フォノイコとカートリッジの組合せに続き
ターンテーブルとカートリッジの組み合わせを確認しておこう
ターンテーブルの音、その音の違いの一つはターンテーブルそのもの、の音
その素材によるものなのか、構造によるものないの、その音の違いは大きい
まずはガラード301を叩いてみる
マットを外してターンテーブルを手で叩いてみると
キーン、カーンと密度のある響きの良い音
ガラードのターンテーブルの素材の音はすばらしい
その素材の音の良さが、システムの音の良さにも大いに貢献していると思う
砂入マットを敷くことでかなり鳴き止めにはなりますが
ガラードのおとの良さはターンテーブルの音の良さでもあると思う
トーレンスTD150は、叩いてもほとんど音がしない
コン、と指が当たった音だけで、響きはほとんど無い
音は少し重い音、マットを敷いても音はほとんど一緒
これほど響きが無いターンテーブルだとは思わなかったが
トーレンスはピーク・ディップの無いわりと素直な音のするプレーヤーである
今はデッカ専用のターンテーブルだが、他のカートリッジも癖なく静かに鳴らす
こいつを叩くと、こ~~~んと、わりとカン高く、
ガラードの様に透き通った響きではなく、濁ったようなにじんだコ~~ンより
ご~んに近い大きな音
ゴムマットが無いせいかいつまでも鳴り響いている
この響きの良い?、響きすぎるターンテーブルにバリレラを組み合わせたときのなり方は
おとが飛び出してくるような
明朗な響きのある音、かなり楽しい音であった
この17インチターンテーブルに今度はオルトフォンSPU
この組み合わせを試してみたが
う~~ん
バリレラではあれだけのキレと、エネルギッシュなサウンドを奏でていた
が、SPUでは全く精彩が無い音
何が悪いって、全く楽しく無い
弦楽器を聞いたのだが、弦が緩い?、太い?輝きが無い
低音が真ん中からでてくる、量はでてるが、これは低音とは呼ばない気がする
ガラードでSPU
素晴らしい、シャープな音でキレと輝きがありる
音楽が楽しい!
これほど音楽が違うとは、思わなかった
しかしこれは大変な問題だ
もしかしたら、マイクロトラックと、オルトフォンは相性が悪い?
イヤイヤそんな不吉な事を考えるのはよそう・・・