オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE310Aスモールパンチ逝く

2015年08月03日 17時50分39秒 | オーディオ

このところ最高のサウンドを奏でていた私がシステム


AC点火にこだわったノイズの多いシステムだが

ここ数日そのノイズに、一音が加わって、更に音が歪み出した




その原因を探ってみると、WE310Aであった




がーん、ショック!



こつこつとやっと4本買い揃えた310Aスモールパンチ




メッシュで揃えたかったが、手が出なかった


それでもせめてスモールパンチで揃えようと、

いろんなとこからかき集めてやっと揃ってきたものだった





ジー、のノイズだけなら我慢できるのだが、



歪み始めてはもうダメ、交換するしかない



といっても、スペアの310は




ラージパンチ




以前ラージとスモールを聴き比べた時は、かなりの音質の違いだったが

今はどうだろう?



あれから全体的にかなり音質の改善が図られている、

もしかしたらラージでも使い物になるんじゃないのか?



我がWE9 1Bレプリカアンプでは、初段で310Aを二本使って2段増幅をしている


310Aは二本共にNFBのループ内なので、音質の変化は少ないと言われているが




実はこの二本の差し方で、かなり音が変わる



スペアの音の悪い310Aラージを使うには

一段目に使うか、ニ段目に使うか



聴き比べて決めるしかない


まず初段を音の悪い310Aに変えてみる




第一印象は、音がザツ


91B特有な、パーンといった音の張りが

ボ~ンと鳴ってしまい張りが緩む




音の粒子が粗いのもよくわかる


粒子が粗いからキレもない


だから艶も無く音が悪い




以前聴き比べた時より明確にその違いが分かる

全体のクオリティが上がると、更にごまかしがきかない




音が悪いものは悪い、

310Aスモールパンチは、やはり優秀な真空管だ




メッシュになれば更によなるのはわかっているが



ガマン、ガマン

今度は音の悪い310Aラージを2段目に入れてみる

あら?音の傾向がだいぶ違う




初段でラージとスモールを聞き比べると、音の傾向は同じで

音の質が違った



だが二段目を替えると、鳴り方が変わる


明らかに中域の厚みが薄れる、音質はこちらの方が良い音かもしれないが、

鳴り方にかなりの違和感がある



なんだか124等のスタジオモニター的な音の良さ?にも感じられる





やっぱり私が好きなのは、

劇場用ならではの厚みのある中域を中心に力強く飛んでくるようなサウンド




二つのWE310Aの、個体の組み合わせによる音の違いなのか、わからないが

今はこの組み合わせが一番


なんとかスモールパンチが見つかるまでこれで我慢しよう




しかし、この音の雑な感じはなんだか他の真空管が勿体無い、



310ラージ使っている間は

300Bはレプリカ

整流管は5Z3の二軍で聴こうかな~~