オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

今どき?パシブラジエーターPR15の調整

2018年05月10日 17時44分18秒 | オーディオ

今時こんなことやってるのは、日本中で俺だけかもしれないな~


まあ、時代に取り残されたオーディオマニアなんだから仕方ないか



JBLは43・・シリーズも使ったが、実はコンシュマーのほうが好きだった



中学生の時、初めて聞いてオーディオにのめり込むきっかけになったのもJBL L200B






当時、あのリアルで抜けの良いサウンドは衝撃的だった



43・・のプロ用の締まった迫力もいいのだが、

音が繊細で伸びやかなコンシュマーのほうが好みに合った



L40、L150、L220、L300と四台のLシリーズを所有してきた




手元に残っているのはこのL220アルニコとフェライトのハイブリッドユニットモデル





当時、このL220を買って不満だった薄い中域を何とかしようと、

コンプレッションドライバーLE85を搭載しようと思い悪戦苦闘したが、挫折に終わった苦い思い出のスピーカー




このL220は見た目は迫力がありそうだが、迫力があるのは低域だけ


中高域はおとなしいスピーカーだ




おとなしいといっても同じようなユニットを使っている4311などと比べての話



ガンガン鳴る4311と対照的な音で、朗々と鳴るL220



その秘密はパッシブラジエーターかな?





このパッシブラジエーターはJBLはかなりの機種があるが、このPR15Aは最大級


本来はオリンパスのように駆動スピーカーと同行口径のパッシブラジエーターを使うものだが


小さい駆動スピーカーで大きなパッシブラジエーターを駆動する変わった方式



小さいパッシブラジエーターで使われる重りは紙だが




この駆動比率で使われる重りはかなり重い金属の円盤




これがなんと二枚も入っている



これが鳴り響く重低音の理由だが、JBLはこういう音作りが好きなのか





軽いコーン紙に、わざわざ金属リングの重りを入れたり


重く白いダンプ材を塗ったり・・








こんなんでF0下げても本当の低音じゃない・・・・・、


と当時は思ったが、今は大人になったから、これも楽しむ





ってことでドロンコーンの重りの調整をしています。



重りは二枚とも外していましたが、久々に二枚入れて音を聞いてみると



お~~、

すげー違和感たっぷりの重低音




このスピーカが発売された時代背景を映し出すサウンドです


そうです。デスコサウンド!

このL220の翌年発売された後継機L222はその名も「ディスコ」でした




重低音が響けばそれでOKのスピーカーだから仕方がない




もう一度二枚とも外してみると、あれ?かなりももの足りない



重りを入れた本来の音を聞いてしまうと、長年聴いてた重りなしが物足りない





仕方ないので半分の1枚を入れてみる、



う~ん、我慢どこかな~


もうちょっと軽い重りを見つけてみようかな~






悪い病気でいじりだすと止まらない、


で、お決まりの





低域がいい音で決まれば


今度は



中域が物足りなくなり、・・・・


やがて・・・





オーディオマニアの悲しい性だが、まあ今回は低域のチューニングだけにしよう、



リビングのFMとテレビ用のスピーカーなんだから




しかし、デジタルアンプがいいのか分からないが、昔に比べてやけにおとなしくて音がいい



4311をガンガン鳴らして、耳から血が出る~~


なんて頃が少し懐かしい、




今は、大人の音、響くジムランサウンドですね。