それは突然のパラゴンさんらかのメールだった
P:515FCの片チャンネル並列接続で何Ωですか?
えっ?
私:16Ωをパラレル接続で8Ωで使用しています
P:いや、違いますボイスコイルではなく、励磁コイルの抵抗値は何Ωですか?
?
あっそうか何Ωって聞かれても、そうかボイスコイルと励磁コイルの二つがあるんだ
なんてマニアックでややこしいスピーカーなんだ
そう言えば、そういったスペックを何一つ聞いていない
T氏に尋ねると一本26Ωとのこと
へーそうなんだ
それををパラっているので約13Ωになる
パラゴンさんは愛器、励磁パラゴンをタンガーバルブ6本で整流している
タンガーバルブ以前に使用していたセレン整流電源をスペアとして3台所有しているとのこと
私のブログで、とりあえず電源で電圧を変えて磁束密度の調整をしているのをみて
パラゴンさんが今は使っていない電源があるので電圧があえばと、
思ってのメールだったそうでした
ありがとうございます
パラゴンさんがお持ちのセレン電源は
ウーハー用は15V 8.7Ω
ドライバー用は23V 19.6Ω
ツイーター用は12V 16.3Ω
中途半端が嫌いなパラゴンさん、使用する各ユニットごとに
専用にコイルを巻いてインピーダンスに合わせて専用に電圧を設定してあるため
可変することは難しいとのこと
P:なかなかぴったり合うのが無いかもねー
私:インピーダンスと電圧は比例なんですか?
P:いや、そうとも言えないんだよ、繋いでみる?
はい
てな訳で3台のセレン電源の電圧の高い2台を借りてきました
かっこい
メーターもついている、左右を切り替えて別々に電圧を測れる優れもの
セレンもかなり大型のものだ
作りも使っている部品も凄いマニアック
観ているだけで良い音しそうだ
試しにつないで電圧を測ってみる
まずは、一番電圧の高い18.6Ω23Vのを測ってみると
お~
良い感じ実測で24.5Vも出てるではないか
これは使える!
この状態で、上だけセレン電源で取り敢えず音を出してみる
うオ~、すごい、厚みが量がまるで違う
これは本物の音
これは大変だ
もう一つの電源も試してみる
8.7Ω15Vを試してみると
やったー
実測で21.2Vもでてる~
これはピッタンコ
今までのとりあえず電源で試した、上下アンバランス電圧のベスト電圧とほとんど同じ電圧
上のユニットはもう少し電圧が欲しいがここまで出てれば充分かもしれない
音を出してみると、
感動~!
なんなんだ今までのこの「取り敢えず電源」の薄っぺらい音は
セレンは凄い
音の厚みが、深みが全然違う
だから当然迫力が違う
今となっては発がん性物質の塊のようなセレン整流気だが、この音の説得力はすごい
お~、交響曲が響く響く!
どうしよう、このセレン電源まるでこのシステム専用に作られたかのようだ
我がシステムにぴったり
でも、パラゴンさんの愛用品、
今は使っていないとはいえ、タンガーが切れた時の予備の電源
返せって言われるのかな~
パラゴンさんは太っ腹だから・・・・・・・
ありがとうございます
しばらくお借り致します。
感謝!感謝!
だけど・・・
考えが、あまい・・・
ダンディーなお腹?
心の豊かさがお腹に出てる?
?
やっぱり考え甘いですかね?
あのホロー抵抗外すと26Vくらいになるような気がするんですが・・・・