オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

良い音の定義とは

2023年09月13日 10時25分21秒 | オーディオ

友人が数年前にラーメン屋を始め

その時は彼曰く、「ラーメンはインパクトだよ」とのことでした
 
 
 
当初の行列も次第に薄れ
またあ新たなインパクトを作り、それを繰り返しましたが
 
今は何故か素朴なうどん屋さんをやっています
何があったのかいつか聞こうと思うますが・・・、
 
 
 
オーディオも強烈なインパクトか、惣菜の様な素朴な音が良いのか
 
良い音を求めて、行ったり来たりの繰り返しです^_^
 
 
 
WE劇場用サウンドは明らかにインパクト重視のサウンドですね
 
ある意味、原音に更に味付けをして強烈な音の印象を与えています
 
 
 
これは映画や劇と云った、限られた時間の中で観客の支払う対価に見合った
 
 
または、対価以上の満足を得て貰うためには
 
多少味付けされた「インパクトある音の演出」は大切な事だったのだと思います
 
 
 
まるで豪華絢爛な食事で、煌びやかな外食といった印象の
 
そんな「演出されたインパクトサウンド」私は、これも好き^_^
 
 
 
 
 
 
 
方やWEでも、モニター系のサウンドは印象付ける音ではなく
 
 
しっかりと「正確に伝える事を目的にした」様な音造です
 
誇張せず正確に、しかも刺激も無く疲れる事も無い
 
 
それは、じんわりと心に響くサウンドでもあります
 
 
 
まるでお総菜のように毎日楽しめるサウンド
これも好きです^_^
 
 
 
色付けサウンドも、素朴サウンドも大切なのは
 
 
 
 
「良い音として重要」なのは、また聴きたいと思う音であることだと思います
 
それは心に印象付けられ、記憶に刻まれる音でしょうか
 
 
 
 
オーディオで心に刻まれる音とは、一体どんな音が音が再生出来ればよいのかというと
 
ひとつは演奏者の情熱までも再生でしょうか
 
 
「情熱をも感じられるサウンドを奏でる」ちょっとイメージ難しいかもしれませんが
 
そんなオーディオ機器が大切だと思います
 
 
 
それには聴きながら得る興奮があり
 
聴き終わった後の感動もある
 
 
 
そして、あの印象が忘れられず、もう一度聴きたいと思う欲求が湧いてくる
 
 
「また聴きたくなる」これが最も大切なのではないでしょうか^_^
 
 
 
それには単に音が良いオーディオ機器だけでは難しいです
 
確かにシンプルに「音が良い」これも大切な事だとは思いますが
 
 
 
 
意外に「単にシンプルに音が良いのは、記憶に残らないもの」だと思います
 
音の良さに感心はするけど、心に刻まれる感動は
 
 
「シンプルに音が良い」だけでは無理だと思っています
 
 
 
 
私が聴いた限りでは劇場用の「インパクトある音も」
 
モニタースピーカー等の「正確に伝える音も」同じでですが
 
 
 
 
「シンプルイズベスト」だけではなく
 
 
「大変な手間と、オーナーの情熱」を掛ける必要があると思っています
 
 
誤解が無いように、勿論シンプルイズベストは大切ですが、全てがシンプルだと素っ気無さが音楽に現れて
 
心に残るようなサウンドは、なかなか奏でられないと思っています
 
 
 
 
ときに素材を活かして、シンプルな料理や音楽もいいですが
 
 
でも、一手間ふた手間と、手間暇と持てる技術と情熱をかけて味付けを加えた料理も
 
美味しいです
 
 
 
 
やはり音楽と料理はよく似ていますね
 
 
料理も音楽も大切なのは、鮮度の良い素材、味和深い素材、音楽では良い音源のソフト
 
無論、料理道具と料理人の経験も大切なのは、オーナーが選ぶオーディオ機器も同様です
 
 
 
素材(音楽ソフト)を活かすだけではなく、オーナーの味付けが心に残るオーディオでは大切だと思います
 
 
 
何度も書いてきましたが、シンプルなオーディオだけでは無理なんです
 
増幅はアッテネーターを使ったパワーアンプのみの一段増幅では
 
 
「再生音楽の感動は得られないと思います」
 
 
 
 
 

再生オーディオの印象に残るような、音の力強さ、太さ、エネルギッシュな音造りには

実はプリアンプで電圧増幅を行う事が、最も大切なひと手間だと思っています

 

 

我が家ではレコードが主体ですからもうひと手間、カートリッジが拾った超微細な信号を

フォノイコライザー「アンプ」がRIAA補正しながら、ラインレベルに「増幅して」ラインアンプに信号を送ります

ラインアンプで更に電圧増幅した信号を、最終のパワーアンプで増幅しますので

 

「音に手間が掛かっています」

注、確かに手間を掛ければ、ロスするものや無駄な雑味も増しますが

そこを「魅力に変える」のがオーナーの腕前だと思います。

 

 

云わばこれがオーディオの醍醐味であり、最も大切な事だと思います

 

 

言い方が悪くて申し訳ないですが、腕が伴わない料理人が好むのが

フェーダー等のアッテネーターで音量のコントロールを行い

 

パワーアンプのみで音の増幅を行ったサウンド

 

「シンプルで音が良い」と言われる方も多くいらっしゃいます

 

ある意味、否定はしませんが私には、やせ細った骸骨のような音に聞こえます

下処理が不十分で、「旨味を引き出せていない」味も素っ気もない未熟な料理に感じてしまいます。

 

「どんこ」などの乾物を上手に戻さずに、いきなり料理しているというか

かなり手抜きな料理のサウンド、これがパワーアンプ・ダイレクトサウンドだと思っています

 

 

手間暇(フォノアンプ・ラインアンプ)を掛けて増幅しても、直結でも

音の大きさは同じかもしれませんが、コク(音の深み)が全く違うと思います

 

 

料理をするようになって分かったのですが、

やはり素材毎に下準備したほうが美味しく出来上がると思います

 

音も同じように、下準備(前段増幅)が大切、パワーアンプだけの増幅は

素材の良さが分かると言いますが、それだけかもしれません

 

音の旨味である「音楽の楽しさは」発揮できないと思います

 

 

十分な手間暇(下準備が出来た)をかけたサウンドは

パワーアンプの出力管はそんな重要では無いと思っています(整流管は大切)

300Bは意外になんでもOKです(笑)

 

 

 

 

 

それと、最も大切な事かもしれませんが旅して分かるのは、美味しいものは

 

季節と育つ土壌(場所)も大切」ですね

 
 
オーディオで、おいしい料理は一人では難しいです(土壌)身近なオーディオ・フレンド
 
これは良くも悪くもですが物凄く大切な事だと思います(笑)
 
 
 
 
「素材」「料理人」そして「季節と土壌」が上手くかみ合うと
 
ほんとにおいしい、感動的な料理が出来ると思います
 
 
 
 
心に残るような感動的なサウンド
 
やはりこれが「いい音の定義でしょうか?」

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