我が家のリスニングルームや、リビングにあるオーディオシステム
今更ながそのシステムをよく見ると
市販の製品がほとんど無い(笑)
まあカートリッジは市販製品ですが、組み合わせるプレーヤーシステム
MCトランス、フォノイコライザー、ラインアンプ、パワーアンプ
スピーカーシステムも、ネットワークも製品として売られた事もないものばかり
WE&Lansingの組み合わせ等々、あり得ない組み合わせや
励磁電源もが全てがワンオフの一品限りの物ばかりです
物を作り、音を楽しむのか
音を楽しむために物を作るのか
何れのケースもあるような気がするが
奏でるサウンドは「オリジナルサウンド」(笑)
ときどき「どんな音なんですか?」
と聞かれるが、「例えようがないサウンドです」としか言いようがないです
昔はちゃんとハイエンドと云われる、オーディオも楽しんできたが
どの製品の音にも、不満が残り満足はしなかった気がする
振り返ると楽しかったり満足が得られたサウンドは、自分で改造したり、作り上げたものが多かった
自分で作る満足感、これが音にも影響するのだろうか?
たとえ他人からは酷い音と言われても、自分で作ったからいい音に聞こえるのかな?
そんなワンオフ製品で楽しむオーディオに、また一つ新たなワンオフを目指します
WE22Aストレートホーン計画
テストのべニア板ホーンの結果場素晴らしいものであったので、早速制作に入ることになった
制作は無垢板を積み上げて作ろうと思う、合板のホーンは何か失う音の情報が有るように思えるので
最初は近くのホームセンターに売っていた米松で作ろかと思って買ってきたが
表面が荒く、磨いてみると木の密度が何やらスカスカな気がする
もう少し目の詰まった素材は無いと探して、赤松に決めました
赤松の厚み2.4幅4.8丁度いいと思うこれを使う事にしよう!
作り方はいろいろ考えたが、やはり台座を作って、
その上に無垢材を並べていく方式にしました
台座をどう作るか考えましたが、一番簡単のは22Aの内寸のホーンを作れば簡単
早速、今度は厚めの合板を買ってきて曲がり安いように、スリットを入れました
大体一作目で曲がるストレスが分いたので、
入れるスリットは三センチ4センチ10センチで入れました
手慣れたものであっという間にできてしまいました
うーん、これをそのままホーンにしてもいいかも
・・・
と思うほど出来がいい(笑)
もしかしたら、ほんとにこれを使うかもしれない、
いや薄っぺらいプロトタイプがいいかもしれない
今までの経験上真剣に作ったものより、適当にテストで作った物のほうが音が良いことが結構あったが
いやいやこれは、単なる台座に過ぎない、
無垢材本のホーンのほうが絶対に音が良い
と自分に言い聞かせて積み始めた
四角い木材を丸く積み上げるには。角材の一片をカットしなければならない
その為の専用治具も作りました、角度は台座のカーブを見ながら
一本一本削ります
なんとか形になりそうです