強烈な低音を発するウーハーを入れたため
全体のバランスが大きく崩れてしまった我がシステム
今一番問題なのは、高域が出ない
でもおかしい、515のユニットを使っていた時は、煩いほど出ていたのに
低域のユニットを交換しただけで、高域が出なくなるのはおかしい話
ほんとに出ていないのか、確認してみると
笑っちゃうほどの、かまぼこ型だが高域の音は出ているようだが
でも高域が聞こえない
歳で耳が悪くなったのか?
まあそれもあるかもしれないが
一番に考えなくてはならないのが、各ユニットの能率の問題
実はWE597Aボストイックツイターは能率が低い
正式な公表はされていないがたぶん90dbは無いと思う、288ドライバーに比べるとかなり低い
Lansing 415はこれまた公表されていないが、かなりの高能率だと思う。
正式な数値がわからないので、結局は自分の耳に頼るしかない
これは自分の経験上で何の根拠もないが
数値としては出ているが、聞こえないのは、
吸われているか
食われているか
(注※おかしな表現ですね、笑って読んでください)
定在波の問題もあると思いますが、部屋に消されている場合も多くありますが
今までと位置も、ネットワークの数値も変わっていないのだから、部屋に吸われているのではないと思う
では、低域に食われている?、
オーディをやっていて不思議なことがよくあるんです
ツイーターを変更したり調整したり高域を試行錯誤していると、その変化が一番出るのが
何故か低域、
あれ?いじったのは高域なのに、なぜに低域が良く出てきたりトランジェントが良くなったり
あれ?
こんなご経験は皆様は有りませんか?
・・・・・
だいたいいつも、何事においてもそうだが「自分の思ったようにはならない」
仕事でも
こうすれば、こうなる!と思って行動しても「全く反対」の結果になることが多い
ゴルフでも飛ばそうと思って「力任せにめいっぱい打てば」飛ばないで曲がる
力を抜いて、楽―に振ってやれば、曲がらず飛ぶ
そう、何事も逆が多い
私の人生論だが
思ったことをやろうとするならば、逆の事をやればいい
「リバース理論」?
・・・・
(笑)
この理論からすると、今回高域が消えた原因は「低域」に問題がある
(※私の耳の衰えではない)、
低域に食われた高域を呼び戻すには
またしても低域の改善
(何経っても同じようなことをやっています)
低域改善計画その1
ネットワークのクロスを変えてみるのも手段だが、簡単にはできない
以前、音に張りを与え、無駄な音を消した「密閉方式」を試みる
オープンバックに取り付ける、とシャラ―ホーンでは明記された様だが・・・
ミラフォニック・バッフルにバックカバー方式で、スピーカー後面を塞いで
密閉型にしてみる
メリットしては、低域が締まり、背面に出た音が返ってこないのでクリアーになる
デメリットとしては、量感が減る
さてさて、どうなることやら
とりあえず4本全部塞いで、完全密閉
あれ?
どこか壊れたかな?
全然低音が無くなってしまった、中域音はこもったような、高域も曇った音
なんだこの音は、これはどこかが壊れたような奇怪な音
あれ?こんなはずでは・・・・
515の時はうまくいったのに
低音が消えた原因は・・・・
515はB以降のバスレフ用のふらふらエッジ、ふらふらダンパーの駄物を、励磁改良したもの
良く動くコーン紙だが、音のしまりは無いユニットだった
今度の415は動かないFIXエッジ、ダンパーは硬質な紙のベークライトダンパー
空気容量の小さな箱で密閉したのでは、振動板がうまく動かないようだ
結果は音にならない
リバース理論の更にリバース結果が出てしまった(笑)
私は、こんなことでは怯みません
じゃあ、とりあえず上の箱を外して、下だけ密閉、上はオープンバックの方式でやってみよう
おっ、なかなか良い
いいとこどり?
下も出るし、そこそこ張りもある
だが
うー
低域はある程度改善されたが
でもこれは、高域が改善されたとは言えないし、
全体の音は「楽しくない」
四つ外して全て、オープンバックに戻してみると
おーこの迫力、厚み
これを消しては何の魅力も改善の意味もない、
密閉にするならもっと容量を増やさな変えれば意味がないようだ
密閉化計画はとりあえず取りやめ・・