昨日の声楽の発表会は
先生の一番弟子とでもいうべきOさんが
何から何まで取り仕切ってくださって
本当に「行って歌うだけ」に集中させていただける
ありがた~い会なのですけれど
場所取り、プログラムやチラシの作成、
お弁当や花束の手配、
先生の送り迎えとお世話、
そして参加費を集めた中から
人を頼んで会場の設営から後片付け、
録音や録画の担当を采配し
先生にお礼をお渡しして・・・
司会やゲスト演奏までも
Oさんの娘さんたちと彼氏さんが担うなど
何から何まで、ホントにもう・・・
お疲れ様でした。
頭が下がります。
「お金を払って人を頼んででも
歌に集中できたほうがよい」と
毎回こうなっているようなのですが
いつもはOさん自身も発表会に出演されているのです。
「今回は他にもいろんなことが重なっちゃって、
本当に出なくてよかったわ~」とおっしゃってたけれど
大変なことです。
いつもシルキーでは「乗っける」立場にある私。
ライブやイベントの申し込みやら手続き、その他
この頃はみんなも手伝ってくれるからラクになったけれど
採譜と歌だけやらせてくれーーーー

と
過去に何度か爆発寸前だったことは、ある(笑)。
「好きでやってる」ってことは、自分でも認めるけど~
だからと言って何もかもでは、
キャパをオーバーしてしまいます。
それよりも
「やってもらえる」と「思われてる」ことが
精神的に、いかに負担か・・・
これは「いつも乗っけてる」人じゃないと
わからないと思うし
好きなことは、進んで人にしてあげたいのに
頼まれたことは億劫、という・・・あまのじゃくな
私だけでしょうか

(爆)
いくら好きなことでも、
実際大した苦労じゃないことでも、
「毎回やらなきゃいけない」あるいは
「今度もやってくれると思われてる」のは
肩の荷が重いものです。
「またあたしかよっ

」ですよね。
それでも、自分が始めたことだから
降りないでナントカ頑張ってきたけれど
そうじゃないことだったら、余計に気の毒。
音楽の世界の師弟関係って
絶対的だなぁって、笑えて来る。
私も、先生には絶対逆らえないし。
何か言われても、まず断れない。
多少遠くても時間がタイトでも
「発表会がある」と言われれば
都合をつけて聴きに行くし、出なきゃだし。
昨日も、会場では様々な「師弟関係」にある
地元演奏家さんたちが
いろんな先生といろんな挨拶を交わすのを見て
「いやはや~」と思ってたけど
しっかり自分もそういう一員なのは認めます(笑)
でも、もしこの先、Oさんの代わりに
私がこの会を仕切る日が来るとしたら・・・
そんな末恐ろしいこと、許されないーーーーー

(爆)
ありがとうございます、お世話になりますと
心で感謝しながら「乗っけて」いただくのは
非常に申し訳ないのですが
人には適任とか得手不得手があるのだし
ここは先輩にすっかりお任せしよう。
・・・という同じようなことを
つい先日、話したばかりだったので
「乗っける」の大変さを、「乗っかる」人たちがちゃんとわかって
せめて心は寄り添って、出来ることはやりますという
態度を示してくれなくちゃ
「乗っける」人ばかりが大変になってしまう。
始めるのは、比較的簡単だけど
何かを長く続けて行くって、大変なこと。
世の「乗っけてる」皆さん

あなたたちはエライ

そして「乗っかる」人たち

盛り上げて行こう
感謝を忘れず・・・・
秋からクリスマスにかけて、自主ライブも考えつつ
どこか「乗っかる」だけで歌わせてもらえる
何かはないものか、と
・・・結局、そういうコト考えてるヤツですみませんが
アカペラやるには機材が必要で
私たちはこの先どうしていいものかと
この10年、ずっと思い続けてきた・・・・
そのことと、ちょっとリンクしちゃいました。