東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

トラクター

2016-01-10 16:14:36 | ノルウェー山暮らし fjellgård
オスロで2泊した翌日
相方の地元へ向かいました

約400kmの道のりは
ところどころ雪が降ったり
一番寒い場所では外気温がマイナス24℃まで下がったりしていたものの
路面の状態は良くいたってスムーズ





ところどころ青空も見えていました

相方の実家へ寄ったあとすぐに家へ向かうはずでしたが
天気予報の現地の予想気温がマイナス28℃と低すぎて
ディーゼルがドロドロになるからトラクターを動かせないという話になり
気温が上がるまで実家に泊めてもらうことに

なぜここにトラクターが出てくるかというと
実家のある場所から相方の住まいまでは
冬の間普通の車での通行が困難になるからです

約10kmの道のりのうち
半分の地点までは普通に走れますが
残り半分は

①トラクター
②ATV
③スノーモービル
④スキー
⑤徒歩

のいずれか

スノーモービルやATVは
たくさんの荷物を運ぶ場合ソリを使うので
行程すべてに十分な雪が積もっていることが条件になります
それに囲いがないので気温によっては相当寒い…

結局
予報に反して翌日には気温がマイナス10℃前後に落ち着いたのですが
雪が極端に少ない箇所があることから
今回はトラクターが採用されました

「トラクター」と聞くと

♪燃える男の赤いトラクター

という古いコマーシャルソングが浮かびますけれど
(同年代の人しかわからないと思いますが…)

実際には田んぼで使うものとはかなりイメージが違います



人が乗る部分はキャビン状になっていてまあまあ暖かいし
前後にシャベルがついていてむしろブルドーザーに近いような…

後ろのシャベル部分にスーツケース類を乗せて
運んでもらいました



車の通れない約5kmの距離を進むのに
小一時間のスローペース

ここではあらゆることに時間がかかるようです





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