東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

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2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

シャ行について

2016-06-26 15:23:29 | ノルウェー語 norsk
ノルウェー語の発音で難しい音、たくさんあります
日本語にも英語にもないような音
ちゃんと区別して発音しないとちゃんと通じないけど
日本人には区別が難しい音

たとえば sj-lyden と kj-lyden
(sj 行とkj 行という感じ?)

どちらも日本語に当てはめるとサ行(およびシャ行)なので
そもそもわたしにとって労せず出せる音は
サシスセソとシャシュショの8つ

あ、でも
外来語にはシェも使うから9つかな?

ところがノルウェー語では
日本の母音でいうところのアイウオそれぞれに近い母音が2個ずつ
これにエを加えた合計9個の母音があります
それに sj-lyden か kj-lyden かをあてはめると
理論上18の音が存在するわけですよ!

(確かめてないので全部の音が実際に使われているかちょっと自信ないですが
たぶんほとんどあると思います)

さらにこれに
ごく普通の s + 母音の音9種類を加えたら27!

日本語で9つしかないサ行(およびシャ行)が27音!
ざっと3倍!
これはもう半分くらい諦めていいよね…

ちなみに
sj-lyden は sj/ski/skj
kj-lyden は ki/kj/ky/tj
です、たぶん
手落ちがあったらすみません

たとえば数字の27の意の tjuesju
カタカナで書くとシューエシュー
最初のシューと後のシューが違う音

加えて方言がまたやっかい
この辺りではシェー音がやたら多くて
たとえば not much を意味する ikke mye
標準語では イッケ ミーエ(ムィーエ) と読むところ
方言で イッシェ ミッシェ

えー?
このシェってどのシェ?

だいたい ikke って日本語の否定の「ない」ですよ
頻出単語もいいところ
日本語で言えば「ない」が「にゃい」になっちゃってる感じ

わからにゃい
そんなことにゃい
怒ってなんかにゃい

ただでさえ半分諦めたいと思っているサ行(シャ行)
方言のせいで出番が半端なく多いという…

夏休みで先生の綺麗なノルウェー語から遠ざかって
聞こえてくるのは地元のシェーシェー言う方言ばかり
何を言っているかちっともわからないし
勉強するテンションが下がりつつあります

辞書のおもしろイラストとか見て
現実逃避したくなる今日この頃




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