東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

離れていく太陽

2020-11-09 14:52:51 | ノルウェー山暮らし fjellgård
日本にいる間
雪が積もったり気温がマイナス10℃近くまで下がったりしていたというのが
まるでウソのように暖かい日が続いています

雪もほとんど溶けてプラス5〜10℃の過ごしやすい気温
でも日照時間はとても短くて
あさ7時頃でもまだ真っ暗で月明かりや星あかりがまぶしく
8時くらいにようやく東の空が明るくなってきますが
太陽が山の上に顔を出すのは11時少し前


(肉眼ではまだ星が少し見える)

でも晴れた日は山を登って高い場所へ行けば
少し早く陽の光を浴びられます

すっかり葉の落ちた樺の林はちょっと寂しい風景ですが
日光がふわりと差すとなかなか風情があると言えなくもないかも…



森の中を歩くとときどき足元に赤いものがチラリ
えっ、まだコケモモ?



凍ってしおしおになっているブルーベリーとはちがって
コケモモは寒さにとても強いらしく
食べられるクオリティの実がけっこう見つかりました
ビックリと同時にうれしい〜

太陽がいちばん高く昇るのは正午なのかもしれませんけれど
山の稜線の関係で12時にはもう日光はうちに届きません

家から少し下った場所にある橋まで降っていくと
少し違った角度から川面に反射している光を見ることができるくらい


(12時ちょっとすぎ)

あと1週間もすれば
完全に太陽のない日々が始まります

それにしても暖かくて
薪を作るための木を切る作業にはもってこい



気象がぐっと冬型に変わるまでに
できるだけ多くの木を切りたいところです


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