東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

チビ助

2020-06-16 10:07:05 | ノルウェーの動物 dyr
ここのところうちの庭に可愛い新顔が



左下に写っている灰色っぽいのはいつもの去年生まれの子ウサギで
矢印のあたりに今年生まれた子がいます
夏毛で生まれるので全身茶色
見えにくいですが…



ほんとうにカワイイ
ぬいぐるみみたい

このチビちゃんは去年生まれのお兄さん(お姉さん?)から
多くを学んでいる様子

たとえばわたしと相方が少し離れたところで話をしながら2羽に近づいていっても
すっかり慣れているお兄さんが逃げないのでチビ助も逃げません
(チビ助だけの時はわたしたちを見るとすぐに隠れてしまう)

チビ助はお兄さんが草を食べている間同じように草を食べて
お兄さんが顔を上げて辺りを伺うと同じように顔を上げます

そんなことを知ってか知らずにか
チビ助が近づきすぎると怒ってソーシャルディスタンスを教えるお兄さん
それでもチビ助は気づくとまたそうっとお兄さんと同じエリアで草を食べています

ここの野生のウサギのお母さんは子育てをしないらしいので
こどもは自分でいろいろ覚えていくのね…



夕立の多い今の季節
夜の10時すぎに見える虹は太陽の位置が低いぶんとても高くて
さえぎる物がないので180度のアーチ
(大きすぎてカメラに全部収まらず)

日が沈むと今度は夕焼け空がいつまでも綺麗で
なかなか家に入れない



ミラクルな夏の明るい夜
いつまででもウサギや景色を眺めていたくなります

それでもそろそろ寝ないとなー、と
2階へ上がってふと窓の外を見ると
納屋のドアの前になにかが



いる
チビ助


(ドアの右下に右向きで座っています)

こんなに小さいのに自分の姿がまぎれる場所をちゃんとわかっているって
つくづく野生の動物の生きる力に感心させられます

この日はここで長い間休んでいたチビ助
明日もいちにち生き抜けますように

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