誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

紅葉を求めて、由布岳(日向路)

2013-10-28 20:24:08 | 山歩き
紅葉を求めて、由布岳(日向路)

 台風は通過したし、天気予報は曇り⇒晴れとなっている。
そうだ!昨年の由布岳は、紅葉が終わってしまっていたから今年こそ・・・
AM5:50自宅を発ち、別府市から県道11号線へ入り由布岳の正面登山口を目指す。

 AM8:35登山口着!はやる気持ちを抑えつつ由布岳を見るとガスの中に紅葉が見え隠れ
           
            正面登山口
           
            ガスに隠れた由布岳
車を降りると、冷たい強烈な風が吹きつけ、辺りの登山者もヤッケや合羽を着込んでいた。
我々も、山ボーイ(山おじん)姿に、フリースの上着を着込んで、紅葉を求めて出発する。

 草原から樹林へ入り、合野越えには向かわず、右の日向路へと足を向ける。
木漏れ日を浴びながら、サクサクと落ち葉を踏む足音を聞きながら素晴しい色付きを
           
と、期待は一杯だったが、陽は雲に隠れ、落ち葉は水に濡れて、足音を奏でてくれない
そして、日向路の紅葉はイマイチの感だったが、日向岳が近くなってくると山が変わってきた
           
 ちょい日向岳に寄り道したあと、東登山道に合流すると辺りが一変して来る
足元は、鮮やかな赤や黄色の落ち葉の絨毯、天井は朝日に輝く紅葉が広がる。
うんうん、由布岳の紅葉は間違ってなかったね~
      
           
 たっぷりと紅葉鑑賞に時間を費やしながら、ジグザグに登山道を登って行く
やがて登山道が荒々しくなり、樹高も低くなって紅葉ともお別れとなる
 何箇所かのロープを過ぎ、東登山道の名所である鎖場の直登を越えて足跡を振り向く
           
            ロ-プ場
 東尾根から日向岳の裾野には、歩いた時には見えなかった素晴しい光景が広がっていた。
最後の垂直に近い岩場を越えると、木々がなくなり吹き付ける風をまともに受ける
           
           鎖場
 お鉢周回路になると冷たい横風に体が強張り、まともに歩けなくなる時もあった。
一度脱いだフリースを着込み手袋を装着して、風の吹きつける由布岳東峰に登り詰める
           
             御鉢周回から東峰
 山頂は思いのほか登山者は少なく、6人しかいなかったが皆寒さに震えていた。
慌しく証拠写真を撮影し、岩の窪みに身を潜めるようにして昼食つくりに掛かる。
      
            山頂
 本日のメニューは焼肉♪ だが、冷たい風で手が悴み箸が持てない
フライパンを焦げ付かせ、何とか焼肉らしく?してお昼ご飯にありついた (^。-)
      
            昼食
 寒さに震えて肉を焦がすyamahiroの傍らで、若い3人組の男性らは、
寒さも何のそのスパム和えの、超旨そうなパスタを作って食べていた。
 食事が終る頃、山頂が賑やかになってきて、皆さん風の当らない窪地を捜し求める
見ようによっては、早く場所を空けてよ~とも取れる、眼差しも多くて下山を決める。

 東峰と西峰の鞍部の”またえ”に下ると、西峰から悲鳴とも嬌声と取れる声が・・
声の方を見上げると、数名の登山者が、恐怖の屏風岩で強風と闘っていた。
こんな日に、西峰に登らなくともと、サッサと合野越えを目指して下って行く
           
       西峰屏風岩
 草原のジグザグ道から、樹林帯に入ると、素敵な紅葉のトンネルが待っていた。
あれ見て♪ こっちを見て♪ ワァ~素敵~♪、ネッちょっと足を止めて、写真とっていい?
何度も何度も足を止めながらも、合野越えに降り立ち、ちょっと逡巡したが”飯盛ヶ城”へ
      
いやはや!強風に吹き飛ばされそうで立ってられません!
 飯盛ヶ城から由布岳を振り向くと、朝には見られなかった青空と由布岳と紅葉が目に滲みた
            
            
yamahino腕では、遠い紅葉の素晴しさが伝えられません
想像してみてくださいな
 飯盛ヶ城の下りも風との闘いで、這う這うの体で登山口まで戻った。
     
     ***由布岳の紅葉は次のページで (^。-)


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コメント
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