯がいいなんて思っていたら・・・。
現に、ついていけない数人が辞めたらしい。
ついていける人はやる気も実力もそれなりにあるから、
皮肉だけれど、こういうことでもレベルは多少上がる。

ああ~コーラスやりたいなー
定期的に練習があるコールと、仕事の両立は無理。
またもや、選んでしまった人生をチョットだけ恨みつつ(?)
いつか再開できる日を楽しみに待つのだった。







只今のBGM。

2005-10-30 05:32:30 | ピアノ
・・と言うタイトルで昨日の夕方、長めの記事を書いたのに
あっと言う間にDELETEしてしまい、大ショック
気を取り直して、思い出しながら書くことにします。

練習は嫌いだけど、好き勝手に弾くのは前から好きだった娘。
もっぱら学校で歌ってる合唱の伴奏や、ミスチルだったのが
たま~にクラシックを初見で弾くことがある。

昨日、私がソファーで疲れていると
「よしよし、私が別れの曲を弾いてあげるから」
と言ってピアノに座る。(え~、弾けんの笑)

それから始まった、娘のぷちコンサート@初見。
なかなか楽しかったので、曲を書きとめてみました。


「別れの曲」
これは前にも一度譜読みをしていたフシがあり
思いのほかなめらかに始まったではないか
初見が苦手な母、感動。
音符がグチャグチャになる例の場所まで
つっかえながらも終了。

「うん、コレ、弾けるな~(ムカッ←母)
英雄ポロネーズの方が難しいしぃ~・・」と独り言のあとに

「英雄ポロネーズ」
以前私の発表会で、あるピアノの先生が弾いてから
娘の大好きな曲になり、死ぬまで弾きたいリストにランクイン。
ダーーン・・・「えっと・・ラシレミ・ラシレミ(♭)・・」
・・最初の一小節でくじける(爆)。
よいよ、よいよ~雰囲気は出てた。>最初の一音。

「弾けねぇ~っ」と言いつつ、

「悲愴・二楽章」
「・・・てどんなの?おかあさん。・・CD、CD・・」とコンポの前。
「ああ~っ、コレかベートーベンらしくないねぇ~」
たどたどしく始まるも、よく弾けてる。

小さい頃、譜読みが苦手で、曲が変わるたび苦労して
「この音なに何年ピアノやってるの」と
いつも私にこき下ろされていた彼女がねぇ~

「幻想即興曲」
笑えるくらい、リズムがバラバラ(笑)。・・・勝った
速攻で中止。

「愛の夢3」
これは嫌と言うほど私の練習を聞かされて自然に覚えた曲。
チャラチャラチャラ・・・の前まではスラスラ弾ける。

「月光1楽章」
これもたまに遊びで弾いてるので、結構スムーズ。
しかし今日は3段くらいで中断、

「小犬のワルツ」
これまた今日は2段くらいで中断。

ここで、私のリクエストにより
「革命のエチュード」
「・・えっと、どんなんだっけ
タタン・タターンダラダラダラダラ・・か
・・・弾けるワケなくて、挫折(笑)

あとは延々と彼女が遊びで譜読みした
花の歌、アルプスの夕映え、乙女の祈り、ジムノペティ・・
そして多分、初めての曲。「トルコ行進曲@モ」
う~ん、たどたどしい(笑)。

横たわりながら、娘のつたない演奏を聴いた。
いつの間にか、こんな風にピアノで遊べるようになったんだ~
私も、こんな人になりたかった。
自由気ままにピアノを弾き、楽しめる人に。

娘は、ピアノが好きという感じには見えないし
多分辞めたいと思うこともしばしばあるんだろうけど
練習曲はともかく、自らピアノを弾いてくれることがうれしい。
これだけ初見が利いたら、さぞ楽しかろうな
これからも、時々母のためにピアノを弾いておくれよ
・・・とご満悦。


出会いのチカラ。

2005-10-29 15:01:23 | 雑記
何気なく書いて
後から思い起こすと、心に留まってる言葉がある。

~ネットを始める前は、半径数キロが私の「世界」だった。

偶然、この町に生きている。
ここだけが、私の世界。

経済的に豊かだとか、学があるとか
そういうことで分けたくはないけれど
特に社宅にいたせいか、周りはみ~んな同じような人ばかり。

世の中ってこういうものだと、何となく思っていた。

この感覚はきっと誰にもあって、
知り合いの中に特に目立って裕福だとか才能があるとか
そういう人は多少いたとしても、
類は友を呼ぶって言葉の通り
自然と付き合うのは「自分に近い人」。

自分が生きてる世界が、世の中の標準みたいな気がしてしまう。

あの時、もしも・・・そう思うことってたくさんあって
例えば5年前に転勤して来なければ、
私がパソコンを始めるのはもっと後だったはずだし
世界が広いってことも、まだ気づかずにいた。

今頃はローンに追われて、
ミシンの内職を続けてるかな。

長男の友達のママたちはみんな同世代で
一緒に子育てしてきた仲間で・・・。
イザコザもあったけど、気を許せる友人がたくさんいたし。
そんなことに満たされていたら、
再びこんなにも音楽が好きになることはなかったかも知れない。

ダラダラ続けていたピアノも、
引越しを機に出会った尊敬すべきM先生のおかげで
自分の中での意識が全く変わった。
そこに、ライバル(?!)を名乗る人が現れて、
ますます練習するようになって・・・

コーラスを再開したのも、引越しのおかげ。
上の階の奥様に誘われて、暇だった私は飛びついた。
そこからはもう・・のめり込むだけのめりこみ
結局はシルキー発足のキッカケになったわけだし。

その後も、いろんな出会いがあった。
あんなことがなければ、なくしていない友人もいたけど
その代わり、その出来事によって仲良くなれた人もいる。

全てはいい方向に回ってる気がして仕方ない、私の人生。
(・・と言いつつ、実は意識の問題なんだけど)
泣いたことも、つまづいたことも、今の私を作るパーツだったんだ。

なにが言いたいかというと、つまり
ネットの中で、あるいは実生活で
今までに出会えたたくさんの人が、私にチカラをくれる。
「出会い力」って私は呼ぶんだけど
誰かがくれる、慰めや勇気が出るヒトコトや愛のムチが
人生を変えるほどの出来事を引き起こすこともあると思う。
人との出会い。
そこから繋がっていく、これからの自分。
ホントにありがたいなって、感謝の気持ちで
これからも生きていこうと思ったわけです。

アカ公レポ。

2005-10-27 16:06:36 | いんふぉ。
リンク先の「こころのメモ帳」に、
アカペラ公園参加までのドキュメント(その1・その2)を
UPしました。

思いつくままにタ~ラタラ書いてるので
まとまりがありませんが
臨場感タップリの仕上がりとなっています(?!)

秋の夜長に、ご覧いただければ幸いに存じます。

http://yf04.com/cgi-bin/jbbs/jbbs.cgi?id=memotyou


果てしない階段。

2005-10-27 12:14:49 | 雑記
例えば、0からスタートした人は
とりあえず1か2を目指すよねー

んでも目線だけは7・8くらいを見ていたりして(笑)

そんで3とか4になると、ハイレベルの10まで行きたいと
思うようになる。

もっと上手くなって・・10までは手が届くかなと思える頃には
実はその上に50くらいのレベルがある!と知る・・・(汗)

50か。遠いなぁ~、とても無理無理。
でも、頑張って続ければ、35くらいまでは行けないか?
心の中でとうなづきながら、また努力の日々。

35までは遠いけど、がんばるぞ~やったるで~ぇ
なんて思いつつ、息切れしながらふと上を見ると・・・



この階段は5000段くらいあったのだ・・・・と気づいたりして。

ああ~・・・みんな2437くらい行ってるなぁ~
ぐずぐず・・。いじいじ・・・。
ちょっと待ってよぉ~~ゼイゼイ・・。

・・・目標、高すぎませんかって(笑)

ある日、後ろを見たら
「3」くらいの人が自分を、すごいねぇ~、お上手ですわ~と言う。

・・だっけ?

どれどれ。あら、ホント
いつのまにか「3」の人には負けないわ(笑)。

ウチの町内では、上位かも(爆)。←こらこら

ある日。ピアノを習ってる、と言ったら
「私もやってたのよー。伴奏とかしてた」と言うから
そうなの~?私なんてずっと落ちこぼれで。。
伴奏なんてしたことないし、今も出来ないわー。と
尊敬ビームを送っていたら
「ソナチネくらいまで行ったんだよー」(自慢っ

・・・・。

その人なりの、基準ってあるな。

本が進んでいれば上手とは言えないし
資格持ってるから上手いとも言えないのが、ピアノだけど。

そんなこと考えてるとホントに、私の音っていうのは
一体どうなんだろう~って悩みだす。

自分が聴くに、ドヘタ。絶対上手くはない。
でも聴く人が違ったら?

(・・・そんなに自分を甘やかしてどーする・笑)

しかし
いつもちっちゃくなって、落ち込んで、自己嫌悪して・・
それは上ばっか見てるからじゃない?

(上を見なけりゃ、のぼれないけどね)

いーの。だって自信ないもん。
まだまだ、先に数千段あるんだもん。

「どこまで行けば気が済むの?」と
以前、夫に言われたことがある。

確かに。

キリがないんだよ、目標なんて。
でも、行くの

・・・どうしようもない負けず嫌いだ(爆)