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aCappella好き♪

歌うこと、作ること。思いついたこと。好きなものを好きなだけ。

マキちゃんの歌に包まれて・・・(うとうと)

2014-03-27 08:43:43 | 声楽
声楽の先生に、最後のごあいさつをすべく
先輩のレッスンについて行った。

仙台から帰ったばかりで
頭がガンガン痛くて目が充血してる私に
「横になってていいわよ~そこに寝てなさい」と先生。

ソファーに体を預けて、
O先輩とマキちゃんのレッスンを聴いていたら、
つい、うとうと・・・。

マキちゃんが、全身全霊で歌ってる。
低いところが豊かに響いて、
なんて心地よいメゾソプラノ・・・・。

マキちゃん、うまいな・・・。
こんなにうまかったっけ・・・?!

音大の声楽科を卒業後、留学経験もある彼女の歌は
今まで何度も聴いたけど
こんなに心に沁みたのは初めて。

急に、とてつもなく歌いたくなった!!

特にオペラが好きなわけでもないし
クラシックにはあまり興味がなかった。
CDを聴いても、ほかのお弟子さんが言うような
感動を覚えたことがなく・・・

ただ、歌うことが好きだった私。

与えられるまま、先生の選んだ曲を
一生懸命練習しては本番で歌ってた。
上手には歌えないけれど
声域、声質から言うならば
自分には合ってるかもしれない・・・と
ちょっと、思いながら。

こんなにも、全身を使って声を響かせ
堂々と歌い上げるマキちゃんは
本番より数倍うまく感じた。
すぐ目の前で聴いていたから?
観客がいないからリラックスしてた?
譜読み、段階であるはずの歌なのにね。

本番で実力を出すことのむずかしさ。
きっといつもは、もっとうまいんだろうと
思いながら聴くことも多い。

それにしても、声楽ってマニアック。
私自身、そんなに好きではない・・・と
思っているくらいだから
興味のない人に、素人の発表会なんて
拷問すぎる!(笑)

ご近所さんが以前聞きに来てくれた時に
「なんだかすごいねぇ~
あんなに声はりあげちゃって・・・
頭痛くなっちゃったよ」と、後日
絶対褒めてないよね的コメントをくれたのが
なんだか申し訳なかったわ(笑)。

人に「また聴きたい」と言ってもらえるような
歌が歌いたい。
自己満足で終わり、という発表ではなく。

そう思いながら、十数年を過ごしてきたはずなのに
とうとう叶わなかった気がする~
努力は、絶対、したのにね(笑)。

毎週毎週、5時間も場所を借りて
練習してきたシルキーだけど
この年度末の慌ただしさの中で
二週連続の練習休み。
きっと四月からは、こういうペースになってしまう気がする。

本番まであと何回、を数えると
あまりの少なさに驚愕する。
・・・間に合うの??
これで満足行く歌が歌えるの?

メンバーは真面目だから
家で自主練してきてくれるけれど
集まってナンボ、直されてナンボのアンサンブル。
「みんなで歌う」コトは、本当に必要なんだな・・・。

私だけがいない、なら
まだ何とかなる。
でも、ほかのメンバーも毎週来られない状況で
これからどうなってしまうのか~!
やっぱり、無理、なの??

「歌う」ことが好きなワタシだから
本番がどうこう考えるより
好きで歌って、その先に本番がある・・・
みたいなのがホントはいいんだけど
目の前にエサがないと、人って本気で動かないから~
・・・意識をキープするのは、難しいだろうな。



とりとめもなく・・・
久しぶりに「歌う」話題でした。


ありがとうございました。

2012-07-03 21:24:35 | 声楽
声楽の地元発表会、
コールBの単独演奏会、無事に終わりました。

連日聴きに来てくださったお友達の皆さん、
本当にありがとうございました!

(義理で来なくていいよ・・・とメールしたものの、
やっぱりなるべく行こう、と思ってくださるに決まってます。
かくいう私自身が、お友達のコンサートには
時間が許す限り行こうと思っているので・・・
しかしなかなか“お互い様”にはならず
来ていただく一方になってしまってる方も!
申しわけなく思ってます。

そして・・・・
ヘタクソな音楽会であればあるほど
来て下さる方の貴重な時間を、どう償えばよいものかと悩み、
私(たち)の歌、なんかが、会場の皆様の心に、
なにがしかの「思い」を残せるものかどうかと疑いつつ
毎回、祈るような気持ちでお声をかけさせていただいてる私にとって
「行ってよかった!」と、言っていただけることは
この上ないヨロコビでもあります)

声楽の発表会は、この市で教室が出来て20周年とのこと。
師匠であるH山先生の、
この市にゆかりのある門下生8人が出演しました。
音大声楽科卒であり海外留学経験者、やら
音楽教育に携わるなど、専門教育を受けた人がほとんど。
そんな中で異色の存在である「素人」は
私とあと一人だけ・・・(しかし、昔、発表会に来てくれたとある友人を
“S原のスーザンだね”と唸らせたほど
素晴らしい声の持ち主である彼女は
私とは比較にならないほどの実力者)


本番3日前に、初めてプログラムを見たら・・・・
よりによって、そんな「上手い」人たちの間に挟まれていた私。
かわいそう以外のなにものでもない!(笑)

しかし、今回初の地元ホールでの開催は
今まで歌っていた「3F大会議室」とは違って
とても響きが良く、気持ちよく歌うことが出来た。

「夢の中でも歌えるほど」練習しなくちゃダメなのよ、と
大先輩がおっしゃったように、
今回の私はもういいよってくらい、ひたすら曲をさらった。
もう早く終わってーーー!と叫びたいほど(笑)

舞台映えする、綺麗カワユイ、お人形さんみたい、と
ありえない誉め言葉の数々で私をおだててくれた
大好きな友人たち、バンド仲間、そして
「よかったよ」と言ってくれた、おそろしく耳の良い夫。

ほんとにありがとう。

・・・録音をしなかったので、実はまだ、聞いてない。
聞かないほうがいいのかな、と思ってる。
この美しい思い出のままで?
失敗しちゃったアノ部分、コノ部分が徐々に
記憶の彼方に薄らいで行くほうが、幸せでいられる(笑)


必死で、練習と沢山のステージをこなしてきたこの数ヶ月。
いろんなことを考えさせられた。
やや腹黒い、そんな心のメモ書きを
思いつくまま、しばらく分けて綴ってみようと思う。

(いつぞやに続く)


いよいよ、なんだよね・・・(汗)

2012-06-29 21:01:54 | 声楽
とうとう、明日になってしまった声楽の発表会っ!!

・・・・準備は万端。・・・のはず。・・・なんだけど・・・

正直、もう終わってほしい~って気持ちが強くなるのは
どんな本番前でも同じ。
一生懸命練習して、いい加減疲れてきて、
気力が持たないというか、体力が持たないというか。

ものすごーーーく調子が悪かったノドも
昨日今日あたりはいい感じに出来上がってるような気がしてるし
今日のコールBの午後練なんかは、
かなり気持ちよく歌えてた。
(・・・この声がオペラに使えるかというと疑問だけど)

師匠のアドバイス。
「録音を、聴きすぎるのもよくない」
レッスンの録音を聴くだけで声帯を使うのだとか。
・・・そうなんだっ!!
一日中聴いてるし、寝るときも聴いてる。
・・・それがアカンのか~(?)

歌っていうのは、歌いすぎてもよくないので
その点は、ピアノやってた時よりもラクできる気がする。
ピアノは切羽詰ると4時間5時間弾いてたもんなー
(あんなにやっても上手くならなかったアタシって・・・
どんだけ才能ないのよ!だけど)

今もちょっと、ごっくんすると多少痛いような気がするけれど
明日はなんともありませんように!

何度も歌った歌はもちろん上手になるけれど
日々、あれやこれや「歌ってきた」ことが、スキルになってて
あとはもう、焦って練習しなくても
「身についたチカラ」が本番で出てくれるのでは、なんて
都合のよいことを考えてみる。
(・・・実際プロっていうのはそんなもんじゃないのかなあ?)

もう今日まで十分努力してきたんだから。
あとはゆったりと本番を迎えられる自分でいたい。


・・・・なんて言ってもドキドキするんだよーーーーっ!!!

ホントに無理・・・声楽・・・
一人で歌うことの、過酷さ。
こんなよわっちい自分には向いてない、あの華やかな音楽は。

早く終わりますように。


健康診断の結果・・・

2012-02-17 16:22:55 | 声楽
やっぱり・・・・・

予想した通り・・・


ほとんどの項目に「*」がついてた~(汗)



・・・そんな気がしたんだけどさ。


ヤバイ、ほんとに早死にするわ!



・・・・気をつけなくちゃ~
一年で1kgも増えてたのね。
身長も155.3cm→154.7cmだし~

この一年、私に何があった?!(笑)

とりあえず、体重減らしましょう、だって。

ハイハイ。



んで、声楽のレッスンに行って来ました。
今回はまた、ウイーンから帰国してた
チェロ弾き指揮者「カレシくん」の伴奏で。(ドキドキ)

彼の伴奏は、師匠の適当なピアノと違って
楽譜どおりだし、曲想完璧なので(特にオペラ)
蝶々夫人のダイナミックさを再認識。
最後の盛り上がり、ハンパない!
私に歌えるのだろうか???この曲が。

未熟な歌ではあるけれど、
曲を知らせると「おっ♪いいですねぇ~」とノリノリ。
ラ・ボーエムのクワンドーメンボー(カタカナかよっ)も
ホントに素敵な曲だから~

こんな大きな曲をやらせてくださって、
師匠に感謝です。

日本語は軽~く流して終わり。
なんとなく、歌えてるっぽい。
てか、これでよいのか?(笑)

6月末の発表会まで、一生懸命励みます。
だいぶ慣れてきたみたいで、楽しくなってきた!
声を張り上げる場所、気持ちよくて好き~♪

がんばろっと。
元気で長生きして、もっとたくさん歌いたい。


レッスン日記@声楽、と、いろいろ。

2012-01-24 10:40:19 | 声楽
前後します・・・


金曜に、声楽のレッスンあり。

私の地元での教室が20周年ということで
6月に、いつも発表会をしている大会議室ではなく、
隣接している市のホールでコンサートをやるそうな。

秋の東京のコンサートが終わってから
新しい曲を練習してる。
文化祭で、私の好きな先輩が歌われた
「ある晴れた日に」に挑戦・・・・(汗)
もう一つは、ラ・ボエームの「Quando men vo'」
You Tubeで森麻季(ソプラノ歌手の方。。。)さんが
素敵に歌っていた曲。
どっちもカッコいいけれど・・・私に歌えるのかな?

日本歌曲は「初恋」になりそう。
数年前、東京の発表会で歌うはずが
子供がノロになり、ドタキャン。
高い音の母音が「i」なのと、息が続かないのとで
かなり苦手意識のあった曲だけど
今回、案外すんなり声が出て
自分でもびっくり~
・・・知らない間に、少しは上手くなっていたのかな?(喜)

練習用に、イタリア歌曲「Vaga luna,che inargenti」
静かで美しい旋律、大好き。
(これを歌いたいけれど、地味だからダメってさ)


前回の東京の発表会で歌った曲はみんな
長いこと練習してきたから、暗譜がすんなり行ったけど
新しい曲になってしまうと、途端に苦労する~
イタリア語がわからないから、余計だよね。
目下ハングルを軽く勉強中だけど、
イタリア語もやるべき・・・?


昨日、YキSオリさんがスタパに出ていた。
彼女の、歌に対する思い、
自分が仕事としてやりたい・やるべきこと、
揺るぎない意思と、守りたいもの・好きなこと・・・
お話の全てに感銘を受けた。
(実は、好き嫌いで言うなら、Yキさんの「歌」は、
私はそれほど好きではない。
美しい声をお持ちだけれど
独特な節回し?と、音程がやや甘いのが気になる。
でも、世界中でこれだけ多くの人の心を揺さぶる彼女の歌。
私の好みはともかく、素晴らしい歌い手さんなのは間違いない)

私の大好きな「あかとんぼ」。
Yキさんが歌っているような日本の歌を、
私もたくさん歌いたいと思う。
長年歌ってきて、自分に一番合ってると思うし
何より、好きだから。


この頃、いくつかの番組をみたり
友人がプロの指導を受ける機会があって
その話を聞いたりしたことで
「仕事で歌う」こと、と自分が「歌ってる」こととを
照らし合わせてみるようになった。
才能がない、と簡単に言うのは
それだけでもう、やる気がないってことにならないか?
自分は出来る、と「言えない自分」を
素人なんだから当たり前、と思ってるフシがあるでしょ。
プロだったら、たとえ自分の音程が甘いと悩むことがあっても(?)
自分は下手だと絶対に言えないし
仕事としての評価に値する歌を歌わなければいけない義務がある
から、さぞ厳しいことだろう。

プロアマ、経歴や人となりを取っ払い、
純粋に能力を比較した時、どの程度のものなのか
そういう厳しさで自分を見つめ、
当然、比較するまでもなく劣っていても
「趣味だから、このくらいで(笑)」と言わず
同じところを目指してみる、のはどうか。

・・・(笑)

若い頃は、物事を知らないあまり
そんな意識を持っていた気もするし
これから将来を考えていく、例えば息子なんかには
とても飛ばせないゲキだけど
もうある程度先が読めて、下り坂の今だから
改めて許されること、のような気がして(笑)
必要以上に自分を卑下せず
謙虚なままでいいから、野望を抱こう。
YキSオリさんのように歌う、ことができるかも?(おい)

「キミはどこまで行きたいの」と、夫に言われるたび
行けるだけどこまででも、と心の中で返事をする。
そこがどこなのか、は
きっと自分の意思の強さが決めること。
「才能」って言葉は、知らないことにしよう。