誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、白岩山の石楠花大群落

2012-05-14 | 山歩き

 2012/05/06(日)・・・・晴れのち晴れ一時強風!


9日間のGWもいよいよ、ラストの日曜日を迎えた。
山の舞姫こと、ケボノツツジさんの舞いも堪能した♪
山芍薬さんにも十分に会った♪
石楠花さんは、あれ~?、出逢ったようで会ったないような?

 よし、GWのクールダウンを兼ねて、白岩山~水呑み頭の石楠花鑑賞だぁ~
自宅から、2時間ほど走って”ごぼう畑”の登山口に到着した。
まぁ~3時間程度の山歩きだから、食料は少なくザック重量は何時もの半分

 オオカメノ白い花とコバノミツバツツジ見ながら歩き足取りは軽かった。
杉越しに到着すると、小鳥の詩が一際多く聞こえてきたように感じたが・・・
峠から”駄賃付け道=霧立ち越”を左に、九州脊梁と平行するようにして白岩山に向かう。
早くも下山してくる山人に会うが、聞きたい花情報もグッと我慢して、挨拶だけで擦違った。

 白岩岩峰のゲートをあけて、中に入ると可愛い芍薬が迎えてくれた・・・と書きたいが
ここの山芍薬さんは、未だ目覚めず固い殻を閉じて風に震えていた。
白岩岩峰に攀じ登ると同時に先客さんの3人が下って行く、彼らの歓声を待ったが何も聞こえない
岩峰の南側は、一足早く山芍薬が咲くのだが・・・
岩峰を下る、期待むなしく花といえば、キジムシロとスミレだけのようだ。

 出口のゲートを抜けて、水呑み頭へ
縦走路から左に折れて、100mの急登を登ると”水呑み頭1640m"に到着する。
唯一開けた南に扇山が望めるも、はやる気持ちに勝てず”石楠花群落地へ急ぐ
緩やかな斜面を駆け下りると、夢のような花園のが広がっていて、まるで別世界だった
と、日記には書いておこうと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙
 
 折角、延岡から2時間掛けて、五ヶ瀬町へ、そして山に入って逢いに来たのにぃ~
石楠花の木はあれど花が少ないし、蕾も色付始めたばかりで、開花は1週間先か
1輪2輪の花を見つけては一喜一憂するしかなかった。
群落地はもう少し続くが期待は持てそうにないと思いながら、しぶとく探していると
3人組の男性客が林道へ下って、スキー場へ戻ると、変・な事おっしゃいながら抜いていった
しかし、この変な言動の3人さんが、思わぬ幸運をもらしてくれたのだった

 石楠花を諦めかけた時、おにいさん?ここ咲いてるよ~と呼ぶ声が届く
余り期待しなかったが、いざ行って見ると、そこの数本だけが見事な花を咲かせていた。
思わず駆け寄り、パシャパシャとシャッターを押しまくった。





 最後の最後に、石楠花さんに逢えて、今年のGWが幕を降ろした。
コメント
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