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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

妹、帰る。

2009-04-29 15:42:06 | 家族の話題
私は三人兄弟の長女で、
仙台に弟が、名古屋に妹がいる。
小さい頃はそれなりに仲のよい、
普通の兄弟だったと思うんだけど・・・・

(妹や母、その他の身内が、
このブログを見ていないことを前提に書くわけだけど
もしコッソリ見てたら、ゴメンナサイというしかない)


実は、妹とはあまりソリが合わない。
・・・と、私が思ってるだけで
むこうはどうなのかわからないんだけど・・・
過去にいろいろ妹のことで苦労したし
(長女の性で、面倒な後始末をつい引き受けてしまう)
そのトラウマでちょっとひどいことを言ってしまったことがあり
それから何となく、疎遠になっていた。

たまに、必要な時にメールが来たり送ったり
実家で顔を合わせても、まあ、それなりに、という・・・。
(結婚前まで、夜中のトイレが怖くて
起こしあってたくらい、仲がよかったんだけどな)

数年前にようやく「他の親戚と同じように」
お中元やお歳暮のやりとりを始めるようになり
(それまでは、ツーカーなだけに“お互い様だから
やめるか”みたいな意識もあって、していなかったのだけど
疎遠になったからこそやらなきゃ、と思ったのかもしれない)



その妹が、先週メールをよこして
「出張で東京行くので、食事でもどうですか」と誘ってきた。

えーーー、そうなんだ~
じゃあ、空いてるからぜひ。

ワクワクするとか楽しみだとか、そういうものとは違う
・・・言葉に出来ない感情が湧いて、戸惑った。


嫌っていないから、誘ってくるんだよね?
話、合うかナァ・・・・

そんな取り越し苦労を散々した挙句の、当日。
待ち合わせの原宿で、
私を見つけて声をかけてきた妹は
やけに明るくて、親しみやすい笑顔で、
そこには、なんのわだかまりもなくて・・・
拍子抜け。

確か、去年?
東京で時間があるから会わない?と連絡してきた時も
同じだった。
あの時、久しぶりに
子供抜きで、二人きりで、長時間話して
一旦氷は溶けたのに・・・と、思い出した。


二人で、「どこ行く~?」と歩いて回って
タイ料理の店に入り、飲んだ。
今日は帰らなくてもいいんだ、と聞いて
「うちに来ない?」と誘ってみたら
「いいの」と、ぱあっと顔が輝いた。

良いに決まってんじゃん~~~~
なんだ、泊まれるならそう言ってよ~~~


我が家が関東に来てから、初めてだという。
・・・そうだっけ?
四日市の頃は、時々遊んだのにね。
今日は古い町並みを散策したり、
評判のお店で蕎麦を食べたり、一日観光して
さっき、午後のバスで帰って行った。

カワイイ動物やおみやげ物に目がないところ、
昔のまんま。
それから、私と違って仕事人間なのも、相変わらず。
よく笑って、よく喋って、屈託のない妹は、
女優さんのようにべっぴんさん。
ちょっと変わってるトコもあるけど、
ちゃんと仕事して、姑と小姑と一緒に住んで、
PTAの重要ポストも歴任して・・・・
偉いナァと思った。

私はいつまでも「おねえちゃん」で・・・
彼女はかわいい妹で。

楽しかった。
「ソリが合わない」なんて、思ってたこと
ごめんって思った。


ウエストサイド物語 in N市

2009-04-25 14:03:17 | 音楽・その他のライブレポ
in N市、と書いたのは、
七月に同じ公演をK市で観るからで(笑)

娘の予定(行けるかどうか)を気にしていたら
チケットを取るのがすっかり遅れてしまい、
すでに二階席しか残っていなかったN市公演。
あまりに残念だったので、K市のチケットは
会員先行発売の翌日(当日は長男の引越しがあったため)
に張り切って申し込もうとしたら・・・
もうS席がなかったっ

・・・・そこまで?こんな田舎なのに?

ということで、多少割安の会員先行あきらめて
一般の当日にK市のホールに並びました。
大丈夫だろう、と思って15分前に着いたら
30人くらいの列が出来ていてびっくり。

・・・・あああ~~
娘に「一列目取って来てねー」と
言われたのに・・・と並んでいて気がついた。
みんな、A席を買ってるらしい
支払額は、ほとんどの人が「A席の値段×枚数」なのだ。
そうだ、田舎ほど悪い席から売れるんだっけ?

ということで、無事、2列目取れました



その、N市公演の二階席なんだけど
ものすごーーーく、遠いのね。
娘の演奏会で何度も行ってるけど、
初めて座ったわ。

近頃目が悪いせいか、顔もよく見えないし
音も意外と小さいし
俳優さんたちの、生声のほうがここまで届くぞ・・と思ったら
スピーカー、やけに遠かった(爆)。(多分、アレだと思う)

まあ、いいや。
カーテンコールも少なかったけど
いつも通りの素晴らしい歌と踊りで
すっかり四季の世界に

歌、上手すぎでしょッ



今日、パンフを読んでたら
(会場では娘がひとりじめして、席が離れていたので
ほとんど読ませてもらえなかった・・・)
読み応えに大満足、大いに感動した。
誰もが知ってるミュージカル、
現代版ロミオとジュリエット、くらいの知識が
なんて軽々しく浅はかなんだろうと思い知る。
点滴を打ちながらの、ダンスの特訓。
袖に引っ込んだら、歩くことも出来ないくらいの限界で
ダンサーたちは過去、この作品を作り上げてきたんだ。
・・・・プロって、すごい。
自分の甘さが恥ずかしい。

機会があったら、ぜひ、パンフレットを読んでいただきたい。
そこには、アメリカの、四季の、歴史と痛みが大盛りです。

それと
初めてブロードウェイからこの公演を日本に呼んだ時
政府の許可なしに外貨が使えない時代で
ようやくつてを見つけて大蔵大臣に会い、話をつけた
その時のこぼれ話。

とぼけていろいろ意地悪な質問してきた割には
実は、事前に何もかも調べておいて、
5分ほどであっさり話を通してくれたという当時の大臣こそ、
田中角栄さんだった・・・ということにも
「その人らしさ」を感じて、感動。
四季の歴史の中に、日本の歴史が交差しているのだなぁと
感じた瞬間。
(あたしはこういう読み物が大好き。
すごく興味があるし、心が震える)


ああーーーーッ
歌が上手くなりたい。
あんなに大きな声で、そして、心をこめた小さな声で、
気持ちよく歌いたい。
倒れるまでの努力、私はしてないな。
憧れるだけじゃなく、ちゃんと行動しなくちゃね。


・・・才能に弱い

2009-04-23 12:20:44 | 雑記
ビデオ(・・・今どき、ビデオ)が壊れた~

ハモネプ、予約録画してたのに、
帰ってきたら止まってた~

何度recを押しても、すぐに止まる~


んで、今、くーみんが貸してくれたDVDを観ています。

(昨日貸してくれたときは観られなくて、泣く泣く返却。
夜だ~りんに言ったら、
“プレステ3でもX-boxでも観られるよ”って~
ああーーーそうか、ウチにはそういう機器があったんだ


いつもの通り、感想は控えますが
(メールくれたら熱く語りますわはは



あたし、
審査員してるおっくんの、
きらきらした表情が好きなんだぁ~

どんなにすごい子たちが出てきても
(内心どんなでも)
すごく素直に「わ~上手い」って
心から思ってる笑顔でワクワク見つめてる。

・・・すごく、いい人そう

いいな、こういう人。
私もそうありたいけど

いくら口が達者でも私、審査員になれないわ。
だってハモってないとこ聴いてる時、
ものすごく変な顔になっちゃうもん。



途中でTケダテツヤが
「審査員、よくわかってないな」とか言ってたけど
こっちのセリフだよつってか。

でも、今回も良いこと言ってたな。
なんだっけ?ヴォーカルは音が飛んでも?なんでも
それでいいんだ・・・みたいなこと。
私もそう思う。
一番必要なのは、人の胸を打つハート。

私、音程にばかりこだわってるヤツに思われてるけど
ホントはそうじゃないんだよ。
(でも、やっぱりキーは合っててほしいんだよ~ぉ


そうそう。
才能に弱い。
おっくん、好き~
多分、付き合えないけど・・・(笑)。
考えてみれば、私の好きな人って
そういう観点から見ると、きっとみんなダメだわ。(・・・そこ?)


「いつも旅のなか」 角田光代

2009-04-23 07:42:49 | 読書の記録
またまた、くーみんが貸してくれた本。

角田さんの、文章がすごく好き。
楽しい。
でも、この本を読んで思った。
私が思ってた以上に、彼女ってヘンな人
もとい、“ヘンな人”じゃない、“普通”の“楽しい”人。

私は、酒が好きだとか飲みたいとか
いつも書いてる割に、そんな大酒のみじゃない(・・・と思う)。
でも、“お酒の飲める人”とのお付き合いは、大好き。
(本当は“お酒の飲める人”だなんて
一緒くたにしちゃいけないんだろうし
中には、飲んでる時は楽しくても
酔いがさめて冷静に思い出すと、
そんなに合わない?人もいる・・・けど・・・
それが“飲み会”のいいところ。
飲んでる時は盛り上がって、
覚めた後には、全てを水に流すのよ・・・なんて・笑)



角田さんは、いっつも酒を飲んでる。
旅の途中だからだろうか、
“誰かが調達してきたぬるいビール”なんて、
私が絶対口にしたくないものまで、飲む。
タバコも吸う。
怪しいクスリ(@海外であり、多分合法の?)も試して
“行きっぱなし”になりそうだった話なんか、
こんなの、書いていいの~?とハラハラした(笑)。

それでいて、ものすごく心配性で慎重で
(この辺は私ととても似ている)
そのくせ誰ともすぐに友達になって、
現地調達の「お友達」のバイクの後ろに乗って
どこでも連れて行ってもらったり
お家に招かれたり、何日も泊めてもらったり・・・
そういうことが出来る人。
(私は絶対に出来ないなぁ。
だいたいにおいて“人の世話になる”ことを、
ものすごく負担に感じてしまうから・・・)


私は、旅というものが好きな人ではないと思う。
特に、あてもなく何日間も滞在する一人旅なんて
いいなぁ、とは思っても、行動に移せない。
そもそも一人で旅に出るなんて、今までしたことないし
(海外なら別だけど)国内どこにいても
ただ、「そこに生きてる」感じはいつもと一緒で
移動したり、宿泊したり、の「私にとっては日常」に
いちいちお金がかかることももったいないし、
「家ではない」「非日常」に身を置くことが面倒くさい。
でも、「誰かと」「楽しむため」の旅行なら、
飲み会と一緒で、好きかもしれない(笑)
実際、家族旅行はいつも行きたいもん。
(そういう時の私は、金に糸目をつけないんだな)


この本を読んで、納得。
以前読んだ 「まどろむ夜のUFO」をはじめとする
不思議な物語の数々は、
この人だから書けたんだと。
(私はきっと等身大の自分しか書けないなぁ・・・
ものすごく、何か書きたいけれど
知識もないし、世間は知らないし、
人が食いつくような物語なんて、
違和感ありすぎて、絶対無理だ)



それから。
角田さんは私より少し年下だという以外
なんの情報もないくせに
「40代独身、職業・作家」って勝手な想像から思いつくのは
家にこもって地味に物を書く、
ここしばらく恋愛してそうもない、
めがねをかけた、几帳面な、乾いた女性だった。
(それこそ、小説並みに非現実的な思考だけれど)
ほんとに失礼した。
恋人とか彼氏とか男友達とか、そっちのほうも充分華やかな、
どこにでもいそうな、その辺の「女の子」って感じがする本だった。
それに、見た目も若くて(昔の写真ではあるんだけど)可愛かった。



なぜに今日はこんなに雄弁なのか?<自分

多分ね、小説が好きではないんだろう。
「人となり」のわかる、エッセイだとか、ノンフィクションだとか
手記やら対談の方が、興味ある。
昨日、くーみんと雑談してて
「他人には興味がない」発言をしちゃったけど
才能のある人・尊敬する人、のことは何でも知りたい。
その人の、良い所も悪い所も
まとめて許せて、好きになれる。
「才能」に弱いんだなぁ
・・・・自分にないもの、欲しがってんじゃん(笑)。
でも、それは絶対に
私の大ッ嫌いな「妬み」ではなく
純真な「憧れ」なのだもん。



今日も長文(爆)。

仕事が休みで、予定なし。
シルキーのアレンジしようかなぁ、
それとも、覚えたての宅録?
声楽の練習、ご無沙汰のピアノ。
ひとりカラオケ?

その前に家事、なんだけど(爆)


S先生を偲ぶネタ・その3

2009-04-22 16:36:19 | 聞いて
何度も泣きながら、
数日に渡って長い手紙を書き上げ・・・
元顧問のS先生へと投函した。

その話は、前にしたっけね(笑)


実は来月、
「夜はOK」とのお言葉をいただいた
S先生をお招きして、飲み会を計画中~
幹事は、言いだしっぺの私(爆)と
自称S先生ファンクラブ副部長(部長は るかさんよだって・・)
Kさんでありまする~~~~

このKさんがまた、私は大のお気に入り
酒も飲めるし、仕事は早いし、ノリがいい。
保護者会の宴会部長なのだ。

んでもって、カリスマと崇めるS先生と
何度かメールのやり取りをば・・・・
う~~~ん至極のヨロコビ~~~

(おっと、いけないけない・・・この気持ちは隠さねば・爆)


昨日、うちのポストに先生から封書が届いた。
あら~、ご丁寧にそんな・・・お返事なんて・・・
メールでお礼をいただきましたわよ~なんて思いつつ
宛名を見ると・・・・娘宛て(・・ちょっとがっかり)

部員ひとりひとりに、こんな手紙を出したのかしら、先生。。。
(この辺でまたもや涙腺が・・・)
帰ってきた娘に聞いたら
「みんな先生のサインを欲しがって、時間がなくなったから
“欲しいヤツのリストよこせ、後で送るから”って言われて
私はいいやって思ったんだけど、友達が勝手に
私の名前も書いたらしい」だって。

見せて見せて~と言ったんだけど
「うわ、ちょっと、見られたくない・・・」と隠された。
その割に、今朝、リビングの机の上に放置してあったから
ゴメンよ、見ちゃったぞ(笑)。


「誰かがやらなければ成り立ちませんよね。」
あなたの台詞は一生心に残るでしょう。
やるしかない。
手本を示せ。
苦労をかみしめて
日々を送って!!



入部してすぐ、楽器を決めるとき、
チューバのなり手がいなかった。
何度めかの面接で、娘が先生に言ったのが、この言葉。
先生、いたくお気に入りのようで
その後、身内の演奏会で
「私がやるしかないでしょう」という名台詞を残したやつ、として
いじられていた娘。
「ちっ、違いますっ、誰もやらなかったら
困りますよね、って言ったんです~~~」と、
必死に弁解した姿が面白かった(爆)。


私は先生に憧れる。
仕事で「先生」をしている知り合いがいるから
並々ならぬ苦労は知ってるけれど
こういう先生になれたら、いいなぁと思う。
(現実を完全に無視した、少女の頃のような憧れとして
お許しくだされ、現場の先生方)
夫の両親も、元教師。
教え子自慢大会が、時々始まる。
リタイヤしてもう何(十)年も経って
この頃はそれもなくなったが
生徒との思い出話を聞くのが、私は嫌いでなかった。

何年か前、娘の将来を両親と話すうち
教員にどうか、と、義父が言った。
確かに。
面倒見はいいし、人を整列させるのも得意だし
ある意味クールだし、ハートは熱いし。
悪くないな、と親は思ったけれど
その話を娘にすると、
「芸能人と教師にはなりたくない。
悪いことしてなくても悪口言われるから」と、一蹴。
・・・へぇ~、そうなんだ。
(今じゃ成績で無理だけど・笑)


なんてね。



今日もダラダラと、日記が長くなる休日なのでした~